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ナイフのハンドル素材

ナイフのハンドル素材と特徴

バックの折りたたみナイフ

ハンドル材には天然素材と人工素材があります。個々の材料によりそれぞれの特性があり、これも価格に影響する部分です。

人工素材は気温や湿度の変化に強く経年変化が起こりにくい為、アウトドアでのラフな使用に適しています。

天然素材は自然のそのままの素材であり色彩、個性豊かなバリエーションがあります。また人工素材には決してマネの出来ない自然な風合いが魅力です。

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天然のハンドル材

エボニー

日本名は黒檀、烏文木。東南アジア原産の常緑広葉樹で柿の木の仲間、色は赤色を帯び濃茶から黒で独特のシマ模様が特徴で材は硬く加工が難しい。材はとても丈夫で耐久性にすぐれる木材。

ココボロ

別名はアメリカンローズウッド、中南米産出のマメ科の広葉樹で大きいものは20メートル以上になる。油脂分を多く含む硬い木で色は赤味のある焦茶色、加工性に優れる。

ハードウッド

ナイフのハンドル材に使用される天然木の総称。

ローズウッド

亜熱帯産の硬い木。油脂分が多く目が細かく揃っており赤味の強い茶色に黒褐色の縞模様が特徴。

アイアンウッド

砂漠地帯に繁殖する天然木。濃い茶褐色をべ一スに黒い縞模様を持ち吸湿性が少ない。茶色に黒褐色の縞模様が特徴。

ウォールナット

北米産のクルミ科の落葉広葉樹。薄褐色から濃褐色。木質はやや重硬で狂いが少なく強靭。

アバロン

アワビの貝殻の内側の部分。黒く浮き出た線状模様と緑系が主体の色調。部位により様々な模様が見られる。

ブラック・パール

黒蝶貝の貝殻。黒ずんだ独特の輝きを持つ。

マザー・オブ・パール

白蝶貝の貝殼。白く輝く美しい真珠色が特徴。

サンパースタッグ

インド産の鹿角。大型種で角も大きい。

ハニーホーン

水牛の角。飴色の半透明な色調で部位により微妙に風合いが異なる。

シグドボーン

牛の骨に染色を施し表面に削り模様をつけた素材。

人工のハンドル材

マイカルタ

紙、布、木屑をべ一スに樹脂を注入し加圧成型した合成素材。湿度による収縮が非常に少ない。

アイボリー・マイカルタ

紙をベースとした象牙の様な風合いのマイカルタ。

ウッド・マイカルタ

木材をベースとしたマイカルタ。外観は木と同様の風合いを持つ。

キャンバス・マイカルタ

麻の布ベースのマイカルタ。荒く仕上げる事で滑り止めの効果がある。

リネン・マイカルタ

木綿の布べ一スのマイカルタ。キャンバスより細かい模様が特徴。

ザイテル

デュポン社開発の樹脂素材。軽量で強靭。

G-10

ガラス繊維に樹脂を浸透させた素材。軽量で強靭、表面のパターンが滑り止めの役割を果たす。

カーボンファイバー

航空機にも使用される非常に強度があり軽量な新素材、独自の模様がある。

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