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商品説明に購入者に誤解を与える表現があったのでレビューを投稿します。

イギリスだと1,000円前後で買えます。品質等含めてそういうレベルのものという意味です。レプマートさんではなくイギリスで購入しています。でもコロナ前なので今は値上がりしているかもです。但し、本物の軍用品ですので元々の品質は質実剛健でレプリカやコピー品とは段違いです。

さて、商品説明には「下部は防水処理の施された生地が使用されており」とありますが間違いです。蚊帳テント下部、すなわちボトムですが、これは防水処理はされていません。湿った、濡れた地面にそのまま直接設置すると、やがて水分が滲みてきて濡れます。中古良品でも中古難あり品でも同じです。

おそらく、最初は防水処理されていたはずと思いますが、経年劣化でその性能は無くなっています。米軍パップテントやポーランド軍テントのようなコットン製の幕ではなく、ナイロンかポリエステルのような化繊です。なので、防水剤なり撥水剤を塗布していると思うのですが、その効果は既にありません。

直接地面の上で使用される場合は、グランドシートを使用するにしても防水スプレー等で防水処理をする必要があります。そうしないと、雨の日やその前後だと、えらい目に合います。

私も最初はボトムは防水と信じ、何もせず雨の中寝たのですが起きたら水たまりがあって「なんじゃこりゃ!」と。MSSで寝ていたのでゴアテックスの寝袋カバーで事なきを得ましたが「そうなのか」と。

また、放出品なので丸洗いされる方もいると思いますが、その際に防水性能が無いのはよくわかります。わたしも丸洗いしています。お風呂が簡単です。蚊帳のメッシュ部は繊細なので、その部分を水に漬けず持ったまま、ぬるま湯のお風呂にボトム部を入れ、足で揉み洗いすればOKです。その後、蚊帳メッシュ部も優しくぬるま湯に浸して汚れを落とせばいいです。

この蚊帳テントは、もともとコットの上に乗せて使う仕様になっています。そのためのベロクロが前後中央にあります。英軍が使用している画像や動画はたくさんあるので確認できます。中東などでは上にバシャ(英軍の小さいタープ)を張って日除けにし、コットの上にこれを載せています。

米軍のGIコットやNATO軍のコットのように、コットの四隅にポールを入れる穴が開いているコットじゃないと設置できません。設置できないわけではないですが安定製に欠けるのでおすすめしません。英軍コットは元々この蚊帳テントを設置する仕様なのでコット四隅の穴は米軍コットより小さいです。米軍コットはパイン製のコットを立てる棒を入れる用の大きな穴ですが大は小を兼ねるので問題なく蚊帳コットのポールが収まり使えます。

グランドシートを敷いて地面に設置した画像と米軍コットの上に設置した画像を添付します。

コットの上に置く蚊帳としては、これが最強です。おそろしく使い勝手がいいです。米軍の各種蚊帳やベッドネットシステムが雑魚に感じます。蚊帳の中で体が起こせるのは素晴らしいです。

最後になりましたが、これを直接地面に置いて使用することを考えている方は、必ず防水処理を行ってからにしてください。

夏じゃなくてもタープ泊でも便利に使えるので一年中使えるやつです。

この手のポケットストーブは、エスビットのポケットストーブかその模倣品ばかりなので、それらを持っていれば、基本的には壊れないので他を買うことはないのですが、この価格は買いです。こういうのは何個持っていてもいいと思います。楽しいですから。安いし壊れないし。もともとアルコールを固めた専用燃料を使うことを目的としているので独特な燃料入れの形ですが、曲げてあるだけなので指でグイッとやればフラットになりアルコールストーブや日本の青くて丸い固形燃料も使えます。エスビットポケットストーブと較べて、足が無いので熱が下にいく、なので敷物(だいたいタイル)が必要でこれが欠点らしいのですが、イギリス軍では、地面で使う前提でそういう仕様なので欠点でも何でもないです。屋内で使うなよ、という話。テント含め。でも、まぁ、こういう道具で遊ぶのは楽しいので屋内で使いますわなぁ。ステンレストレーの上で使ったり色々工夫して使うと思います。それがまた楽しい。タイルとかよく考えたなぁと思います。タイル敷いて使ってみましたが、いらなかったかなぁと思ったのは内緒。さて、このBCBポケットストーブには風防が標準で付いてきますが、同じやつを余ったアルミで作りました。これで両面塞ぐ。塞いでも横長の空気穴が両面下部にあるので問題なくエアフロー出来ます。これで野外で、ほぼ風防無しでも炊飯とか出来ます。ここがエスビットより優秀なとこです。あとサイズもですが、これは使うクッカーによるのでなんとも。とにかく価格が安い!レプマートさんは安いので、費用対効果抜群なやつなので、一個は持っていていいと思います。エスビットあるので必要なかったのですが、この価格だったので遊べると思い購入しました。正解でした。日本で使うと純正燃料は価格が高くオーバースペックなので、青い固形燃料一択だと思いますが、それで十二分な性能を発揮する道具だと思います。

エスビットのポケットストーブ自体は二代目か三代目になります。壊れないので買い替える必要はないのですが、震災で紛失したりしたのでレプマートさんで購入しました。久しぶりに使いました。もの自体がシンプルな構造なので堅牢でガタツキの無い商品が届きました。USED品の軍用品なので、もちろん汚れています。野外で使う道具なので汚れているのは当然です。なので洗って磨いてやります。これだけで優良品に早変わりします。飯盒の蓋を作る時に余っていたアルミで風防を作りました。5分くらいで出来ます。これで、ある程度そのままで使えるようになりました。エスビットポケットストーブは五徳の切れ込みが長いので、風防でシールドしてもある程度の隙間は出来ます。このため、野外だとちゃんとした風防がないと使えません。野外では無風の状態が稀ですから。bcbのファイヤードラゴンストーブは、この隙間が短いので、ほぼ単体で使えますが、それは後発の道具だから。ドイツ軍放出品ということでドイツ軍飯盒の上蓋と中子(コンテナ)で自動炊飯してみましたが、ドイツ軍はドイツ軍でも、東ドイツ軍飯盒だったりします。西ドイツ軍飯盒(現在のドイツ連邦軍)でもやってますが、風防付けるとガレージなどの半野外だと、単体で十分な機能を発揮しました。新品とまったく性能が変わらないので、安く買えるこちらを購入するのをおすすめします。

まず、ちゃんと刻印(英軍メスキットお約束の↑マークも)がある実物でした。

並下品(B級)しか在庫無いので注文しましたが、到着したものは並品というより並上品でした。到着した状態のものは、使用したあと軽く洗ってそのまま保管レベルでしたので、鍋底に汚れがまだ付着している状態。

ですが、製造年やアルミの状態を目視して「きっちり洗ったら蘇るんじゃね?」と思いクエン酸スープで煮込んだあとキッチリと洗いました。上等品になりました。その手間を省いているので並下品なのですが、海外の相場だと600円くらいからありますが、このレベルだともっと高く、かつ送料かかるのでレプマートさんの価格設定に驚愕です。さすが。

並下品は、ものによったらメンテナンスしても復活しないレベルのものがあるとは思いますが、きっちりメンテナンスしてやれば、だいたいワンランクアップすると思います。

アルミ製品、ステンレス製品の、それも軍用品のメンテナンススキルがある方しか無理ですが。

でも、よく考えると、たまたまアタリだったのかもしれません。ご参考になれば。