今の季節、やはりスキーや冬山登山等のアウトドアをお楽しみの方も多いことでしょう。
夏でも冬でもアウトドアに最も大切で有用なツールと言えばやはりナイフと言えるのではないでしょうか。
一言でナイフと言ってもいろいろな種類があります。
狩猟用のマキリ・ボウイナイフ・スキナー・ドロップハンターブレード・フィンガーグリップ・・・、軍隊などに用いられるマシェトやバヨネット、フォールディングタイプのものや多目的に使えるマルチナイフなどなど。
これらのナイフは、それぞれの目的において、その得意分野が異なり、たとえばマシェトなどは自分の腕力で大きく振って、ブッシュ地帯などの原野を藪漕ぎしながら、切り開いて進んでいくことができます。
しかし、逆に刃の長さが何十センチにも及び、しかも切れ味は劣るために、通常のアウトドアでの使用には向きません。
他方、マルチタイプのナイフは、そのような大きな威力を持つナイフではありませんが、ただナイフだけではなくドライバーやレンチ、缶切りなど様々なアウトドアに対して有効な機能を備えています。
やはり個人がキャンプや、ちょっとした登山などに使用するとなれば有用なのはマルチツールタイプのナイフでしょう。
もちろんマルチタイプのナイフといえど、様々なメーカーから様々なタイプの製品が発売されています。
これらのメーカーの中で最も信用性が高く、頑丈にできていて、使い勝手の良い製品を出しているメーカーといえば、スイスのビクトリノックスの右に出るところはないでしょう。
スイスのビクトリノックス(http://www.victorinox.com/jp)は、ナイフメーカーとして有名で、アーミーナイフについていろいろ知らない一般人であったとしても、このメーカーのロゴと特徴的な色は知っているのではないでしょうか。
基本的にアーミーナイフというマルチツールは、より大きなナイフの補助として、細かい作業等をするために持ち歩く道具と考えられています。
しかしながら、日本国の銃刀法において、折り畳みナイフの場合には刃長が6cmを超えるものを持ち歩くことはできないため、実際の日本国内のアウトドアにおいては持ち歩ける最大値ということになります。
では、なぜ数あるメーカーの中でもスイスのビクトリノックスが信用性が高いのかと言えば、それは戦場での実績でしょう。
アーミーナイフと言えば、有名なのはスイス製のほかに、歴史の長いイギリスのメーカーがありますが、戦場において洗練されたという点で、スイスのビクトリノックスの方が優れているといわれています。
このビクトリノックスの中でも、さまざまなレベルの製品が存在します。
もちろん高いツールほど、いろいろな機能が内包されていて使い勝手も良いです。
そこそこ値段のするものになると、入っているツールの中に錐がありますが、これは何気ないようでいて非常に有用なツールです。
この錐があればアウトドアにおいて、木を加工して組み合わせて様々な工作をすることができます。
そしてより高級なものになると、はさみや拡大鏡、のこぎり、定規なども含まれている万能工具と言って差し支えないでしょう。
あまり高く、多機能なものを買っても使いこなせないので、目安としては10種類前後のツールナイフを、自分の使用用途に合わせて買うのがよいのではないでしょうか。
夏でも冬でもアウトドアに必須のマルチツールナイフ。
そのなかでも、信頼性が高くおすすめできるのはやはり、戦場でその耐久性が証明されている、スイスのビクトリノックスの製品だと言えそうです。