大震災以降、イザという時に使えるマルチツールがとても増えてきました。
高級品から安価なものまで様々あるのですが、なんと言っても、ビクトリノックスのマルチツールが実用的で最高峰の出来栄えがと感じています。
国内でも販売されているのですが、私が購入したのは海外旅行に行った時に購入したものです。
それから30年近くが経ちますが、全く色あせることとなく現役で使えるのが嬉しいところですね。
マルチツールで一番の活用法というとやはりナイフです。
この切れ味は昔も今もほとんど変わりません。
当然、ナイフの手入れは時々行うのですが、切れ味は抜群です。
フランスで購入したのですが、泊まったホテルで有人とフランスパンを購入して簡単な調理をした時も、その切れ味は素晴らしいもので今でも変わりません。
次にあるのはドライバーです。
マルチツールには、マイナス、プラスのドライバーが必須のように付いていますが、実際に使ってみると出来具合の差がよく分かります。
安いマルチツールだとネジを回す時に力が入らないのです。
マルチツール本体がドライバーの柄の部分になるのですが、ネジ穴にドライバーを差し込み回そうとするとマルチツール本体に歪みが生じる感覚になってしまいます。
これだとドライバーへ力を入れることができず本来の効果が出ないのです。
その点、ビクトリノックスはプラスにしかりマイナスドライバーにしかり、しっかりとネギ穴に食い込むし本体自体を回してもドライバーへ各日にその力が伝わっていくのです。
安価なドライバーだと焼きが弱くそのものが破損することがなるのですが、ビクトリノックスにはそのような心配がないように思えます。
また、缶切りも同様です。
マルチツール本体にキッチリとつながっているので、缶詰を開ける時の感覚もドライバーと同様に確実に缶詰に伝わってきます。
ビクトリノックスはスイスの軍隊で正式に採用されたサバイバル用のツールと聞いているのですが、実際に使ってみるとそのレベルの高さには驚かされるのです。
他にも多彩なツールがあります。
ヤスリやノコギリですね。
個人的にはノコギリの機能があることに喜んでいます。
使う場面はそんなにないのですが、バイクでツーリングを楽しむ私にとっては、このノコギリで木の枝を切り刻んで焚き火をすることも時々あり重宝したものです。
このマルチツールには細かい部分でも痒い所に手が届くような機能も満載ですね。
小さいハサミも意外と便利なものですし、面白いのは爪楊枝です。
これには驚きとちょっとした感動です。
自宅にいて爪楊枝を切らした時はこれを使うこともあるくらいです。
ほかには虫眼鏡。
これこそサバイバル用のグッズでしょう。
天気のいい日はこれを使って火起こしというのもあるかもしれません。
さすがに使ったことはありませんが、イザという時には心強いものです。
ビクトリノックスには、このような機能が満載なので、全てを使いこなせたならもっと面白い生活があるかもしれませんね。
文:paironlee