Cold Steel アウトドアナイフ Mini Leatherneck タントー 39LSAAの口コミ、レビュー

アメリカのタクティカル・ミリタリーナイフブランドとして知られるコールドスチール社がリリースするレザーネックナイフのミニバージョンである。ブレートに使われている安物のステンレス鋼材からして中華製の駄作と言うのが見て取れるが案の定、箱出しの状態で切れ味はイマイチであった。また、ラバーっぽいクレイトン系の樹脂でできたハンドルがこのモデに採用されているが、グラスファイバーナイロンかマイカルタの方がよっぽどマシだと思う。

小さな見た目で切れ味はあるのですがやや実用的というかアウトドア向けの形状ではありません。ブレードスタイルはタントーナイフという日本刀を模して小柄にしたような感じなので切れ味はあるのですが木を切るとか削るような使い方には相性が悪いように感じられます。個人的には日本刀のような雰囲気と性能が気に入っています。

他店購入ですがレビュー致します。

先ず、これはアウトドアナイフではないと思われます。非常に短く、鐔が付いていることから、明らかにコンバット用(ꉂ🤣 𐤔𐤔𐤔𐤔)だと思われます。アウトドア目的では購入しない方が良いと思われます。

【註】日本では「生活刃物」は銃刀法の所持禁止の対象になりません。ですから、販売されている全てのナイフの説明は必ず「生活刃物」に寄せてあります。購入者側は、ナイフの特徴をそれぞれ判断することになります。

そもそもタントー型ナイフは、コンバットに於ける刺突に便利な形状(直刀は切断には余り向いていない)な訳ですから、コンバット用が基本だと思います。(その意味で、最近多く出ているタントー型マチェットと言うのはちょっと不思議な製品です。‪‪)

冷鋼製品の一部は「蟻急行」とか「望」(分かる人には分かると思います)などのオンラインショップで大分安価に出ています。偽物説も多いですが、幾つか購入した結果、真正品だと自分は思っています。箱とか鞘も真正品と同じですし、作りもしっかりしています。ただ、こうしたサイトは検索の仕方とかショップの選び方に慣れが要ります。慣れると、モノによっては信じ難い位に安価で入手できます。蛇足ですが。

コールドスチール社がリリースするレザーネックナイフのミニバージョンで、こちらはタントーブレードの小型ナイフとなっています。通常のサイズのレザーネックナイフは台湾製でジャーマンD2工具鋼でできたブレードですが、こちらは安価なステンレス鋼でできた中華製のブレードなので、刃厚も薄い事からアウトドアアクティビティーなどの際には不向きの一丁と見られます。

世界一質実剛健のナイフやギアーをリリースする事を信条とするコールドスチール社が販売するレザーネックタントーと呼ばれるブレードのショートバージョンで、比較的安価なステンレス鋼をブレードに使っているので研ぎ易いですが、アウトドア・サバイバルのシナリオで使用するには強度が足りないかと感じます。どちらかというとアウトドア用品というよりも対人用の護身用具なので、そちらの用途の方がより良いかと思います。