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タナカ社製 S&W M29 ヘビーウエイトVer.2 ガスリボルバーの修理をさせて頂きました

お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理対応をさせて頂きました。

・タナカ社製 S&W M29 ヘビーウエイトVer.2 ガスリボルバー

故障内容はBB弾の発射が出来ないとの事でした。
現品を確認したところ、BB弾の発射は出来るものの初速のばらつきが大きく、またローダーにてBB弾を装填する際、押し込みが非常に硬い状態でした。

今回、ペガサスシリンダーユニットのオーバーホール及び本体メカ部品のメンテナンスにて修理対応させて頂きました。

タナカ社製 S&W M29 ヘビーウエイトVer.2 ガスリボルバー 修理内容

故障状況

初速のばらつき、BB弾装填時の押し込みが硬い

故障原因

メンテナンス不良

修理内容

1)シリンダー分解、オーバーホール作業(清掃・注油)



2)BB弾給弾ルートメンテナンス


3)ラチェット・ラバーチャンバー注油


4)ハンマー・トリガー関係 メカ内部注油

■修理後の初速 【弾速測定器:X3200 MK3にて計測】
74m/s(0.2gBB)

修理・カスタム担当者コメント

今回ご依頼頂きましたのはタナカ社製 S&W M29 ヘビーウエイトVer.2 ガスリボルバーでした。動作不良の原因はメンテナンス不良と思われます。

組み上げ後は初速(弾のスピード)のばらつきが無くなり60~70m/s台にて安定、シリンダー部へローダーにてBB弾を押し込み易くなっております。その他可動部(ハンマー・トリガー類内部機械部品)へ注油を実施しています。

本製品は本体グリップ内部にガスタンクを備える一般的な製品とは違い、BB弾とガスの装填をシリンダー内部にて行う設計の為、本体部分はモデルガンの様に精巧な作りとなっており、コレクターの方々に非常に人気のある商品となっております。

観賞用としてご購入される方もいらっしゃいますが、長期保管となるとオイル類が乾燥し発射機能に問題が起きる場合が御座います。定期的なメンテナンスをお勧め致します。

弊社では国内製ガスハンドガンの修理・メンテナンスが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。

*今回、完成画像を撮り忘れた為アイキャッチ画像はメーカー画像になります。ご了承の程、お願い致します。

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