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ICS CXP-ARK MOSFET Ver 海外製電動ガンの修理をさせて頂きました【セレクター故障修理】

お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理対応をさせて頂きました。

・ICS CXP-ARK MOSFET ver 海外製電動ガン

ご依頼内容は『セレクター内部の金属パーツ破損によりセレクターがセイフティ/セミオート/フルオートと稼働しなくなって弾が発射出来ない状態』とのご依頼でした。

分解調査の結果、故障原因は『メカボックスに付属するセレクターギアパーツの破損』による故障でした。

この度、部品交換を行い修理対応を致しました。

ICS CXP-ARK MOSFET ver 海外製電動ガン 修理内容

故障状況

『セレクター内部の金属パーツ破損によりセレクターがセイフティ/セミオート/フルオートと稼働しなくなって弾が発射出来ない状態』

故障原因

『メカボックスに付属するセレクターギアパーツの破損』

修理のポイント

①本体ボディ分解、故障原因調査
②メカボックス付属の破損したセレクターギアパーツを新品へ交換修理
③セレクター切り替え、ピストンリリース機能の動作調整
④本体組み上げ、発射動作確認、初速調整

修理に使用したパーツ

■計:1点
・ICS純正部品 MAR Trigger Plate ¥814

修理作業内容

1)本体ボディ分解、故障原因調査
《ご依頼品外観:セレクターレバーが下がってしまいセーフ/セミ/フルオート切替操作が出来ない
《破損したと思われる部品の破片》
《本体の分解:トップカバーを開いてダミーボルトを取り外し》
《デッキロック部分を外す》
《ダミーボルト一式取り外し》
《チャンバーユニットが見える》
《リアサイトのテイクダウンラッチを外して上部ハンドガードを取り外し》
《固定レバーを上側に持ち上げる》

《固定レバーを上にずらして下部ハンドガードを取り外し》
《レシーバーとフロント基部連結ネジの取り外し》
《左右、下側のネジ計6箇所を外す》

《給弾口のネジ2本取り外し》
《フロント基部とレシーバー分離》
《レシーバー部》
《セレクターキャップ取り外し》《ネジ止めされているセレクターレバーを外す》

《グリップ取り外し》
メカボックスを上に持ち上げて外す、内部のセレクターギアが破損している

2)メカボックス付属の破損したセレクターギアパーツを新品へ交換修理
《使用部品:ICS純正部品 MAR Trigger Plate》
《上:新品 下:破損品》
《可動部をグリスアップ》
《取付け、レシーバー内へ収納》

3)セレクター切り替え、ピストンリリース機能の動作調整
《セレクターレバーを取り付けてセーフ/セミ/フルオート切り替え動作のチェック》
《通常の歯並び位置に合わせて組み上げて動作させるとなぜか『フルオートポジション』でセミオート動作になってしまう為、ギアを一目ずらす》
《セレクターギアと噛み合う歯車部品の外径を加工》《内部ギアを一目ずらして取付け:フルオートポジションで正常にフルオート動作が出来る様に調整》
《また、セレクターギアが逆転防止ラッチ解除レバーに接触出来ずピストンのリリース動作が出来ない為、プラ板を貼って接触出来る様に調整
《セレクターの止めネジが緩まない様に内側へ外歯ワッシャーを装着》

《セレクターレバー取付け》

《セーフ/セミ/フルオート動作切り替え、ピストンリリース動作のチェック、OK》
《セレクターをセーフティ位置よりやや上に持ち上げると『内部のセレクターレバーと逆転防止ラッチ解除レバー』が接触して後退したピストンを前方方向へリリース(開放)する》
《セレクターキャップを取付け》

4)本体組み上げ、発射動作確認
《修理完了》

■最終動作確認、約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整、初速計測チェックの後お客様へご返却となります。
■初速 【弾速測定器:ACETECHにて計測】
・適正ホップ時:87m/s(0.2gBB)

※約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整をしています。【0.2g弾】で調整済み
※7.4v 1400mAh 30C リポバッテリーにて動作検査
※東京マルイ ベアリングバイオ 0.2gBB弾を使用し検査致しました。

修理 カスタム担当者コメント

ご依頼頂きましたのは『ICS CXP-ARK MOSFET ver 海外製電動ガン』でした。上記4項目の作業を実施致しました。メカボックス付属の破損したセレクターギアパーツを新品へ交換修理致しました。セレクター切り替え、ピストンリリース機能の動作調整を行い本体組み上げ、発射動作確認を致しました。修理後の初速は適正ホップ時87m/s(0.2gBB)と問題御座いません。

セレクターギアパーツ交換により正常にセーフ/セミ/フルオート発射動作が可能です。撃ち終わった後には、トップカバーを外してセレクターレバーのセフティ状態よりやや上に軽くセレクターレバーを持ち上げると後退したピストンを前進させる『ピストンリリース機能』も正常に動作します。

国内/海外製品問わず、AK製品におかれましては構造上内部セレクター部品が故障し易いのでお取り扱いの際にはご注意をお願い致します。この度は部品交換による修理と併せてピストンリリース機能の調整をさせて頂きました。再びご愛用頂ければ幸いです。

弊社では電動ガン全般の修理、メンテナンス、カスタムが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。

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