DEFCON 折りたたみナイフ Raptor カランビット TF5221-2 ブロンズの口コミ、レビュー
- ★★★★4
元は東南アジア諸国の一般大衆の手にある農工具で、よりコンパクト化し、斬れ味に特化したタクティカル・ミリタリーウエポンとして昇華したのが、今日のカランビットという武器です。サイズは武器としての要領を満たしてはいるものの、重量的にはまさにれっきとした農工具なので、腕力に自信のあるユーザー向けか、もっぱら農工具ではないかと思います。デザイン的にも洒落ているので、東南アジアの若いお兄さんが畑仕事などで使っているイメージが浮かびます。(笑)
- ★★★★★5
こちらのDEFCONというブランドは初だったのですが、この製品は全体的に完成度が非常に高いです。切れ味も他の有名なファクトリーナイフのブランドと比べても遜色ないレベルです。ボールベアリング内蔵のためブレードの展開がとてもスムーズで刃の上部にWAVE機構が搭載されているためリバースグリップでも素早く取り扱えるようになっています。刃の角度が他社製の一般的なホークビルよりも深く湾曲しているので、そういった形状が好みの方にもオススメです。エンドリングもただの円ではない点など、随所にこだわりを感じさせます。ブレードやハンドルの素材が高級なためそれが値段に反映されていますが、個人的には値段以上の魅力があるナイフだと思います。
アメリカ本土でデザインされ、中国の工場で大量生産されたカランビットの形状のブレードを持つフォールディングナイフですが、当方が一番注目したのがこのナイフが持つクオリティーの高さで、何とアメリカ製のCPM系のステンレス鋼でできたブレードが採用されています。斬れ味に定評がある鋼材としても知られ、タクティカル・ミリタリー仕様のプロファイルも相まっている事から、専らタクティカル・ミリタリー仕様かと思います。