J-FOREIGN-LEGIONさんのプロフィール
- 書いたレビュー 178件
- 参考になった件数 216件
第一空中機動師団。
どっちかというと
VW-1(米軍使用モデル。若干、性能は劣る)派。
かしわぎー
- ★★★★★5
ベトナム戦争はアメリカではタブーだ。何しろ人気がない。トンキン湾で魚雷艇から卑怯な攻撃を受けたからやり返した!などとウソをついて始めたはいいが、「結局勝てませんでしたが実はあれはウソでした」なんて口が裂けても言えない。だから間違った戦争と呼ばずに、悲しい戦争などと呼称する。
帰還兵は帰還兵で国に帰れば、ベイビーキラーなどと呼ばれて侮蔑の対象となった。したがって、この勲章は身につけること自体がはばかれるようなシロモノと化した。勲章は勲章でも、騎士十字章みたいに見せびらかすわけにはいかない。
手にとって眺めると、遠く離れたベトナムの地の露と消えたGIたちの怨念と悲哀を感じる一品だ。個人的には大事にしたい。
- ★★★3
たしかに色々と考えられた設計であり、作りも相当タフにできている。写真のとおり、Maxpedition製カラビナを取りつけて利便性を向上させてみた。
では、なぜ星3つでしかないかというと、理由はたくさんある。
まず、コストパフォーマンスが悪い。100均ドアストッパーで充分に代用は可能だし、紛失しても惜しくはない。オレンジを購入したのも、紛失防止のための自分への注意喚起のためだ。
次にカラビナの取付穴の位置だ。おそらくヒモ状のものを想定しているのか、絶妙な位置にある。したがって薄手のカラビナでないと、ドア下に差しこむときに必ず干渉してしまう。
最後にラバーコーティングについて。対象物の保護ならびに滑り防止目的だろう。しかし、あまりにも薄いために、おそらくアッという間に磨耗してしまうと思われる。
- ★★★★★5
かぎりなく4に近い、星5つ。けっして不満がないわけではない。品物そのものは、いつもながら相変わらず良くできている。
・良い点→このサイズにしてはやけに軽い。これは疲労度の軽減に役立つ。ベストセラーの名品、RUSH24よりも容量があるのにもかかわらず、ずっと軽いのは大きな強みだ。さらに状況に応じて、複数の運搬方法を選択できる。これも汎用性が高い。RUSH24ver2.0ではなく、あえてこちらを選んだのもそれが理由だ。
・悪い点→いつものことだが、取扱い説明書的な何かが付属するわけではない。結局、海外ユーザーの投稿したYoutube動画で全ての操作法を理解できた。あと、分割式ハンドルの結束はベルクロだ。これがいちいちまどろっこしい。すぐに自分でカラビナを装着して、手間を省くことにした。同じ5.11製品である「タクティカルブリーフケース」ならば樹脂製ハンドルであり、一瞬で分解、結束が可能だっただけに実に惜しい設計だ。
あと、もしパッチをフタの表面に貼っていたなら、背負ったときにパッチが背中の汗まみれになりかねない位置にくる。これも工夫と考慮が欲しかった。
- ★★★3
安い。手軽。使いやすい。しかし、欠点がないわけではなかった。
別売りの単4電池3本を必要とするが、電池用の裏ブタが極少プラスネジ3本で止められている。1番のドライバーよりも小さいから、別途にきちんと精密ドライバーを用意しないとならない。
あともう1つ、かなり気になったこと。裏側にマグネットが内蔵されているのが売りの一つなのだが、取付相手に相性があるようだ。同じスチール製なのに、キッチンシンクの扉や玄関ドアに付けると自重でずり落ちてくる。普通のマグネットなら何の問題もないのに!
なお、冷蔵庫や洗濯機、パソコンのボディにはすんなりこれはくっついた。その違いがわからない。
- ★★★★★5
以前、同じ旧共産圏である東ドイツ製の類似商品を手に取ったことがあった。どれもこれも経年なのか、はたまたクオリティがもともと低かったのか、樹脂や七宝の部分がボロボロと崩れおちてしまうシロモノたちだった。
チェコスロバキアとならび、東側の優等生とされた東ドイツ製品にしてこれ、である。アカの、いや悪の親玉であったソ連製品であるこれは、さぞかしひどい品質だろうと思っていた。
ところが買ってびっくり、よくできている。実に丁寧な仕上がりだ。おなじみ鎌とハンマーと赤い星、ただそれだけの組み合わせなのだが、国の象徴だけあって威信をかけて製造したのか?
- ★1
すでに他の方のレビューにある通り。とにかく作りが粗い。ひどい仕上がりだ。別メーカーのバラクラバ(米Tactical・Performanceなど)に比べると、縫製もかなりラフであり、乱暴に扱ったらすぐに裂けてしまうだろう。極寒のウクライナに援助物資で送っても、突き返されそうだ。
なにせ、これの半額以下の価格のMIL-TEC製(コピー品で有名な独メーカー)のバラクラバの方がはるかに丁寧な作りなのだから。参考までに比較写真も掲載した。
タグを見ると、米国製生地をカナダで製造したとのこと。控え目に言っても、100均のMADE IN CHINA以下のクオリティだ。リップストップの概念など、はなからないのだろう。しかし、ノーメックスだから火災の危険にさらされる戦車兵なら、これに価値を見出だせるかもしれない。
余談だが、首の一番右下にうっすらと刺繍でBLACKHAWK!、の文字が。黒い生地に黒い刺繍だから、気づくのに購入してから2ヶ月かかった。
- ★★★3
実際に購入、数ヶ月使ってみた。
まず、けっこうかさばる。右利きなので必然的に腰の右側に取り付けたわけだが、なんとなく視界に存在感を感じてしまう。個人の好みになってしまうが、愛着は最後までわかなかった。ただリールのテンションは拡張、格納、いずれの際もスムーズ、特にストレスはない。
一つ気にかかったのは、売り文句のケブラーを使用という点だ。アラミド繊維は日々、経年劣化が進行する。米軍が3年でソフトアーマーを捨ててしまうのもそれが理由だ。
鍵などの大事なものを連結する重要なケーブルが、巻き取りを繰り返して日々の負荷をかけられるわけだ。残念ながら100%の信頼は置けない。
まるでデリカシーがない。そういう製品だ。
内部の金属製の板バネでライト本体を固定する。実にしっかりとしているし、信頼できそうだ。がたつきもない。しかし、ライトのベゼル側は金属に焼き付け塗装だ。嫌な予感がしながらも試しに装着してみたら見事にスリ傷ができた。使うたびに傷だらけになるのは目に見えている。必然的にグリップ側から装着せざるを得ない。
もっとも、軍隊や警察はいちいち官給品ごときのキズやスレなど気にはしない。実用性という点で考えれば、決して悪い商品ではないのだ。