Ontario アウトドアナイフ SP-6 直刃 1095炭素鋼の口コミ、レビュー
- ★★★★4
ブレード形状が同社の[OKC キメラ]に似ている(はぼ同等)見た目の好みで購入。バランスが少し刃先側寄りではあるが、割と長目のブレードに見合って個人的にはしっくりする。ハンドル材も同じだが、通常の使用ではこちらのほうが角が有る分扱いやすく思う。ただヒルト部も同材質なので、たしかに柔らかく少々頼りなく感じる。あと、シースは汎用品風なもので見た目は良く無いが機能的には問題無い。1095炭素鋼ブレードの通常用途品としてはお買い得感を持った。
- ★★★★★5
オンタリオのSPシリーズらしく手頃な価格で非常に壊れにくく、刃付けがしやすく、良好な切れ味とそこそこの刃持ちがあり、ハンドルの保持力が高く、ファイティングの名を冠していながらも重量バランスなど気にせずに作られたようなナイフです。
箱出し時点では刃付けがされているのか怪しいレベルの鈍器ですが、幸いにも高炭素鋼なだけあって研ぎやすいため最低限の研ぎの技術、もしくはある程度の性能を備えたシャープナーがあれば中々良いナイフではないでしょうか。
特徴としてナイフの全長からは考えられない程に軽量ですが、中々に立体的なクレイトンハンドルのため重心はかなりハンドル寄りな印象です(グリップ次第である程度変わりますが)。ただハンドルの保持力や衝撃吸収能力はかなり高いので、その点は流行りのG10やマイカルタにも勝っています。
しかし、ヒルトが5,6年程前に購入したSP2に比べてかなり柔らかくなっているのはやや気になりました。昨今オンタリオはナイフの鋼材を1095から1075高炭素鋼に変更するなどの大規模な仕様変更を発表していましたが、シースやハンドル等はそれ以前から仕様変更が行われていたという事なのかもしれませんね。
総評としては研ぎの手段さえ持ち合わせていればコスパの良いナイフだと思います。
本品、ケーバーナイフのオンタリオバージョンで、サイズ的にはケーバー社のモデル1271ファイターに匹敵するかと思われる一丁です。ブレートに使われている鋼材もやはりケーバーナイフと同じ炭素鋼でできており、ブレードの研ぎがしやすく、また至って強靭そのものです。肝心な斬れ味ですが、箱出しの状態ではまず切れないので、研ぎを施す必要があり、初心者ではちょっと辛いかも知れません。とりあえず、おススメしたい一丁だと思います。