BUNさんのプロフィール
- 書いたレビュー 16件
- 参考になった件数 22件
- ★★★★★5
突然入荷されていたことに驚き、思わず買ってしまいました。
小型で取り回しがよく、完全な一体成形で剛性は問題なし。600グラム台でもサイズがサイズなだけにずっしり重く感じます。箱出しの刃付けも斧としてはかなり鋭いと感じました(個体差はあると思います)。
パラコード巻きのグリップは握り心地の好みが分かれると思います。個人的には突出している結び目が手の内側に当たりやや違和感がありますが、そのままでも使用するには問題ないかと思っています。パラコードの色を変えたり自分好みに結びなおすのもこうしたグリップの醍醐味なのでその内実践してみる予定です。
カイデックスシースは脱着が固いのでドライヤーで温めて少し緩めました。付属のテックロックをベルトに通し、アックス本体を下方へ引っ張ることで素早い取り出しが出来ます。この辺りは如何にもタクティカルアックスといった性能で満足しています。
- ★★★★4
お店の対応はとても丁寧でした。購入後の質問にも対応くださりありがとうございました。商品ですが、同社のSeal Pup と比較するとグリップの長さはほとんど変わらず、ブレードが大きくなったという印象です。ですが重量は僅かにハンドルよりで先端が重く感じると言うことはなく、かと言ってハンドルヘビーというわけでもない良いバランスかと思います。鋼材はAUS-8で決して高級ではありませんが、SOG社のナイフは低温熱処理"Cryogenic Heat Treatment"で時間をかけて焼き入れを施すことで鋼材のスペックを高めているという特徴があります。私の経験では同じくAUS-8を使ったSeal Pupをアウトドアで使用(バトニング、フェザースティックなど)した限りで目立ったエッジトラブルに見舞われたことはありません。HRCも57~58あるということで、幅広い用途に向いてるのではないかと思います。シースも良く出来ており、ホールド性もありつつ固すぎず、素早い抜き差しが出来ます。個人的にはベルトループのボタンを閉じる必要はないと思っているので、アルティクリップにでも買い換えようかなと思っています。
〈追記:2024年10月3日〉
購入後、約4ヶ月の間使用してきましたが、シースに無視できない問題点を見つけたので追記いたします。ブレードを抜き差しする際にエッジが内側と擦れることで切れ味が落ちる現象が発生します。FRNを用いたシースはコールドスチールが有名だと思いますが、SOGもそれに近いものを採用しているようです。エッジが内部に当たらないよう注意していても避けにくい箇所があるのか、抜き差しを繰り返している内にベリーの辺りが鈍っていきます。熱処理が丁寧に施されているとは言えAUS8は長切れするタイプの鋼材ではありませんが、シースが切れ味の持続を妨げるというのはどうなのでしょう?切れ味を下げてまでシースの剛性を上げる必要があるのか、通常のカイデックスではいけないのか、疑問が残る結果となりました。星評価は-1で4と改定しました。
- ★★★★4
ブレードの鋼材を含めて素材に難は無く、バックロック式の折りたたみナイフとして秀逸な出来栄えだと思う。片手で開刃することは簡単。しかし昨今主流のナイフと比べると若干構造が古く、刃を閉じるプロセスにはこつが必要になる。私の場合、フレームの隙間から注油を行い動作をスムーズにした。昔ながらのナイフにある程度慣れている方であれば難なく使用できると思う。しかし現行主流となっているスムーズなワッシャーやベアリングの搭載されたフォールディングナイフに慣れている方には少々使いにくいかも知れない。とは言えクセな使い勝手の良いナイフであることには間違いない。お勧め。
- ★★★★★5
幅6センチ以内、長さ30センチ以内のナイフであれば収納可能だと思う。私はコンドルのDUNDEE BOWIEという大型ナイフ用 のシースとして購入したが、思っていたよりもしっかりと収まってくれたので一安心。
ナイフを固定するためのベルトループの類いはないが、大型のナイフを収納すれば必然的に重量が下方へかかるようになるので腰に下げている際にナイフが抜け落ちるということは無さそう。寧ろ片手で刃の出し入れが容易なので枝切り作業などでナイフやナタが必要なときは今後重宝しそう。
こういうナイロン製の汎用シースは各サイズに適したものがどんどん発売されてくれると個人的には助かる。
- ★★★★★5
実用に特化した大型ナイフという印象
比較的古いモデルと言うこともあってか、箱出しの切れ味は必要最低限という感じ。セラミックシャープナーを軽くあてれば充分使える刃になった。
塗装のムラ、ハンドルの傷、血抜き溝のミスなどあるが、実用品として購入したので個人的には気にならない。
写真で判断した限り、ハンドルは滑りやすそうに見えたがいざ使用してみると素手でも滑りやすさはあまり感じず、使い易かった。ナタの持ち手に近い形状で、後端を持って振っても手から抜け落ちにくいのは良くできていると思う。
総評としては、コンドルらしい無骨な実用刃物として、良心的な価格で手に入る大型ナイフの中ではとても優良な商品に思える。
- ★★★★★5
6,7年前に同社のマグナムククリマチェットを購入したが、それは驚くほど刃付けがされておらず、エッジが切ってある鉄板状態だった事を覚えている。なので今回購入したボロマチェットも自分で研げること前提の商品なのだろうと思っていた。しかし驚いたことに箱出しの状態でそれなりに刃が付いている。添付写真1枚目の通り、しっかり鋼材の素地が見えるぐらいにグラインドされており、そこそこの切れ味があった。価格が安いだけに荒っぽい刃付けではあるが、マチェットとして使用する分には十分ではないかと感じた。また、タングはグリップ後端まで届いている様なので剛性もそれなりに高いと思われる。(写真2枚目参照)不満点としては、エッジラインが依れている点が挙げられる。(写真3枚目参照)と言ってもマチェットなので個人的にはそこまで気にはならない。総合評価としては、今の時代5,000円を切る値段で箱出しのままある程度の性能があるマチェットは珍しいと思うのでかなり満足している。流石はコールドスチール。
- ★★★3
星評価は「3」ですが、実際の満足感は「2.7」程度です。
米仏ナイフ格闘のプロ、フレッド・ペリン氏とマイケル・ジャニッチ氏がコラボした一品。アグレッシブなウォーンクリフブレードはジャニッチ氏が手がけたスパイダルコのヒット商品、YOJIMBOと同じく近接格闘に特化したスタイルと言える。
とても魅力的なナイフだが、雑な点が多い。・刃のグラインドにミスがあり、角の一部が削られている。(写真参照)・シースが固すぎて手入れが必要(ドライヤーで温めて、ナイフを納めてから冷やすという方法を用いました)・シースから引き抜くことでブレード表面に傷が付く。用途が用途なだけに気にするべきではないのかも知れないが、それなりの値段を払った購入したのでショックは大きい。
シースによってナイフに傷が付くという点が一番気になる。実用していく内に傷が付くのは全く気にしないが、新品を少し触っただけでダサい傷が付くのは落ち込む。
個人的な感想としては、このナイフはコレクションには向かないと思う。
- ★★★★★5
完成されたサバイバルナイフという印象があります。
取り寄せ品であったことと海外でも品薄であったために入手できないかと思っていたのですが、今月頭に無事到着しました。
ナイフ本体についてですが、低い位置からのセイバーグラインドにセカンダリーエッジをつけた状態なのでなので箱出しのエッジの出来栄えはあまり期待していませんでした。しかし意外なことに紙を綺麗に切れるだけの切れ味があり、充分に感じました。おそらくショルダーを落として連続的なベベルジオメトリーを形成すれば切れ味、刃持ちともにかなり高い実力を発揮するのではないでしょうか。
TOPSの1095カーボンスチールは焼き入れにこだわっているだけに、同じ鋼材を使用した他の低価格帯のナイフよりも一線を画した品質が期待できると思います。メーカーの商品が平均して高額であるために手が出しずらかったのですが、手に取って実感した限りでは、価格に見合った品質を提供していると思います。
【追記】気になっていたのでハンドル内のタングの状態を調べてみたところ、軽量化の穴が空いていませでした。フルタングの中でも強度は相応高いと思われます。
SOGのテックボウイ用に購入しました。コールドスチールが有名だと思いますが、SOGの一部のナイフでもFRNを使用したシースがあり、切れ味を落としてしまう現象が発生したので代わりとなるシースを探していました。値段も安く、色々なナイフに対応できて便利だと思います。全体的に幅が広めなので携帯性にはあまり優れているとは言えませんが、ナイフのエッジを保護する目的は果たせているので購入して良かったと思います。