Bastinelli Creations ナイフ Mako スカルハンドルの口コミ、レビュー
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二振りのナイフを手にして構える死神のロゴが超不気味なので、販売されているナイフを見もせずにいつもスルーしていましたが、ちょっと気になったのでチラッと覗いてみたら、ハイエンドスチールで造られた超高級ナイフがゴロゴロしているのを目の当たりにし、「もっと前からチェックすべきだった!!!」と後悔しまくりました。
以来、同ブランドの「傑作」として知られ、フランス陸軍特殊部隊や当方のようなナイフ格闘家達に愛されているBINOMEのコンバット・ファイティングナイフを始め、数多くの作品を愛蔵・愛用しています。
G10でできたスタンダードのハンドルスケールよりもグリップ感があるブロンズ製のドクロのハンドルは、ただのデザインだけでなく滑り止めとしての実用性があり、鍛錬次第でカランビットのような操作が可能になります。
「まこ」と呼ばれる斬れ味重視の獰猛な一振りで、名の由来はやはり獰猛な気性で知られるマコザメから来ていると思われ、ブレードの形状は確かにサメのようです。
フランス人の若手カリズマであるバスチャン・コーブ氏がデザインし、イタリア・マニアゴのナイフメーカーFOX社が製作した一振りで、タクティカル・ミリタリーナイフとしての用途に限られるかと思います。
尚、付属のスタンダードハンドルスケールはもう付いてこないようです。
同社がリリースするナイフの全てはカスタムナイフなので、世界に二つと無いナイフデザインと、使われているブレードの鋼材やハンドルスケールの素材が要因となりますが、どうりで高額な訳です。しかし、メーカー本人もいたずらにおカネを取っているのではない事がクオリティーからしても一目瞭然なので、当方が絶大な信頼を置くナイフブランドでもあります。ハンドルスケールにはブロンズが使われた凝りに凝ったカランビットで、スカルデザインは見た目と実用性を秘めています。