Dawson Knives / ドーソンナイヴズ

Dawson Knives は、アメリカ・アリゾナ州プレスコット(Prescott, AZ)で、1973年にバーリー・ドーソン(Barry Dawson)によって創業された、家族経営によるナイフ製作ブランドです。 1973年、ベトナム戦争から帰還したバリー・ドーソンによって、廃棄物から拾ったパーツでつくった古びた小屋の中で始まった Dawson Knives。その精神は、作った者の心が宿る道具を作りたいという強い思いから出発しました。創業者バリーは家族や仲間と共に、自ら手でナイフづくりを学びながら、熱処理・研磨・成型に至る全工程を自社で行うという姿勢を貫いています。 今日では、三世代にわたる家族—バリーの子どもたち、孫たちが—力を合わせ、伝統的な技術とアメリカ西部ならではの堅牢なデザイン美学を融合したナイフや剣(ソード)を製作しています。その工房は当初のガレージからスタートし、現在は12,000平方フィートにも及ぶ広い施設を構え、CNC機械と手作業の両面を活かす体制を整えています。 素材へのこだわりにも妥協はなく、例えば高性能鋼材「CPM‐MagnaCut」を採用するなど、切れ味・耐久性・耐腐食性を兼ね備えた刃を提供しており、現代のユーザーのニーズにも応えています。 Dawson Knives は、アメリカ西部に根ざした家族経営のナイフ工房として、伝統工芸と最新素材を融合し、一つ一つ手作業で仕上げる高品質ナイフの制作にこだわり続けているブランドです。