スイスのアーミーナイフは、多機能高性能なことで有名ですが、その中でも、特に有名なナイフメーカーがビクトリノックスです。
私も幾つかビクトリノックスは持っていますが、その中でも実用性に長けており、長年愛用しているツールがスイスライトです。
このスイスライトは大変小さくてポケットの納まりがよいのですが、このナイフの魅力はこれだけではありません。
ビクトリノックスのナイフらしくツールが満載で、ナイフ、ヤスリ、ハサミ、そしてライトと非常に使い勝手の良い道具が揃っています。
実際、これだけあれば多機能ツールとしては十分過ぎると考えてよいでしょう。
ビクトリノックスには価格が1万円を超えるような製品も多く、10数個もツールがついたタイプも珍しくないですが、そういったものはコレクションとしては良くても、実際に使うということには余り向かないのでは、と私は考えています。
機能が多すぎると重いですし、手の小さな日本人には使い勝手も悪いと思います。
それに対して、スイスライトは初心者にもオススメできますし、ライトの交換もできるので長年の使用にも問題なく耐える作りとなっています。
デザイン的にも非常にスッキリして、かっこいいですし、塗装もしておらず素材の色合いを活かしているので、塗装剥げなどもなく、タフな使用にも耐えます。
何より、このスイスライト、ナイフの使い勝手が抜群です。
ゴタゴタしていないのでナイフが取り出しやすく、取っ手の握りも調度良い厚さで、かなり細かい細工もこのナイフで出来ます。
このナイフ自体はビクトリノックスのエントリーモデルよりは一段階上の品質ですが、値段的にも手頃ですし、一本持っていて損はないでしょう。
ビクトリノックスの創立自体は1880年台で、かなり古い会社であり、その頃から軍にナイフを納入していましたが、このスイスライトはビクトリノックスの歴史でも、かなり古い部類のバージョンです。
ビクトリノックスは、世界中にツールナイフを広めた立役者で、最近では、USBがついたナイフを売り出すなど、色々と画期的な試みにもチャレンジしています。
そんな実績のある会社のナイフですから信頼性も高いですし、どんなことにも使えます。
キャンプに行った時に枝を切り落としたり、ロープを切ったり、といった使い方から車の小物入れに入れておいても、ちょっとした修理の際に大活躍してくれます。
また、プラモデルを作る際にも、ハサミもナイフもありますし、そのヤスリも使い勝手が良いので、このスイスナイフは活躍し、いつも重宝しています。
プラモ好きには必携といっても良いもので、これ一本あれば、かなりの道具が必要なくなるので助かります。
このナイフの場合、やはり小さいせいか頻繁に研がないといけないのですが、それも慣れれば楽しく、小さいので、研ぐのも直ぐに終わりますし、材質が良い鉄を使っているので切れ味も直ぐに復活してくれます。
これからスイスナイフを持ちたいという人にも、最初の一本としてオススメです。