東京マルイ 次世代電動ガン MP5 SD6 18歳以上用 No.34の口コミ、レビュー

旧西ドイツのヘッケラーアンドコッホ社が軍隊や司法機関用に開発したとして知られるサイレンサー付きのサブマシンガンで、民間人には手の届かない一丁だけあって、トーイガンでやっとこシューティングを満喫できるくらいの至ってレアな一丁である。明らかにシューティング時のリスポンスが速い機種で、セミオートモードでのラピッドファイアの際にもトリガーが固まる事無く、スムーズなファイアリングが可能になっているのが素晴らしい。まさに冷戦期の賜物と言っても良い。

同社製の従来の次世代電動ライフルの欠点として、セミオートモードでのラピッドファイアの際、トリガーが固まって撃てない事がしばしばありましたが、こちらはいくら撃ってもキレの良いトリガーアクションが実感できる一丁で、サバゲーフィールドでは重宝されるのではないでしょうか。サバゲーフィールドでの使用であろうと、またお座敷シューティングであろうと、スペアマガジンはマストアイテムなので、必ず仕入れておきましょう。まさにサブマシンガンの傑作と言っても良いでしょう。

ついこの間、この機種の為に専用スペアマガジンとMP5用のマガジンポーチなどを買い漁って、この日の為に念には念を入れて準備をしていました。当方、ただのお座敷シューターですが、近所の河川敷で複数の空き缶を相手に一人サバゲーを思う存分満喫しました。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「ゴリラ」で、シカゴのシンジケートを撲滅した際に使っていたメインウェポンが、フォアグリップの付いたこの機種かと思うので、同様にスペアマガジンをフル活用して「悪玉」を一斉に始末しました。

気分はもう、スーパーヒーローです。

サブマシンガンと位置付けられるモデルなので取り回しが非常に良く、バックパックなどにもスッポリ納まるサイズなので、人気の無い河川敷や里山でのチョイ撃ちに適した機種です。東京マルイが自信を持ってリリースしたとても高性能のモデルだけあって、スペアマガジンのみならず、専用のレールシステムやフォアグリップなどもドンドンリリースして欲しいと思います。次世代電動なので、安定したシューティングができるのがこのモデルの魅力です。

　電動ガンといえばバッテリーを収納する特性上、ハンドガードやストックが軋むのが嫌いだったが、このMP5SD6はそれが皆無。モーターが入っているとは思えない薄いグリップの質感も素晴らしい。しかも重い(誉め言葉)、MTR16よりも重い。　『映画「ネイビーシールズ」といえばチャーリー・シーン版だろう!』と断言する懐古趣味な諸兄にお勧めしたい一丁。

　尚、購入に際して店舗スタッフから各社のバッテリー特性について丁寧な説明があったことを付け加えておきます。

買って損のない製品だと思います、まさに隙のない作りと性能と外観です。

東京マルイがリリースした待望の次世代電動モデルで、今回、当方が特に注目していたのがMシステムと称される制御システムですが、今のところその恩恵は感じられず、ごく普通の次世代電動ガンのようなキレの良いリコイルと命中精度です。実銃はサイレンサーが搭載された軍隊や司法機関仕様のモデルなので無論、民間のマーケットには出てこないだけあってか、ベールに包まれた謎めいた一丁ですが、こうしてエアガンとして手にできるだけでも有難みを感じます。

近い将来はこの機種のガスブローバックモデルがリリースされることを切に願っています。