Makkari knives ユーティリティーナイフ 間狩純平作 AT9-S MOLLEシースの口コミ、レビュー
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例え有名なカスタムナイフメーカーが手掛けた高額なナイフであろうと、ただの100均ショップで手に入る包丁であろうと、要はブレードエッジが鋭利である限り、刃物類はどんなものでも凶器となります。
しかし、タクティカル・ミリタリーナイフの定義は「大量殺戮」という、ごく一定の用途に基づいてデザイン・開発され、その用途に耐え得る強度と扱い易さを秘めている事です。
という事で、当方がクラブマガのナイフ格闘術の稽古で好んで愛用している二振りのナイフが、イタリア・マニアゴのタクティカル・ミリタリーナイフメーカーFOX社の軍事部門(FKMD)製のBastinelli Binomeと、マッカリーナイフの傑作である陸上自衛隊仕様モデルAT9-Sです。
両者共々、機動性、実用性、隠密性、また携帯性に非常に優れ、軽量且つ薄く作られているので、他の物を握りながらナイフを握ったり、また同じように軽量なポリマー樹脂製の自動拳銃と併用して扱う事ができるので、特に限られたスペースでの接近戦や至近距離戦(CQB)では極めて効果的です。
稽古では以上の事を念頭において、常にナイフと拳銃がセットになっています。
人を殺める「術」を極めた陸上自衛隊のエリート部隊のインプットと、またナイフ造りのイロハを熟知しているナイフメーカーによる、軍用ナイフのコラボレーションモデルともいえるAT9-S。
まさにタクティカル・ミリタリーナイフの定義と条件を満たした究極の一振りである事が、日々の稽古を通して実感できます。
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同氏が作成した「喧嘩角」と呼ばれる鹿の角のネックレスをマッカリーナイフの宣伝の一環として、ごくたまに首に掛けて街中をブラブラ出歩きますが、出来ればマッカリーナイフのロゴマーク入りのベルクロオス付きワッペンや、ベースボールキャップなどもリリースしてほしいです。
マッカリーナイフといえばマドラーやAT9-Sが同社の看板娘的存在として名高いですが、当方の体格や用途に合ったAT9-Sを二振りナイフ格闘術の稽古で、そして一振りをコレクションアイテムとして愛用・愛蔵しています。
当方が幾度のレビューでこれだけベタ褒めしている間狩純平氏の陸上自衛隊仕様のモデルAT9-Sですが、「道具」または「武器」としての真価は勿論、作者同様にナイフ自身も独自の個性と気質を持つ味わい深い一振りなので、使い込んでいくうちに愛着が湧いてくるハンドメイドのカスタムナイフです。
追伸:間狩先生にお願いです。
マッカリーナイフのロゴ入りアクセサリーや、アパレル商品も是非ともリリースしてください!
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実際にフィールド(とは言っても、スポーツジムですが)で使ってみて、当方の用途(クラブマガのナイフ格闘術)にピッタリの一振りなので、フランス人の若きナイフデザイナーであるバスチャン・コーブ氏がデザインし、イタリア・マニアゴのタクティカル・ミリタリーナイフメーカーFOX社が製作したBINOMEと共に、当方のお気に入りの軍用ナイフ、マッカリーナイフAT9-Sであります。
接近戦闘に秀でるコンバット・ファイティングナイフと、アウトドア・サバイバルのシナリオで真価を発揮するユティリティーナイフの二つの顔を持つ多様性に非常に優れた一振りで、一振りで二役演じてくれる優等生。
「この平和ボケした日本社会で、ナイフで戦うなどナンセンス」、なんて言われるかも知れませんが、人というものが人である限り、当方の荒稽古は続きます。
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当方、仏教徒ではないですが、一足お先にお盆休みをいただいて、久々にクラブマガのナイフ格闘術の猛稽古で汗を流し、稽古にお供してくれた我が愛刀芙実ちゃんに日本刀の刀剣油をほどよく引いて、お手入れしてあげました。
シースをはらって重量250グラム程度と、比較的軽量な割にはフルタングナイフならではの頑丈な造り込みなので、5インチ強の刃長からしてコンバット・ファイティングナイフとしてのみならず、ユティリティーナイフとしての素質も持っているので、有事の際には様々なシナリオに対応できる優等生でもあります。
初めて手にした時から惚れたマッカリーナイフの陸上自衛隊仕様のモデルAT9-S。
当方のようなナイフ愛好家・格闘家、そして陸上自衛隊マニアのミリオタ魂を粛々と慰めてくれる一振りで、やはり一番の決め手は同じ大和民族が手掛けた究極のカスタム軍用ナイフという事でしょうか。
日に日に希少になりつつある120%純日本製コンバット・ファイティングナイフ、そして陸上自衛隊の装備品を探している同志にお勧めしたい一振りです。
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こうして執拗に、またしつこく本ナイフのレビューを懲りずにしてきましたが、ただ観賞用などと称して見て楽しむだけでなく、アウトドア・サバイバルや、またコンバット・ファイティングのシナリオなどといった実用性を考慮すると、カスタムナイフとしては最高峰の一振りだと自信を持って断言できます。
高名なカスタムナイフメーカー達が高額な素材を使って作成するナイフの大半は、実用性や耐久性を蔑ろにする「芸術品」ばかりですが、実際にフィールドで泥や血まみれになって活躍するナイフこそ、価値あり美しい作品だと思っています。
またナイフに見られる不均等さや不完璧さがとても味わい深く、カスタムナイフならではの無比の存在感を放っています。
尚、写真のモデルになってくれているのは、当方の愛刀である楓花(ふうか)ちゃんと芙蓉(ふよう)ちゃんこと、マッカリーナイフAT9-Sです。
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当方が血気盛んな若造の頃に都内にある某国の大使館内で身辺警備員として勤務していた時に、大変お世話になった先輩警備員が放った一句で、今でも教訓として自分に言い聞かせています。
歴史上、元寇、また朝鮮半島からやって来る侵略者達は、必ずと言っていいほど九州経由で日本侵略を試みてきたせいか、対馬海峡沿いに住する人達の危機感の持ち方は普通の日本人とは違うという印象があります。
そんなDNAを受け継いだかと思われる九州・福岡のナイフ職人、間狩純平氏が手掛けた陸上自衛隊仕様軍用ナイフ、AT9-S。
サイズ、刃長、重量、デザイン、斬れ味、剛性、そして機動性・実用性のどれを取っても非の打ちどころなく抜け目のない造り込みで、日本人男性の体格にジャストフィットの一振りなので、我が国日本を心から愛し、憂う人達の手の内にあってほしい今日の侍の差料で、我が家の即応常備刀でもあります。
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陸上自衛隊仕様の装備でサバゲーフィールドで暴れまくっているサバゲーマーさん、現役または退役した自衛官さん、陸上自衛隊マニアさんや、当方のようなナイフ愛好家及び、ナイフ格闘術に精通している皆さんに朗報です。
豊和さんが開発したホンモノの89式小銃を手に入れる事は不可能であっても、ガチな陸上自衛隊の装備品を探しているのであれば、89式小銃と一緒に運用する目的で開発されたコレがあります。
89式軍用刀、マッカリーナイフAT9-S。
東京マルイ製の89式小銃のスタンダード電動ライフルや、ガスブローバックライフルのオモチャでは物足りない!などという、当方のようなミリオタの魂を慰めてくれるので、コレに尽きます。
白兵戦では勿論の事、これ一振りでアウトドア・サバイバルのシナリオや災害時でも生き残れそうです。
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優れたナイフをデザイン・作成する為に、自身もアウトドアに精通する間狩純平氏が産んだ、陸上自衛隊仕様のガチな装備品の一つでもあり、またマッカリーナイフ挙げての「最凶」の一振りがAT9-Sだと、ナイフ格闘術の稽古で実際に振り回してみて感じます。
一振り一振り、ハンドメイドのカスタムナイフなので多少の不均等さがあり、うちの楓花ちゃんと先日嫁いで来た芙蓉ちゃんを並べて比べてみましたが、楓花ちゃんのほうが約1センチほどノッポでした。
またブレードに見る「刃紋」も「X」であったり、まるで桜の花びらを散らしたような模様でもあったりしますが、実用には支障はないので全く問題視していませんし、逆にそんな不均等さがカスタムナイフの証だと捉えており、世界に二つと無い自分だけの一振りという愛着も湧いてきます。
ブレードに見るマッカリーナイフのロゴの真上に「CUSTOM」とプリントされていればハンドメイドで、「MIDTECH」と表示されていれば工作機械で大量生産されたナイフのようです。
今日の日本国を憂う一愛国者として、日本のモノ作りに一消費者として貢献したいのと、真にマッカリーナイフの陸上自衛隊仕様のモデルに魅せられ、正真正銘の軍用刀としての真価を稽古を通して見たので、これからも新しいモデルの誕生に期待したいです。
なので、高価な純日本製カスタムナイフを差料にする陸上自衛隊の隊員さん達が羨ましいです。
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当方がアウトドア・サバイバルナイフとしてではなく、コンバット・ファイティングナイフとして認識し、主にナイフ格闘術の単独稽古で愛用している、マッカリーナイフの看板娘的存在であるAT9-Sです。
同氏の他の陸上自衛隊仕様のモデル同様に、ナイフブレードには「X」の迷彩柄の「刃紋」が施されており、ブレードエッジはユティリティーナイフ独特のやや湾曲した形状で、刺突に秀でたブレードポイントは厚く刃毀れし難いようになっており、ブレード腹部にかけては非常に鋭い斬れ味です。
付属のタコシェルシースはタフビロンと呼ばれる素材でできており、質的にはカイデックスと同等のものかと思われ、Squadronと呼ばれるIR対応の500デニールのコーデュラナイロン製シースカバーにはマルチカムの迷彩柄が施されており、MOLLE完全対応となっています。
シースの裏側にはMOLLE対応のマリスクリップが付いたプラットフォームが搭載されており、左利きの当方は逆手でナイフをデプロイできるように、いつもマリスクリップごとプラットフォームを正反対にマウントしています。
またナイフをシースにガタツキ無くしっかりと収納できるように設けられたアドジャスターは、ネジ一本で緩めたり、きつく締められるように調整できます。
先日レプマートさんが発送してくれた一振りが付属のシース共に稀に見る綺麗な個体であったため、観賞用として日本刀の丁子油を引いて愛蔵する事に決めました。
ごく稀に見る「美人」である事、過酷な扱いにも耐え得る「強靭さ」と、また敵に回すとしつこく「厄介」であろうという当方の私見から、「美」の代名詞として名高い花にちなんで、「芙蓉(ふよう)」と命名。
そんなことで、後ほど嫁ぎ祝いをしようかと思います。(笑)
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同氏の陸上自衛隊仕様のモデルに魅せられて以来、数振りを実用と観賞用に所持していますが、AT9-Sはこれで3振り目となります。
アウトドア・サバイバルナイフというよりも、コンバット・ファイティングナイフとしての色が濃く、陸上自衛隊でも採用されている事から正真正銘の軍用刀であり、また当方が精通するクラブマガのナイフ格闘術の一人稽古でも愛用しているので、稽古で振り回した後、この一振りが持つ気質を基に命名しようかと思います。
今回、レプマートさんが発送して下さった個体が稀に見る美品であったため、こちらは観賞用として油を絶やさず、また肌から離さず死ぬまで愛蔵しようかと思います。
このモデルについて幾度かレビューしてきましたが、陸上自衛隊のとあるエリート部隊に納入するためにデザイン・作成されたと聞いています。
数十丁すでに第一空挺団に納入された他、「S」という名の部隊仕様とも聞いていますが、もしかしたら未だに「極秘」というベールに包まれた陸上自衛隊の特殊作戦群の事ではないかと当方は憶測します。
知ったら消されるかも知れないので、あまり深入りしないようにします。(笑)
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北欧バイキングが愛用しているグレートソードを、その刀が持つ「気質」に因んであだ名で呼んでいたように、泰平の世の侍達も自分達の差料を愛称で呼んで、油を絶やすことなく、まるで妻や娘のように愛しんだといいます。実に13週間という地獄のブーツキャンプ中は童貞を貫かなくてはならないアメリカ海兵隊の候補生達も、支給されライフルに女性の名を付ける風習が今でもあるようで、我が国の自衛隊員さん達も主力火器である89式小銃を「ハチキュー」や「BUDDY」と呼びます。
一体、何時、何処で、誰がそんな異質な風習を広めたのかはさておき、ミリオタ、ナイフフェチの当方も同様の風習を重んじており、ナイフ格闘術の稽古で実戦に耐え得る差料だと見込んだナイフには愛称を付けて呼んでいます。
これで実に3振り目(!)となるマッカリーナイフAT9-Sのコンバット・ファイティングナイフですが、陸上自衛隊のエリート部隊に採用されたモデルという事もあって、実用のみならずコレクターアイテムとしての価値も十分ある一振りなので、89式小銃のガスブロやナイフ格闘術のお供にオススメしたい一振りです。
ってなわけで、愛称で呼べる名前を募集中です!
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当方が精通する某流派の日本古武術の短刀術で匕首のように扱ったり、クラブマガのナイフ格闘術の稽古でも振り回して愛用しているうちの「楓花(ふうか)ちゃん」こと、マッカリーナイフの看板娘的存在であるAT9-Sの陸上自衛隊の軍用刀です。
逆手に握ってカランビットのように使っていますが、小柄で取り回しが良く、軽量故にとてもすばしっこいので、対人兵器としてはずば抜けた素質を持つマッカリーナイフ屈指の一振りで、箱出しの状態で既にカミソリのような斬れ味を持っていました。
トレーニングナイフでは物足りなかったので、徐々に「真剣」で手慣らしをしながら使っているうちに慣れてきたのか、ついこの間、数センチほど手首を搔かれ、初めて血を見ました!(痛)
何処かの高名なガンメーカーの中華製の駄作ではなく、我が愛刀である楓花ちゃんに斬られるのであれば本望ですが、傷も大したことなく、息の根を止められなくて幸いでした。
なので、陸上自衛隊マニア、ナイフ愛好家、そして当方のようにナイフ格闘術を極めたい武芸者の方々に是非オススメしたい一振りですが、模造品ではなくガチな陸上自衛隊の装備品なので、取り扱いには十分気を付けてください。
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迷彩柄のシースが超カッコイイ陸上自衛隊仕様のモデルに魅かれて以来、ナイフ格闘術の稽古で愛用しているマッカリーナイフですが、鎧通のように分厚いピットブルを日本民族が産んだ傑作を意味して「和華(のどか)」、そしてAT9-Sはカエデの葉のようなブレードの形状から「楓花(ふうか)」と愛称を込めて呼んでいますが、自衛隊員さんたちが日夜共にする89式小銃を「ハチキュウ」や「BUDDY]と呼ぶように、殺傷能力を持つ軍備品や武具を愛称で呼ぶ習慣は、軍関係者や武芸者であれば古今東西皆、共通しているかと思います。
89式小銃と一緒に運用する事を想定して造られたので、スリムでコンパクト且つ軽量ですが、それ故に非常にすばしっこく恐ろしい斬れ味を持つ一振りなので、たとえただの一人稽古とはいえ、ちょっと気を抜くと大ケガをするので、侮れない軍用ナイフです。
両者共々、長所と短所を持ち合わせてはいますが、それを補うために敢えて二振り愛蔵・愛用しています。
定期的に日本刀の鉱物性の刀剣油を引いて、部屋中漂う丁子の香りを楽しみながら手入れをするのが、至福の時と言ってもいいでしょうか。
今世紀のサムライ、また剛の者、来たれ!
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実に陸上自衛隊のエリート部隊も認めたマッカリーナイフの看板娘的存在であるAT9-Sで、またマッカリーナイフといえばやはりこの一振りで、当方のお気に入りの愛刀でもあります。
デザインと造り込みからしてアウトドア・ユティリティーナイフとしての素質は勿論、純粋なタクティカル・ファイティングナイフと認識して、日頃よりクラブマガのナイフ格闘術に精通している者であれば、このナイフが練達の士の手の内にあればどれだけ恐ろしい武器になるかは、もはや想像するに至りません。
頑丈なピットブルのように肉厚で全体的に太いイメージは無いものの、スリム且つ軽量なデザインはナイフ格闘では必至のダイナミック且つ俊敏な動きが可能になり、ポメル部分にあるOリングはカランビットのような逆手での操作に十分貢献します。
KA-BAR社の7インチのアメリカ海兵隊ナイフが巨人のゴリアテであれば、マッカリーナイフのAT9-Sはまさに小柄のダビデ。欧米では「大は小を兼ねる」、日本では「小は大を兼ねる」と言っても良いでしょう。
小柄で非力な者が、強大な者を制す。
まさに日本人そのものです。
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「精強無比」で知られる陸自のエリート部隊も認めたコンバットナイフで、造り込みからして野外でのチョッピングやバトニングなどといったハードな「任務」にはあまり向いていないかもしれませんが、CQBのシナリオで対人用兵器としての「任務」には十二分だと断言できます。
目に見えない仮想の「敵」を相手に単独で行うクラブマガのナイフ格闘術の稽古には欠かせない一丁で、当方の用途ではいつもちゃんと「任務遂行」してくれる我が愛刀、「楓花(ふうか)ちゃん」です。
そんな精強無比のブレードの飾り付けをして、自分好みにグレードアップしてみましたが、「武器」としての実用性と、「儀仗」としての精神的拠り所を意味して、こんな風に仕上げてみました。
一見、飾りっ気一つないただの無骨な殺戮兵器ですが、自分なりに「和」をイメージして、Oリングには控えめな長さの真紅のタクティカルコードを括り付け、またオリーブドラブ色の軍用パラコードを実用性重視でシースに付けています。
実戦で相手の気を紛らわすように意図的に真紅の色のタクティカルコードを採用し、またコードを掴んで相手にナイフを取られないようにわざと短くしています。
実際に稽古で使ってみて、BASTINELLI BINOMEに次ぎ、当方の二番目のお気に入りの差料になりました。
デザイン・作成された間狩純平先生に感謝です。
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肌着メーカーでお馴染みのグンゼの謳い文句のようですが、福岡県在住のカスタムナイフメーカー間狩純平氏が手掛けたカスタムナイフの傑作で、既に同じモデルを1丁所持していますが、再入荷と聞いて思わず飛びついてしまいました!
同氏作のマドラーと比べて一回り小さいですが、こちらの方が取り回し良く、また全体的にスリムなので場所を取らず、パラシュート降下のために軍用機内で待機する隊員さん達にも軽量で扱い易い事から、陸上自衛隊第一空挺団が採用しているそうです。
先日、同氏とメールでやり取りする機会に恵まれ、この作品について幾つか伺う事ができましたが、前より気になっていたAT9-Sという名の由来について、とても興味深い事を教えて頂きました。
AT9とは英語のEighty nine、または「89」を意味し、自衛隊の主要武器である89式自動小銃の事で、89式と一緒に運用する事を念頭に置いて開発されたナイフで、「S」と呼ばれる部隊仕様の1丁だと言われていました。
ブレードの切っ先にかけて斬れ味がやや鈍いですが、これは刃毀れ防止の為に意図的に施された工法で、刺突に優れるだけでなく、ホローグラインドのエッジなので素早く斬り付ければとても鋭利で、ブレードの腹部からチョイル部分にかけてはものすごく良く斬れ、スパイン側の切っ先にはファルスエッジが設けられているので、ボディアーマーを容易に刺し抜けます。
ハンドルのポメル付近に設けられたOリングはシースから素早くナイフを抜いたり、また鍛錬次第ではナイフを逆手に持ってカランビットのような操作法も可能になってきます。
AT9-Sのナイフシースは、同氏が手掛けたピットブルと呼ばれる極太ナイフに付いてくる陸上自衛隊の迷彩柄がプリントされたものではなく、タフビロンと呼ばれる樹脂製のタコシェルシースがマルチカムの色柄のコーデュラナイロン製の生地で包まれたものです。当方は左利きなので、腰に着けて逆手でナイフをデプロイできるように、マリスクリップの付いたプラットフォームごとシースの正反対側にマウントしています。ナイフを素早くデプロイできるように、ネジでシースを締めたり緩めたりと、用途に合わせて調整できるのも良いです。
隊員さんの要望に沿ってデザイン・開発され、現に陸上自衛隊のエリート部隊が採用している本物の装備品のみならず、ナイフから付属のシースまで全て純日本製のカスタム軍用ナイフ。
ブレードの形がカエデの葉によく似ている事から、「楓花」(ふうか)と命名。
丁子エキス配合の刀剣油を引いて、自分好みの仕様に仕立て上げて愛蔵しています。
ところで、「S」と呼ばれる部隊が一体何なのか、未だ不明です。
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本モデルはこれで二振り目となりますが、特に同氏の陸上自衛隊仕様の作品に魅せられて以来、リピーターとなりました。
マッカリーナイフのピットブルと呼ばれる肉厚な極太ナイフも愛刀として所持していますが、サイズはほぼ同じでもこちらは全体的にスリムで、G10(?)ハンドルスケールも軽量化を図って薄めなので、当方の用途に最適な一振りだと見込んでいます。
で、その用途とは...?
日本刀の鎧通しの如くブレードとハンドルの長さがほぼ均等で、ブレードも斬れ味重視のホローグラインドなので、切っ先も刺突に優れるデザインという観点から、接近戦では間違いなく効果を挙げられる「対人用」兵器です。
以前にもコメントしたように、現に精強無比の陸上自衛隊第一空挺団正式採用のガチな自衛隊装備品なので、とても希少な代物です。
再入荷と知って思わず飛びつきましたが、同氏のショップでも、またレプマートさんでもまだ在庫はあるので、当方のようなナイフ格闘家・愛好家や陸自マニアの皆さん、今がチャンス!です。
近日中にも改めてナイフのレビューをしようかと思いますので、お楽しみ!
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国家の安全や存続にかかわるのが真の理由なのかは分かりませんが、ただでさえ陸上自衛隊の装備品は民間マーケットでも極めて希少なアイテムなので、陸上自衛隊仕様やそれを模したアパレル関係の商品や、東京マルイ製の89式自動小銃のエアガンなどは目にしますが、正真正銘の陸上自衛隊装備品には全くと言っていいほどありつけません。
そんな陸上自衛隊ファンやマニア必見の一品が、こちらです。
陸上自衛隊のエリート部隊である第一空挺団に数十丁納入実績のある、マッカリーナイフの正真正銘の装備品。
レプマートさんにも是非、陸上自衛隊装備品として加えて欲しい一品です。
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自衛隊や警視庁などといった公官庁の使用を想定して作られた言わばタクティカル・ミリタリーナイフで、同氏が手掛けるアウトドア・ハンティングナイフよりも耐久性や強度がありそうな一振りなので、実に数10丁陸上自衛隊の精鋭部隊として知られる第一空挺団に納入実績があるようです。同氏のマドラーというモデルよりも一回り小さいものの、軍用機内や軍用車両といった限られたスペースで使い易いのと、割と軽量なのでMOLLE対応のギアに着用し易く、必要に応じてすぐにシースから抜いて使えます。またポメル付近にに設けられたOリングのおかげで指を通して素早くブレードのデプロイが可能になるのと、鍛錬次第で逆手に持ってカランビットのような操作法もアリかと思います。ブレードに使われた440C鋼材といい、またナイフデザインといい、実用性に非常に富んだ傑作です。実際に陸上自衛隊に正式採用されたモデルなので、現役・退役自衛官や自衛隊ファンはおろか、アウトドアズマンや当方のようなナイフコレクターの垂涎の的であることは間違いありません。
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大きさ、重さ、バランスとても良いです。強いて言うとシースの金具が安物で錆びていました。ビニール袋での保存が影響しているかと思われます。後輸送梱包が破れていました。ビニールテープで修繕されていましたが、運送会社からはなんの連絡も無かった。
- ★★★★★5
手に取った瞬間、「これはヤバイ」と直感しました。
まずエッジ。ここに製作者のこだわりがすんげぇ詰まってる。
ヒルト側は薄く切れ味が鋭い為、切断に特化しているのがわかる、が、注目すべきはポイント側のエッジ。
ヒルト側に比べて厚く作られているから簡単には刃こぼれしないだろうし、数cm程スウェッジが存在する。
このナイフが対象の切断だけでなく刺突も視野に入れて作られたことがよくわかる。
ハンドルも握りやすいが手の小さい人間には少し余すんじゃないかなという印象
ただ、ハンドル後端のリングに人差し指を入れた状態でのドローイングと逆手持ちの安定感は是非体験してほしい。
生存自活のみならず近接戦闘にも耐えうる、ユーティリティにしてオンリーワンの逸品。一生物です。
当方のようなナイフフェチのみならず、あらゆるミリオタ達の魂を粛々と慰めてくれるマッカリーナイフの傑作モデルで、軍用刀としての素質は勿論、いざという時にはアウトドア・サバイバルナイフとして難を逃れる事もできる、多様性に優れたデザインと造り込みです。
89式小銃と併用する目的で産まれたといわれるAT9-Sの他にもマッカリーナイフの軍用ナイフを幾振りか愛蔵していますが、各軍用モデルに付いてくる陸上自衛隊の迷彩柄の樹脂製シースが当方のようなミリオタ魂に火を付けます。
戦時中に岐阜県関市で打たれ、軍刀拵に身を固めた軍刀身と同様に、89式小銃のガスブローバックライフルと一緒に刀枕に寝かせて飾っている当方の懐刀で、油を絶やさず可愛がっています。
いざという時にはコレで本当に戦えますよ~!