サバゲーやクレー射撃で、目を保護するために着用するのがゴーグルやシューティンググラスなどのアイウェア。
サバゲーではエアガンが注目されがちですが、エアガンよりも重要なのがアイウェアです。アイウェアを着用しないとフィールドにも入れません。
眼球へのBB弾直撃は、下手をすると失明の危険があります。なので、しっかり目を覆うことのできるアイウェアを選びましょう。また、顔の隙間から跳弾やゴミが入り込まないようにする役割もあります。
なお、スキー用アイウェアや普通の眼鏡での代用は厳禁。貫通したり割れたりなどの危険があります。必ず、サバゲー用アイウェアを着用しましょう。
アイウェアの種類と特徴
アイウェアは、大きく分けると『シューティンググラス』と『ゴーグル』の2種類あります。
シューティンググラス | ゴーグル | |
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曇りにくさ | ||
普段使い | ||
安全性 |
曇りにくさ
シューティンググラスは、顔と密着しづらいため曇りにくい構造になっています。その代わり安全性は低下してしまいます。
ゴーグルは顔と密着しますので、どうしても曇りやすくなってしまいますが、曇り止めリキッドが塗布されていたり、換気ファンが内蔵されていたりなど、各メーカーともに工夫を凝らしています。
普段使い
シューティンググラスは、サバゲーでの使用に限らず、ミリタリーファッションとしても使えるデザインが多くオシャレですが、ゴーグルは普段使いはできません。
安全性
シューティンググラスは顔に密着しないため、上下左右の飛来物が飛び込んで来る危険性があります。
ゴーグルは顔と密着しますので、あらゆる角度の飛来物から目を守ってくれます。
サバゲー初心者はゴーグルを
サバゲー初心者はゴーグルを選びましょう。
シューティンググラスと比べゴーグルは『曇りやすい』『サバゲーにしか使えない』などの欠点はありますが、安全性はカンペキ。曇りを抑えてくれるゴーグルもありますし、何よりも、初心者こそ安全性を最優先してください。これから楽しくプレイしていくというのに怪我をしては元も子もありません。
何度かフィールドに出て、戦闘シーンにおけるアイウェアの使い分けを十分に理解できるようになったら、シューティンググラスを選ぶのもいいでしょう。
ただし、室内ゲームでのシューティンググラス使用は注意が必要です。屋外と比べ、室内は跳弾が多いので、アイウェアと顔の隙間をぬってBB弾が飛び込んでくる恐れがあります。
また、シューティンググラスの使用を禁止しているフィールドもありますので、事前に使用可能かどうかを確認しましょう。
シューティンググラスは、ゲームスタイルやフィールドに応じて使い分けるよう心がけてください。
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レンズ素材は2種類
レンズ素材は、大きく分けるとポリカーボネイトとメッシュの2種類あります。
主流はポリカーボネイト
ポリカーボネイトとはプラスチック素材で、通常のプラスチックよりも軽量で薄く、強度も十分。警察で使われる防護盾を始め、航空機・防弾窓にも使われているほどです。
ポリカーボネイト製は気密性が高いので曇りが発生しますが、近年は安全面からポリカーボネイト製が主流になっていますし、各メーカーともに、様々に工夫して曇り止め加工を施しています。
メッシュは曇らないが、もともと視認性がよくない
メッシュ製は曇ることはありません。ですがメッシュ越しに相手を見るためもともと視認性が悪く、また、割れたBB弾の破片が飛び込んでくる恐れもあります。
ポリカーボネイトの曇り止め加工技術も進んだことから、最近はあまり使われなくなりました。
湿度が高いフィールドや雨期など、曇りやすいシーンでの活用がいいでしょう。
ところで、バリスティックレンズってなんだろう?
レンズの中には、『バリスティックレンズ』と表記されているものもありますが、バリスティックとは素材の名前ではなく、弾道安全基準をクリアしたレンズの総称です。通常のポリカーボネイト以上に耐衝撃性能にすぐれたレンズです。
サバゲーでは、ポリカーボネイトとバリスティック、両方兼ね揃えていなくとも、どちらかであれば十分な強度です。
度付き眼鏡をかけている人は?
初心者や女性は、フェイスガードもおすすめ
初心者や女性は、顔を保護するフェイスガードもあると安心。
BB弾でも、肌に当たると思いのほか痛いもの。赤く腫れたり、歯が折れてしまうケースも過去にありました。初心者はBB弾を浴びることが多くなりがちなので、また女性は肌を守るため、フェイスガードもご用意ください。