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東京マルイ GLOCK19 Gen5 MOS ガスブローバックハンドガンの修理をさせて頂きました

お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理対応をさせて頂きました。

・東京マルイ GLOCK19 Gen5 MOS ガスブローバックハンドガン

ご依頼内容は『スライドとフレームのテイクダウン分解が出来ない』とのご依頼でした。詳細につきましては『分解組立ての際にリコイルスプリングがうまく入らずスライドが引けなく弾けなくなってしまった、又スライドを外して分解する事も不可能になってしまった』との事でした。本体内部調査の結果、故障原因は『リコイルスプリング部品の組み間違い』によりスライド内部で引っ掛かった事による動作不良でした。

この度、不具合箇所の修理とメンテナンスの対応を実施させて頂きました。

東京マルイ GLOCK19 Gen5 MOS ガスブローバックハンドガン 修理内容

故障状況

『スライドとフレームのテイクダウン分解が出来ない』

《詳細》
分解組立ての際にリコイルスプリングがうまく入らずスライドが引けなく弾けなくなってしまった、又スライドを外して分解する事も不可能になってしまった

故障原因

『リコイルスプリング部品の組み間違い』によりスライド内部で引っ掛かった事による動作不良

修理のポイント

①『テイクダウン分解の際にはスライドを引いてインナーハンマーを起こす必要がある』がスライドが前後に全く動かずテイクダウン不可の為本体を強制分解、故障原因調査(スライド部、フレーム部、ランヤード/リアシャーシ部分離)
②スライド内シリンダー可動部:マウントベース類組み直し
③分解したリアシャーシ、ランヤード周りの組み直し
④組み間違いのリコイルスプリング部品を正しく組み直し
⑤インナーバレルチャンバーユニットメンテナンス
⑥シリンダーユニット注油メンテナンス
⑦スライド、メインフレーム各可動部清掃注油/グリスアップ、本体組み上げ
⑧マガジンメンテナンス:注入バルブの緩みを再締め込み
⑨動作確認/実射テスト

修理作業内容

1)本体強制分解、故障原因調査(スライド部、フレーム部、ランヤード/リアシャーシ部分離)
《ご依頼品外観:外観は綺麗ご購入後間もない状態》
《G19第5世代MOSモデル:スライド上部へドットサイトが搭載可能な「MOS(=モジュラー・オプティック・システム)」仕様》
《パーツが分離した状態》
《リコイルロッドパーツ、マウントカバー、マウントベース》
《マウントカバーとマウントベースが外れている》
《本体右側面》
《スライドを動かそうとしても前後に全く動かない》
《スライドを引いて内部のインナーハンマーを起こす事が出来ない為、テイクダウンラッチを下げての通常分解が不可》
《リコイルスプリングガイドが本体内で引っ掛かっており前後逆向きに装着されている模様:リコイルロッドパーツも外れている》
《テイクダウン分解不能な為本体を傷つけない様に強制分解:リアシャーシを連結しているランヤード周りを分解》
《フレームとリアシャーシを固定しているピンを抜いてスライド部を壊さない様に分離》
《リアシャーシごと引き抜く》
《リアシャーシのハンマーユニットに引っ掛かっているトリガーバーを外す》
《小さいスプリングの変形や紛失に注意》
《スライドに噛み込んでいるリアシャーシを分離》
《分離後》
《ハンマーやノッカーなどを搭載したリアシャーシはGEN5専用設計》
《ハンマー形状も特殊で従来GLOCKとの互換性は無い》
《本体分解後:スライドとフレームを破損する事なく分解に成功》《※故障原因の特定:スプリングガイド部品の組み間違い》
《シリンダー部分に異常無し》

2)スライド内シリンダー可動部:マウントベース類組み直し
《マウントベースとマウントカバーを装着》
《装着後:MOS仕様につき付属のマウントスペーサーへ換装すればドットサイトの装着が可能》《シリンダー可動部動作チェック》

3)分解したリアシャーシ、ランヤード周りの組み直し
《スプリング部品(トリガーバースプリング)の組み直し》
《ノッカーロック動作チェック》
《底面にはランヤード内ウエイトパーツと連結するネジ穴がある》
《トリガーバーをリアシャーシに引っかけて》
《メインフレーム内部へ装着》
《リアシャーシとウエイトをネジで連結後、ランヤードを装着》
《フレーム組み上げ後:ハンマー、シアー、トリガーの連動動作を確認》

4)組み間違いのリコイルスプリング部品を正しく組み直し
《リコイルスプリングは二重構造と特殊:ダンパーと金属ワッシャーの装着に注意 ※本体付属の取説図面を参照》
《リコイルロッドパーツをはめ込む》
《※リコイルロッドは分離する構造でテイクダウン分解の際にはこの繋ぎ目が外れてワッシャー部品がばらけてしまう事があるので注意が必要》
《正しく組み直したリコイルスプリング》

5)インナーバレルチャンバーユニットメンテナンス
《アウターバレルよりチャンバー部分を取り外し》
《インナーバレル内部とチャンバー部の清掃》

6)シリンダーユニット注油メンテナンス
7)スライド、メインフレーム各可動部清掃注油/グリスアップ、本体組み上げ
《シリンダー可動部注油》
《ハンマーやレイルなど可動部へグリスアップ》
《リコイルスプリング装着》
《メンテナンス後:スライドとフレーム部を組み上げ》

8)マガジンメンテナンス:注入バルブの緩みを再締め込み
《メインバルブは緩みなし》
《マガジンフォロアー色がオレンジ色:冷えに強いダイカスト製新型マガジン》

9)動作確認/実射テスト
【完成】

■初速 【弾速測定器:ACETECHにて計測】
・69m/s(0.2gBB)
※外気温により初速は変化します。

修理 カスタム担当者コメント

ご依頼頂きましたのは『東京マルイ GLOCK19 Gen5 MOS ガスブローバックハンドガン』でした。上記9項目の作業を実施致しました。『スライドを引いて内部のインナーハンマーを起こす事が出来ずテイクダウンラッチを下げての通常分解が不可な状況』につきガン本体の強制分解を実施、組み間違いのリコイルスプリング部品を含め再度組み直しを致しました。インナーバレルチャンバーユニットメンテナンスを行いバレル内とパッキン部の汚れを清掃済み、シリンダーユニット注油メンテナンス、スライド、メインフレーム各可動部清掃注油グリスアップ、本体の組み上げを実施しました。マガジンにつきましては注入バルブの緩みを再締め込みを行いメンテナンス済みです。修理後の初速は69m/s(0.2gBB)、BB弾の発射動作問題御座いません。正常にBB弾の発射動作出来る様に修理済み、再びご愛用頂ければ幸いです。

この度の故障原因は『リコイルスプリングの組み間違いによる故障』でした。一般的にはテイクダウン後スライド部よりリコイルスプリングを取り外しますが、本Gen5 GLOCKに関しましてはリコイルロッドが分割式になっておりリコイルスプリングを取り外す際に『ロッドの繋ぎ目箇所が分離して内側のダンパーやワッシャー類がはじけ飛んでしまうケース』が御座います。この場合はリコイルスプリングの組み直しが必要となりますが『間違った組み方でスライドとフレームを連結すると本件の様に分解不能な状況』に陥ります。弊社では同様の修理案件がGLOCK17 Gen5 MOSでも1件御座いました。本体に付属する取り扱い説明書にはパーツの構成やメンテナンス方法など細かく記載がされておりますので困った際には取り扱い説明書の必読をお願い致します。

本ご依頼品『GLOCK19 Gen5 MOS』は先に発売されたGLOCK17 Gen5 MOSに引き続き今年の1月末に発売された新商品になります。従来のGLOCK製品より内部外装共に刷新されたGEN5モデルとなり『最大の特徴はスライド上部へ直接ドットサイトが搭載可能な「MOS(=モジュラー・オプティック・システム)」仕様』となっております。実射性能に関しましては『シリンダー容量を約20%アップした新型ブローバックエンジンを搭載』『スライド材にはカーボン入り樹脂を用い耐久性を向上』コンパクトサイズながらも鋭く激しいリコイルを生み出しています。実射時の体感としましてはGLOCK17 Gen5はマイルドなリコイルであるものの、GLOCK19は『バン!』と鋭く強烈なリコイルで手首に掛かるキックも強く今までに体験した事の無い手応えを感じました。フロンガス仕様でありながら寒さにも強く低温化でも動作性能が衰えない事から巷では『東京マルイガスハンドガンシリーズ中最高傑作』と云われるのも頷ける仕上がりでした。

人気商品につき初回販売分はどこも在庫切れとなり現在流通の無い希少な商品でもあります。この度は部品交換を伴わない修理でしたのでご対応する事が出来ましたが現状、ガン本体並びにアフターパーツの流通も無い事から『部品交換を要する修理の場合は製造販売元である東京マルイ様アフターサービスへご相談』をお願い申し上げます。

弊社では国内製ガスハンドガンの修理、メンテナンスが可能です。 ※ご注意:ガスハンドガンのカスタム対応(カスタムパーツ組み込み/カスタム済み商品の受付け)は行っておりません。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。

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