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東京マルイ HK416デブグルカスタム 次世代電動ガンの修理カスタムをさせて頂きました

お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理カスタム対応をさせて頂きました。

・東京マルイ HK416デブグルカスタム 【2023年4月弊社持ち込みカスタム済み商品】

ご依頼内容は『①オーバーホールメンテナンス、②外装故障箇所の修理、③カスタムハンドガード組み込み、④初速調整』のご依頼でした。

ご依頼品は『2023年4月に弊社へ持ち込みカスタムを頂いた商品』になります。『ご使用に伴う経年劣化により外装の故障箇所』が御座いましたので『オーバーホールメンテナンス含め修理』を行いまた『Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード』の組み込み、『インドアフィールドでのご使用も踏まえ0.2g弾使用で90m/s以下へ初速調整』カスタムをご希望頂きましたのでこの度、修理カスタム製作を実施させて頂きました。

東京マルイ HK416デブグルカスタム 【2023年4月弊社持ち込みカスタム済み商品】

修理カスタムご依頼内容

(1) ストックの付け根の部分がぐらつく
(2) QDサプレッサーを装着しているが、ハイダーから外れない
(3) チャージングハンドルを引いてもダストカバーが開かない(勢いよく戻すと反動で開く)
(4) 外装カスタム:『Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード』の組み込み ※お客様お持ち込み
(5) 初速調整:0.2g弾使用で90m/s以下

《詳細》
基本的にアウトドアで0.25gでの運用メインだが、インドアフィールドでも使用したいので、0.2g使用で90以下の初速に抑えたい。 以上です。よろしくお願い致します。

《修理カスタムご提案内容》
(1) オーバーホールメンテナンス、駆動系統のカスタム整備、ストック付け根バッファーチューブ締め直し
(2) ダストカバー不具合修理:マルイ新品純正パーツへ交換(ボルトロックのみ交換)
(3) 初速調整【0.2g弾での調整】:※指定有り 90m/s以下(0.2gBB)
(4) 外装不具合修理:外れないQDサプレッサーとAACハイダーの取り外し
(5) 外装カスタム:フロント部分解、『Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード』組み込みに伴いガスブロックスリングポートの切削加工/塗装処理

修理カスタム製作のポイント

①メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)
②駆動系統カスタム整備【ギアシム調整、ベベルギア位置出し、モーターノイズ調整】、各部再調整
③インナーバレルチャンバーユニット分解メンテナンス
④外装不具合修理:外れないQDサプレッサーとAACハイダーの取り外し
⑤外装カスタム:フロント部分解、『Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード』組み込みに伴いガスブロックスリングポートの切削加工/塗装処理
⑥ダストカバー不具合修理:マルイ新品純正パーツへ交換(ボルトロックのみ交換)
⑦本体の組み上げ:ストックバッファーチューブリングの締込み
⑧初速調整:90m/s以下(0.2gBB)【0.2g弾での調整】

弊社カスタム箇所(2023年4月)

(1) Big-out DTM-N 電子トリガーシステム搭載(高効率配線化)、トリガーストロークの短縮加工
(2) 駆動系統のカスタム整備
・ピストン2番目ラックカット加工【ピストンクラッシュ予防】、ピストンヘッド吸気ポート加工【給排気性能改善】
・AOEアジャスター装着、ピストン位置の最適化【耐久性向上/高負荷の低減/立ち上がり動作の改善】
・サマリウムコバルトモーター搭載
(3) リコイル機能のオミット(バッファーチューブ、ダミーボルト連動動作)
(4) バッファーチューブ内にリポバッテリー収納可:ミニ30Aヒューズ/T型コネクタ搭載
(5) 集弾/飛距離/弾道性能向上カスタム【長掛けダブルホールド】
(6) 初速調整:適正ホップ時 85~80m/s(0.25gBB)【0.25g弾での調整】

お客様カスタム箇所
(1) MAGPUL CTR ストック取付け
(2) AACハイダー/QDサプレッサー取付け(外れない状態)

修理カスタム製作に使用したパーツ

■計:2点
・東京マルイ純正部品 416-22 ボルトロック ¥440
・Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード ※お客様御支給品

修理カスタム作業内容

1)本体分解、内部状況調査
《ご依頼品外観:お客様にてAACハイダー/QDサプレッサー/MAGPUL CTR ストック取付け済み》
《バッファーチューブ内リコイル機能オミット済み:内部にリポバッテリーが収納出来る為お好きなカスタムストックの装着が可能》
《QD式サプレッサーが内部のAACハイダーと噛み込んでおり取り外す事が出来ない状態》
《チャージングハンドルを引いてもダストカバーが開かない(本来は連動して開く仕組み)》
《ロアレシーバー部》
《ダミーボルトユニット》
《『ボルトロック』と呼ばれるパーツの爪が摩耗しておりダストカバーを開く事が出来ない、新品へ交換が必要》
《コードカバー分解》
《バッファーチューブ分離》
《サマリウムコバルトモーター搭載》
《メカボックス》
《メカボックス内部》
《電子トリガーシステム DTM-N 搭載》
《給排気パーツ類》
《ご使用による汚れあり》
《ピストンヘッド異常無し》
《GND配線に痛みあり》
《GND配線は交換要》
《分解部品検査》

2)メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)

3)ギアシム調整:ギア3点を円滑にドライブ出来る様調整
4)ベベルギア位置出し、モーターノイズ調整

4)各部再調整、再組立て:グリスアップ、オイル注油
《カットオフレバー取付け》
《カットオフ検知スイッチを押し易い様にスプリングテンションを強めに再調整》
《メカボックス内部配線逃がし加工》
《傷んだGND配線を交換》
《マイナス側配線へ割り込み、ハンダ付け》
《カットオフ検知スイッチの動作確認》
《配線収納》
《メカボックス内部完成》
《メカボックス完成》
《ロアレシーバー部完成》

5)インナーバレルチャンバーユニット分解メンテナンス
《バレル内清掃/チャンバーパッキンゴムは劣化無し、部品交換は行わずメンテナンスのみ》
《押しゴムは長掛けタイプの面形状》
《左右均一の大きさでホップ突起が降りていればOK》
《インナーバレルチャンバーユニット完成》

6)外装不具合修理:外れないQDサプレッサーとAACハイダーの取り外し
《硬く締まっているものの無事に取り外し》
《サプレッサーは外れたものの今度はAACハイダーが外れない》
《人力で外すのは無理な為、特殊な潤滑油を染み込ませた後に取り外す》
《無事取り外しに成功》

7)外装カスタム①:フロント部分解
《外装パーツ類の取り外し》
《ハンドガード/ダミーガスチューブの取り外し》
《ガスブロックの取り外し》
《バレルナットの取り外し》

《フロント部分解後》

8)外装カスタム②:『Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード』組み込みに伴いガスブロックスリングポートの切削加工/塗装処理
《使用部品:Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード》
《M-LOKシステムを7面に配置》
《軽量ボディに加え実物同様『6061アルミニウム合金製』を採用し高剛性》

《トップには20mmレイルを装備》
《専用のバレルナットが付属》
《ハンドガードを握ってもアウターバレルがブレない『中空フリーフローティング構造』》
《固定ボルト部品の取り外し》
《ハンドガード構成パーツ類》
《専用バレルナットの取付け》
《ハンドガードの内径は狭くガスブロックのスリングポート2箇所と接触し、このままでは取付けは出来ない》
《スリングポート2箇所の切断が必要》
《切断加工》

《残ったバリをヤスリで削り平面に加工》

《切断面が目立たない様にガスブロック全体を塗装》
《塗装後》
《ガスブロック/ダミーガスチューブ取付け》
《スリングポートが無くなった事によりハンドガード装着が可能に》
《ダミーガスチューブとバレルナット間に隙間があり接触して『カタカタ』と異音が発生する》
《隙間にビニールテープを貼って異音が起きない様に調整》
《ハンドガード取付け》《固定ボルト取付け》
《ボルトの抜け留めピンを取付け》

《ハイダー装着、完成》

9)ダストカバー不具合修理:マルイ新品純正パーツへ交換(ボルトロックのみ交換)
《使用部品:東京マルイ純正部品 416-22 ボルトロック》
《ダミーボルトユニット組み上げ》
《本体へ取付け》
《新しくなったポートカバーを開く爪部分》

10)本体の組み上げ:ストックバッファーチューブリングの締込み
11)初速調整:90m/s以下(0.2gBB)【0.2g弾での調整】
《コネクタ箇所の再製作》
《バッファーチューブリング締込み、ロアレシーバーユニット完成》
《接続コネクタ部完成》《チャージングハンドルを引いてポートカバーが正常に開く様に改善、修理完了》

■外装カスタム後仕上がり検査
《本体外観》
《ハンドガード左側面》
《下側》
《右側面》
《アッパーレシーバーとの隙間は無く繋ぎ目は綺麗》
《トップレイルも同様に隙間や段差は無し》
《ハイダー/加工後のガスブロック》
《完成》

■最終動作確認、約50mの距離で弾道検査、ホップアップ調整、初速計測チェックの後お客様へご返却となります。
■初速 【弾速測定器:ACETECHにて計測】
・修理カスタム前 ノンホップ時:96m/s(0.2gBB) 86m/s(0.25gBB)
・修理カスタム後 ノンホップ時:88m/s(0.2gBB) 適正ホップ時:87m/s(0.2gBB)

※約50mの距離で弾道検査、ホップアップ調整をしています。【0.2g弾で調整済み】
※『7.4V 1200mAh 25C リポバッテリー』にて動作検査
※『東京マルイ BB弾 FINEST ファイネスト 0.2gBB弾』を使用し検査致しました。

修理 カスタム担当者コメント

ご依頼頂きましたのは『東京マルイ HK416デブグルカスタム 次世代電動ガン』でした。上記11項目の作業を実施致しました。メカボックス内部オーバーホール作業後、ギアシム調整/モーターの位置出し等各部を再整備、グリスアップ、オイル注油を行いメカボックス組み上げ、インナーバレルチャンバーユニットにつきましても分解メンテナンス済みです。外装の修理としまして、外れないQDサプレッサーとAACハイダーの取り外しを行いチャージングハンドルを引いてもポートカバーが開かない不具合につきましてはポートカバー部品類には損傷はなく『損傷のあったボルトロックのみ交換』を行い修理致しました。本体の組み上げを行いストック付け根がガタつかない様にバッファーチューブリングの締込み済みです。
外装カスタムにつきましてはフロント部の分解を行い『Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード』組み込みを実施、接触するガスブロックのスイベル穴を切削加工/塗装処理を行い組み上げ済み、メインスプリング初速調整を行いご指示頂きました90m/s以下(0.2gBB)へ調整済みです。

修理カスタム後の初速はノンホップ時 88m/s(0.2gBB)、適正ホップ時 87m/s(0.2gBB)、セミ/3バースト/フル/オートストップ動作問題御座いません。左右への弾の散らばりはなく40m先まで真っ直ぐに伸びる弾道となっております。【0.2g弾にてホップアップ調整済み】です。

ご依頼品は『2023年4月に弊社へ持ち込みカスタムを頂いた商品』になります。『内部オーバーホールメンテナンス含め経年劣化による外装故障箇所の修理』を行いまた『Angry Gun製 MIDWEST 9インチM-LOK ハンドガード』の組み込み、『インドアフィールドでのご使用も踏まえ0.2g弾使用で90m/s以下へ初速調整』カスタムを併せて実施、『ご希望頂きましたガンデザインへアップグレード』致しました。末永くご愛用頂ければ幸いです。本ご依頼の様に一度納品させて頂きましたカスタムご依頼品の更なる改良(アップグレード)も承っております。

弊社ではお持ち込みによる『電動ガン全般の修理、メンテナンス、カスタム』、またカスタム完成品(コンプリートガン)製作を承っております。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。

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