2人目に注目すべきCRKTのデザイナー
CRKTのデザイナーとして2人目に注目すべき人物が、CRKTと共にナイフの製作をしてきた通称「ビッグダディK.I.S.S.」ことエド・ハリガンです。
彼はデルタ航空の航空機技術者として37年間勤めた後の1985年にジョージア州シャープスバーグでハリガンナイフを設立。
エドは当初、レザークラフトや革細工を主に手掛けていたといい、彼はその制作過程の中でレザークラフトに使っているナイフを作ることに引き込まれていきました。
精力的な制作活動を続け、1996年には全米ブレード・スミス協会からマスタースミスの評価を獲得します、さらにマスタースミスによるベストナイフに贈られる賞である「B.R. ヒューズ アワード」を受賞しました。
彼はナイフを制作するにあたり、ダマスカス鋼を作ることを含め、熱処理、鍛造、鋼材にまつわる様々な作業をすべて彼自身で行い、三次元加工されたナイフに加えて主にセルフディフェンス、ミリタリー用途などの折りたたみナイフを制作しています。
特によく知られているのがエド・ハリガン氏がとてもシンプルでマネークリップとしても使えるシングルスライドナイフ「K.I.S.S.」を世に送り出したイノベーターであることです。
彼とCRKTの作り出すナイフは愛好家や一般の人々にとても人気があり、一部のナイフはファクトリーナイフの域に留まらず、カスタムバージョンのナイフとして彼の手で制作されています。
現在、エドはブレードスミスたちや大学レベルでセミナーを行い、業界の発展のため後輩たちへナイフメイキングを教えています。
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