FOX KNIVES 折りたたみナイフ 479 カランビット ライナーロック式の口コミ、レビュー
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メル・ギブソン主演のアクション映画の事ではなく、本カランビットのタクティカル・ミリタリーツールとしての素質の事ですが、サイズ、機能性、そしてカランビットとして一番肝心な斬れ味ですが、全ての面を考慮してまさにリーサルウェポンと断言できます。ライナーロック式のカランビットで、エマーソンウェーブと呼ばれるブレードデプロイメントシステムを搭載しているので、ヘタをするとスイッチブレードや、サムスタッドが両面に設けれらたブレードよりも素早いデプロイメントが可能になります。カランビットの唯一の武器は斬れ味なので、刺突には向いていない事から、実用を考えているならば常にシャープなエッジを維持するべきです。
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元は東南アジア諸国の一般大衆には馴染み深い農工具であるカランビットが起源で、畑仕事は勿論、有事の際には護身用具としても重宝されている道具です。欧米諸国の軍隊によって軍用目的で最新の鋼材でできたブレードのフォールディングナイフとして改良されたカランビットは、斬れ味は勿論、ある程度の耐久性も備え持っていることから、イタリア陸軍の特殊部隊仕様の武器として、プロフェッショナル達の手の内にあります。ライナーロック式であれど、フィックスドブレードナイフ同等の強度を持ちます。
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同社のタクティカル・ミリタリーカランビットモデル479CG10のサテンフィニッシュを愛用・愛蔵していますが、本モデルとの唯一の違いはハンドルスケールの素材で、こちら479はG10のみですが、479CG10はカーボンファイバーとG10の混ぜ合わせで出来ているので、必然的にハンドルスケールの強度が向上されています。当方、仕事の都合で途上国に出張時には必ずと言っていいほどコイツを懐に隠し持つようにしています。同社の軍事部門がデザイン・作成した大型のタクティカル・ミリタリーカランビットで、タクティカルグローブを着用してのミリタリー仕様です。
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カランビットを多数制作しており評価も高いメーカーとして前から目は付けていましたが、本製品FOX479モデルを購入し遂にデビューしたのでレビューします。実際に使用した感想はタイトル通りのもので作りの精巧さは勿論、切れ味も素晴らしいです。切った際に刃の引っ掛かりや抵抗感も殆ど無かった程です。また、刃の上部にWAVE機構が付いており、これを使用する事でポケットからナイフを取り出しながら刃の展開が可能になるため、リバースグリップで扱う事が想定されるカランビットには非常に有用な機能となっています。唯一難点を挙げるとすればハンドルのサイズが日本人の手にはやや大きめかもしれないという点です。私は平均より手が大きいので気になりませんが、手が平均以下の大きさの方はグローブを着用して使用する事も視野に入れてもいいかもしれません。後継のモデルではハンドルのサイズを小さくしたものが割とあるので同じような意見があったのかも?
ユーロ圏イタリア・マニアゴに生産拠点を構えるタクティカル・ミリタリーナイフブランドがリリースする一品で、タクティカル・ミリタリーカランビットと呼ぶにふさわしいクオリティーの一品である事が見て取れる。手に取って見ると意外とズッシリとくるのと、ハンドルスケールもタクティカル・ミリタリーグローブを着用して扱われるのを前提としているので、極めて大型のフォールディングナイフでもある。切れ味に関してはFOX社なので、もはや言う間もないであろう。我が輩のようなプロの手に落ちれば、恐ろしいタクティカルウェポンに早変わりする。