お客さまよりご依頼頂きました商品につきましてカスタム対応をさせて頂きました。
・東京マルイ URG-I SOPMOD BLOCK3 次世代電動ガン
カスタムご依頼内容は『①リコイル機能のオミット、②トリガーのショートストローク化、③電気配線を電導効率の高いテフロンコードへ交換、④リポバッテリー搭載化+配線ストックイン化』でした。
今回、本体のオーバーホールメンテナンス後、上記カスタム製作を実施致しました。
東京マルイ URG-I SOPMOD BLOCK3 次世代電動ガン カスタム内容
カスタムご依頼内容
2)トリガーショートストローク化
3)電気配線を電導効率の高いテフロンコードへ交換
4)リポバッテリー搭載化+配線ストックイン化
カスタム製作のポイント
①メカボックス内部をオーバーホールメンテナンス
②既存の電気配線を電導効率の高いテフロンコード配線へ交換
③スイッチをショートストロークタイプのカスタム品へ交換、加工調整
④バッファーチューブ内のリコイルユニット・ダミーボルト連動機能のキャンセル
⑤空になったバッファーチューブ内にリポバッテリーが収納出来る様配線処理
カスタム製作に使用したパーツ
■計:5点
・STINGER ショートストロークスイッチ 次世代電動ガン ¥2,600
https://repmart.jp/products/ra04507.html
・Big-Out スプリングガイド 次世代電動ガン M4 ¥1,800
https://repmart.jp/products/ra01234.html
・EAGLE FORCE ガンモーターコネクター ¥420
https://repmart.jp/products/ra10462.html
・EAGLE RACING ミニコネクター ¥200
https://repmart.jp/products/eag001068.html
・ORGA AIRSOFT テフロンコード 1.5m 高通電率 ¥1,200
https://repmart.jp/products/ra04729.html
カスタム作業内容
1)メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)
《ロアレシーバーユニット》
《バッファーチューブ分解》
《取り外したバッファーチューブと内部のリコイルユニット》
《モーターにはスイッチ端子の焼き付きを防止する為のSBDを搭載済み》
《メカボックス》
《メカボックス内部》
《給排気パーツ:グリス汚れあり》
《ギア破損無し》
《既存のスイッチ》
《部品分解検査》
《分解オーバーホール後》
2)電気配線を電導効率の高いテフロンコード配線へ交換、スイッチ接点端子を入れ替え
《既存の電気配線・スイッチ》
《スイッチ部》
《使用部品:ORGA AIRSOFT テフロンコード 1.5m》
《使用部品:EAGLE FORCE ガンモーターコネクター》
《端子ハンダ付け》
《スイッチ部完成》
《使用部品:STINGER ショートストロークスイッチ 次世代電動ガン》
《接点端子を入れ替え》
《端子装着後》
《配線完成》
3)ショートストロークタイプのカスタムスイッチ組み込み・調整
《トリガーの引きしろを絞る為、付属のブロックパーツを取付け》
《この状態でトリガーを引いてもスイッチは接点と接触出来ない》
《付属のプラ板を貼りトリガーの初期位置を嵩上げ》
《トリガー装着後》
《ブロックパーツを少しずつ削りスイッチと接点の接触具合を調整》
《加工後:トリガーの引きしろは半分程で調整》
《テスターでスイッチの導通検査》
《セクターギアを回転させスイッチのカットオフが正常に動作するか検査》
《カットオフ動作問題無し》
4)ギアシム調整:ギア3点を円滑にドライブ出来る様調整
5)ベベルギア位置出し・モーターノイズ調整
6)再組立て、接点グリス塗布、グリスアップ、オイル注油
《接点グリス塗布》
《内部完成》
《メカボックス完成》
7)レシーバー組み上げ、バッファーチューブ内リコイルユニットの撤去・オミット加工
《使用部品:Big-Out スプリングガイド 次世代電動ガン M4》
《空になったバッファーチューブ内側からネジ止め》
《スプリングガイド装着後》
《ロアレシーバーユニット完成》
8)インナーバレル・チャンバーユニット分解、清掃、メンテナンス
《チャンバーユニット分解・清掃》
《ホップ突き出し形状のチェック》
《チャンバーユニット完成》
9)バッテリー接続コネクタ・ヒューズ(30A)取付け
《使用部品:EAGLE RACING ミニコネクター》
《コネクタ・ヒューズユニット作製》
《コネクタ・ヒューズ装着後》
《ストックパイプ内へお好みのリポバッテリーを収納可能に》
10)ダミーボルト連動動作のオミット
《ピストンと連動するパーツのみ取り外し》
《ダミーボルト装着・連動動作オミット》
11)ストック後端端子・コネクタの撤去
《内部の端子取り外し》
《撤去後》
■カスタム前後のトリガーストローク比較
《トリガーの初期位置》
《カスタム前:通常のトリガーストローク【奥まで引いて発射】》
《カスタム後:トリガーストロークが半分に短縮【浅く引くだけで発射可能に】》
■最終動作確認、約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整、初速計測チェックの後お客様へご返却となります。
■初速 【弾速測定器:X3200 MK3にて計測】
・カスタム前:ノンホップ時 92m/s(0.2gBB) サイクル数:12発/秒
・カスタム後:ノンホップ時 93m/s(0.2gBB) 適正ホップ時 92m/s(0.2gBB) サイクル数:16発/秒
※約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整。0.2g弾で調整済み。
修理・カスタム担当者コメント
ご依頼頂きましたのは東京マルイ URG-I SOPMOD BLOCK3 次世代電動ガンでした。上記11項目の作業を実施致しました。メカボックス内部を分解しオーバーホール作業を実施、既存の電気配線を全て撤去し電導効率の高いテフロンコード・金端子コネクタを使用し配線加工、スイッチはショートストロークタイプのカスタムスイッチへ交換・調整、同時にトリガー引きしろの絞り加工・調整を致しました。ギアのシム調整、モーターの位置出し、各部オイル・グリスアップ済み、またインナーバレル・チャンバーユニットも清掃済みです。
バッファーチューブ内のリコイルユニットを撤去しリコイル機能をオミット、また射撃と同時に動作するダミーボルトの連動機能もオミット致しました。バッテリー接続ミニコネクタ・ヒューズ(30A)取付け済み、ストックパイプ内にリポバッテリーの収納が可能になりました。お客様のゲームレギュレーションに合わせ約95m/s(0.2gBB)以下に調整済み、セミ・フルオート・オートストップ動作問題御座いません。。
今回リコイル機能のオミットとトリガーのショートストローク・リポバッテリー搭載化を含めカスタム製作させて頂きました。リコイル機能をオミットする事により動作時の高負荷が無くなりセミオート時のレスポンス性能が向上、ショートストローク化されたトリガーと併せレスポンス性能を十分に発揮出来ます。また、連射時のサイクル数も12→16発へ向上しております。リコイルユニットが無くなった事により銃本体の重量が軽くなり取り扱い易くゲームでのご使用に特化した仕様となっております。
弊社では電動ガン全般の修理・メンテナンス・カスタムが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。
お世話になります。
今回のカスタムに掛かった費用は全体でお幾らになりますか。