SOG ボウイナイフ S10B-K テックボウイの口コミ、レビュー
- ★★★★★5
ベトナム戦争中、幾度のサボタージュ活動によってベトコンに多大なダメージを与えたと言われるアメリカ陸軍特殊部隊MACV-SOGであるが、このチームが採用したボウイスタイルのブレードがオリジナルのSOGナイフとして知られるが、日本製だった事でも知られている。万が一ベトコンに捕獲された時の事を考慮して、アメリカ製の軍用装備品を身につける事を許されなかった彼等は、ブランドロゴ無しのボウイナイフを身につけていた。最近、市場に出回っているSOGナイフの大半は台湾製であるが、自己の過去の経験より言えるのは、クオリティー的には関物(岐阜県関市製)のものよりも遥かに良いか、少なくとも同等であるのと、ベトナム戦争に投入されたオリジナルのSOGナイフにしても、アメリカ製ではなく日本製だったので、当時のアメリカ人にしてみれば今の中華製の一品同然だったのであろう。要は何処の国で生産されたか?ではなく、そのナイフが持つクオリティーが一番重要なのである。動画で観た限りでは、ケーバーナイフをも凌ぐ耐久性を持っているようだ。なので、当方のクラブマガウェポンでもある。
- ★★★★★5
恐らく10数年位前にSOGがリリースしたタクティカルナイフで、テックボウイと呼ばれる一振りで、サイズ的にもスーパーボウイよりもコンパクトなので、当方が得意とするナイフを用いての接近戦闘術ではかなり効果的なブレードである。軽量で取り回しが良い割には刃厚があるので、このモデルの一番の得意分野である対人兵器として、又はサバイバル・ユティリティーナイフとしても耐え得る剛性を持っている。アメリカ本土のナイフ愛好家達によると廃盤になる可能性があるとの事なので、コレクターアイテムとしても価値が上がるであろう。なので、お早めに!!!
- ★★★★4
同社のシールズナイフを数振りコレクションと実用とに分けて所持していますが、いつも思うのは付属のシースがナイフの出来と程遠いものなので、ナイフ相応のクオリティーのカスタムシースを特注で作ってもらっています。本品、テックボウイと呼ばれるユティリティー・ファイティングナイフで、スタンダードサイズのケーバーナイフより一回り小さいものの、重量に関してはケーバー1271ブラックファイターナイフに匹敵するので、チョッピングやバトニングなどのシナリオでは一回のスイングで小枝を掃う事が可能です。ブレードにはAUS8の安価で錆に強いステンレス鋼材が使われており、ハンドルも樹脂製で滑りにくいので、水回りで使うには何ら支障はありません。
ただ、付属のシース開発にもっと力を入れて欲しいものです!
美しい形状といい、また金属全部分に施されたTINIと呼ばれる透明感ある黒のコーティングといい、またタクティカルナイフとしての優れた機能性といい、クラブマガプラクティショナーである当方を喜ばせてくれる一丁なので、今日もまたクラブマガのナイフ格闘術の一人稽古に精を出した。厳密には刃長16.2センチ、重量310グラムのタクティカルブレードで、同ブランドならではの焼き入れ工法がブレードに施されているので、日本製のAUS8ステンレス鋼でありながら、炭素鋼でできたブレード並みの強度と粘り強い鉄質を持つ。当方の愛刀で「史桜(みお)」ちゃんこと、SOGテックボウイであるが、もうじき廃盤になる可能性があると噂されるモデルなので、入手はお早めに!