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  • 水辺で使い倒す用

    投稿日:2022/02/22

    ★★★★★5

    自分自身ダイバーというわけではないのですが、釣りや磯遊びなど水辺で使い倒すために買いました。

     グリップパネルがあるタイプのナイフはどうしてもタングとグリップパネルの間に海水などが入り込み残留しやすく、気付かぬうちに見えない部分が錆びている事がありました。ならば最初からグリップがスケルトンで420系の鋼材を使ったナイフなら洗うのも楽だし錆びにくくに使えるのでは?という動機で購入しています。

     結果としては狙い通りに使えそうだという印象です。鋼材は明記されていないものの、一応磁石は普通にくっ付くので420かな…という希望的観測の元使っていますが、シースもナイフも思い切り蛇口でバシャバシャ洗えるので塩水は全く問題になりません。切れも普通に使うぶんには問題ないレベルで、磯でガンガン使っても棒セラミックシャープナーを入れておけば簡単にタッチアップできるので便利です。綺麗に三枚おろしで魚を捌くなら出刃を使ったほうが良いかもしれませんが、内臓を処理して適当に捌くぶんには全く問題ありません。

     ただし難点もあります。恐らくブレード以外のデザインは往年のテクナナイフのコピーですが、グリップが少々細すぎて(テクナは鋼材自体がもう少し太く、滑り止めのセレーションが付いていた記憶があります)強く握るには少々不安です。大きな魚の中骨を断ち切るのには恐らく難儀すると思われます…まあ大物釣れないから問題ないんですけども。

     また、プラ製シースも巨大な水抜き穴がない以外はほぼテクナで、ヒルトとグリップの穴で固定するロック機構なども類似したものです。シースを持って振り回しても不意に抜けることがなく大変便利ではありますが(真似しちゃダメですよ)、反面グリップの穴自体をロックに使っている関係上パラコードなどを巻いてグリップの握りやすさを改善する事が出来ません。一応グリップ空いた穴5つのうち、エンド側から数えて3つ目までは巻けますが、それ以上巻くと物理的にシースに収めることができなくなります。パラコード巻きにしたい方は汎用のナイロンシースを使うか、多少妥協して部分巻きで我慢するか選ぶしかありません(カイデックスはロックが少し微妙な気がします)。自分は外して洗うのも面倒になってやめました。

     あとキャンプで使いたい場合は背中のセレーションがやや邪魔です。ダイビングナイフなので文句を言うところではないですが、木を削るなどの動作は指を当てられないのでやや難しいかなと思います。洗いやすいし調理用と割り切れば普通に使えます。あともはや言うまでもありませんがこいつでバトニングなんてやめましょう。

     あ、あと同梱されているゴムバンドが臭いです。ゴム苦手な人にとっては世界な終わりのような臭いがするし自分は使わないので、自分はそっとパラコードでベルトループ仕様に変更しています。

     更に付け加えると、自分の個体とレプマート店頭で見た個体でブレード表面の傷の有無だいぶが違うなと言う印象を受けました(店頭のはかなり傷があった)。どうせ柔い鋼材でガリガリになるので気にはしませんが、もしかすると結構な個体差が有るということかもしれません。

     総評して、多少気になるところは改善でき、とにかく洗いやすく、扱いやすく、気軽に使えるナイフで気に入りました。サビやロストを気にせず水辺で使えるナイフ、キャンプで簡単な調理をする野外包丁が欲しい方は安いし買って損はないかと思います。

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