お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理対応をさせて頂きました。
・マルシン ウィンチェスター M1892 ガスライフル
ご依頼内容は本体よりガスが漏れるとの事でした。
本体を分解し故障箇所を調査、今回補修作業・部品交換・メンテナンスにて修理となりました。
マルシン ウィンチェスター M1892 ガスライフル 修理内容
故障状況
修理内容
1)注入弁パーツを新品へ交換 計3点:注入弁ホルダー・注入弁ホルダーOリング・注入弁
《分解の形跡あり、劣化している》
《マルシン製 新品純正パーツへ交換》
《シリコングリス塗布・締め込み》
2)本体ガスタンク分解・ガス漏れ防止処理
《この本体部分が全てガスタンク》
《ガスタンク兼本体分解》
《ガス漏れ修理を試みた跡あり》
《インナーマガジンパイプ》
《ガスが漏れない様先端にシールテープ巻き付け》
《ガス漏れ防止処理にグリーススプレーを使用》
《ガスタンクの接続面全体にグリーススプレーを塗布》
《ガスタンク内側にも塗布》
《4点のネジで締め上げ・ガス漏れ防止処理完了》
《ボディ組み上げ》
3)可動部オイル塗布:レバーアクション・ハンマー動作部
《レバーアクション部》
《排莢ポート:BB弾装填部》
《ハンマー部》
修理・カスタム担当者コメント
今回ご依頼頂きましたのはマルシン ウィンチェスター M1892 ガスライフルでした。
本体のガスタンク部、ガス注入部の注入弁周りの部品が劣化しガス漏れが発生していました。ガスタンク部はガス漏れ防止処理を行い、注入弁周りは新品部品へ交換し修理済みです。また、レバーアクション・ハンマー動作部のメンテナンスも同時に実施済みです。修理後はガス漏れの発生も無く、BB弾発射動作問題御座いません。
ウインチェスターライフルは誰しも西部劇映画で一度は見かけた事があるのではないでしょうか?本商品は実物同様にレバーアクションにてBB弾を装填し発射するライフルとなります。金属製のボディに木製のストックと非常にリアルで観賞用としても人気の高いトイガンになります。カートリッジを装填するタイプではなくBB弾を装填するタイプですので本体への装弾数も多く、またガス式の為レバーアクションが軽く安定した射撃が楽しめます。
ガス漏れを防止する為の取り扱いとしまして、ガスを注入した状態での保管をお勧め致します。ガスを注入しない状態で長期保管していると内部部品の劣化が進む場合があり、適度なガス圧をかけて保管する点がポイントとなります。
ご使用や長期保管により動作が不調になったり、ガス漏れが発生した際には弊社へご相談頂ければ幸いです。
弊社では国内ガスハンドガン・一部のガスライフル修理・メンテナンスが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。