J-FOREIGN-LEGIONさんのプロフィール
- 書いたレビュー 172件
- 参考になった件数 201件
第一空中機動師団。
どっちかというと
VW-1(米軍使用モデル。若干、性能は劣る)派。
かしわぎー
- ★★★★★5
本来のバックルとしてはまだ使ってない。バックルが壊れたポーチのために購入したが、面倒くさくてまだ導入していないのだ。
そのため、製品としての品質などで評価をしてみることにした。
まず、いかにもアセタール系っぽい樹脂の本体はITWらしくカッチリとした作り。同社製ベストセラーのNexusカラビナを思い出してもらうとよいだろう。
そして、なんといっても目につく小さな笛。これが意外とあなどれないのだ。吹いてみたら想像以上に高音だった。NATO軍正式採用とかいう笛なんかより、よほど高性能である。
参考までに、NATO軍が誇る使えない笛、の写真も貼っておこう。
- ★★★★4
競合他社のレザーマン製品の洗練さに比べると、全体的にわずかに粗さを感じるが、決して悪いものではない。
これの売りの一つが、根元をつまんで一振りすると収納されていたペンチ部分が飛び出す仕組み。都合上、片手しか使えないときはまあ便利と言えるが、どちらかというとスタイリッシュさを狙ったものか。昔からGERBERはデザインに重きをおくから好きなブランドだ。
ちなみにGERBERは10年以上前に米国内の照明機器製造会社を買収、さまざまな個性あふれるLEDライトを官民どちら向けにも発売したことがあった。実際、自分も4種類も購入した。
しかしデザインはどれも素晴らしかったが、値段のわりに基本スペックが低すぎて市場では不発に終わってしまった。
- ★★★★★5
あのあとタンカラーを買ってしまった。完全に沼である。いっとき別のブランドたちに浮気したが、光の瞬発力を要する場面ではやはりSUREFIREのパワーがものをいう。本体はスベスベして滑りやすい。そのためサイリム製LCPは安定感と使用感を向上させるため、実におすすめな商品だ。
現行タイプは600ルーメン。数年前いつの間にか320ルーメンからマイナーチェンジしていたから、これもまた嬉しい誤算だ。
余談だが、かつてSUREFIREを追われた大物P・K(一説には不透明な資金流用が理由)は、個人ブランドICONを立ち上げた。かくいう自分も4商品(ROGUE1、MODUS、IRIX、LINK)を買ってみたが、コストダウン?はたまた予算上の限界?のためか制御基盤がどれもデリケートらしく、LINK以外みんなオシャカになった。
ほどなくしてICONも市場から完全に消えてしまった。P・K氏はSUREFIREに出戻ったのだろうか?供養がわりに、手元のICON唯一の生き残りLINKを載せよう。
- ★★★★4
タンカラーとどちらにするか迷ったが、今度はフォリッジグリーンにした。レンジャーグリーンとならんで、いかにもといったミリタリー色であり、今は亡きUCP迷彩(いわゆるACUカラー)とさぞかし相性はバッチリだったことだろう。ランニングコストが高いものだからしばらく距離を置いていたが、やはり良いものは良い。
さて、気になったこと。ベゼルは金属製であり焼き付け塗装仕上げとなっている。必然的に日常の使用により塗膜がはがれると、みすぼらしくなる。もともと保有していたブラックに比べると、フォリッジグリーンは塗膜がかなり弱いことがわかった。
などと文句を言いつつ、タンカラーを買う気満々になっている。
- ★★★★★5
ベトナム戦争はアメリカではタブーだ。何しろ人気がない。トンキン湾で魚雷艇から卑怯な攻撃を受けたからやり返した!などとウソをついて始めたはいいが、「結局勝てませんでしたが実はあれはウソでした」なんて口が裂けても言えない。だから間違った戦争と呼ばずに、悲しい戦争などと呼称する。
帰還兵は帰還兵で国に帰れば、ベイビーキラーなどと呼ばれて侮蔑の対象となった。したがって、この勲章は身につけること自体がはばかれるようなシロモノと化した。勲章は勲章でも、騎士十字章みたいに見せびらかすわけにはいかない。
手にとって眺めると、遠く離れたベトナムの地の露と消えたGIたちの怨念と悲哀を感じる一品だ。個人的には大事にしたい。
写真だと、そこまで悪いようには見えなかった。
ベレッタのレビューでも書いたように、いざ購入した現物を手にとってみたら、あまりの出来の悪さに驚いた。あのグロック特有のゴツゴツした雰囲気は失われており、全体的に平べったさばかりが目立つシロモノだった。
もちろん、これはあくまでも個人の主観だから、中には気に入る方もいるかもしれない。