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東京マルイ H&K MP7A1 ガスガン レビュー

東京マルイMP7A1

実銃はドイツのヘッケラーアンドコッホ社製の4.6mmという小さい口径の弾丸を使う特殊機関銃で、いわゆるパーソナルディフェンスウェポン、PDWに属する銃です。

本物は弾丸は小さいにもかかわらず、並みのアーマーなら貫通する性能があるという、小さいながらも恐ろしい威力を持った武器です。

米軍特殊部隊SEALTEAM 6がオサマビンラディン襲撃の際に使われた、という触れ込みでエアガン人気にも火が付きました。

エアガンの性能についてはハコダシの状態で5.0gBB弾で平均初速が80m/sと電動ガンに迫る初速でかつ集弾性能もかなりいいです。

また、アクションに関してはチャージングハンドルで、初弾を送り込む動作がかっこいいです。

しかし、チャージングハンドルについてはプラ製で、やや壊れやすく、少しバネが弱いのか引いて離した後の戻りが弱いため、一番最後まで引ききってからパッと離さないと、送弾不良になることが多いです。

東京マルイMP7A1のグリップ

1回中で装弾不良を起こしてBB弾が中に転がってしまうと、非常に取り出しにくいので注意が必要です。

ボルトは非常に重い部品で構成されており、射撃時の実銃と引けを取らないほどのバシッとくる反動が私は好きで、ドシドシとした感触が癖になります。

この辺は電動ガンにはないガスブローバックの醍醐味ともいうべきところでしょう。

一方でボルト前部にわずかな隙間があり、そこを「気になる」と言われる方が多いと聞いてます、私もちょっと気になりましたが、今では気にしておりません。

なんとか2mm位の隙間を、なんとかできないかといろいろ頑張ったんですが、どうにもなりませんでした。

実銃もそのくらい空いているものなのでしょうか?

マガジンキャッチレバーは下げて作動させるタイプですが、しっかりキャッチしてマガジンキャッチレバーを下げれば自重で素直にマガジンが落ちてくる、といった感じで特に問題は感じておりません。

誤操作等は1回ありましたが、自分が悪いので、誤操作する可能性はほぼ皆無と言えるでしょう。

東京マルイMP7A1のトリガー

ボルトリリースバーに関して、トリガーのすぐ上くらいの位置にあるオープンホールドしたボルトを前進させるためのストッパーですが、ややバネが弱い気がします。

なぜかというと、マガジンを撃ちきる ⇒ ボルトがオープンホールドする ⇒ マガジンキャッチレバーを押し下げマガジンを抜く ⇒ 新しいマガジンを入れる ⇒ ボルトリリースレバーを操作 ⇒ 装填完了、戦闘準備よし、となるのですが、そこそこの力でジャコッとマガジンを入れると、その反動で勝手にボルトリリースレバーが作動してしまいます。

結果的にはマガジンを入れたら勝手にボルトリリースレバーが作動し、ボルトが前進して装填が完了する、ということで問題はないのですが、明らかにバネの力不足であるように感じます。

チャージングハンドルといい、ボルトリリースレバーといい、そこらへんのバネの強弱がやや気になる銃で、使い慣れるまでに結構かかります。

できれば改善していただきたい点であるように思います。

セフティーについては、アンビタイプで左右両側から操作でき、クリック感もしっかりしていて特に問題は感じません。

トリガーについてはヘッケラーアンドコック特有のトリガーセフティー機構も装備され、万が一落としたりしてもトリガーが反動で動くことはありません。

そして射撃時に煩わしく感じることもありません。

ストックは3段階調整可能なスライドストックで、非常に頑丈で壊れやすいとかそういうことはありません。

最低限のシンプルな機構の中に実用に耐える頑丈さを兼ね備えておりますので、非常に満足しています。

東京マルイMP7A1のマガジンとストック

ただ前部の折り畳み式フォアグリップですが、緩みが出てきて若干がたがたしています。

部品を変えようにも銃のフレームと一体成型ですので、部品購入に非常にお金がかかり実用的ではありません。

フォアグリップを思いっきりぶつけるとがたつきますので、使用の際は注意することをお勧めします。

マガジンに関しては実銃と同じ装弾数40発で、ガスの容量も大容量で満タンにして、2マガジン分くらいは撃ち続けられる容量を備えています。

どのマガジンもそうかとは思いますが、BB弾を使わないときも入れっぱなしにしておくと、徐々にスプリングが弱っていき、うまく給弾できなくなってきますので、使わないときはbb弾を抜く、遊び終わったとは全弾撃ち尽くしてマガジン内に弾を残さない、といった着意が必要です。

BB弾を込めにくい、給弾がうまくいかないといったトラブルは前述のスプリングの弱化以外はなかったです。

左右と上面にピカティニーレールが取り付けられており、拡張性もあります。

左右どちらも使わない場合は六角レンチを使用してレイルを外してしまう、というのも手かもしれません。

レイルを片側外すだけでも多少は軽くなります、もともと非常に軽いエアガンですが。

東京マルイMP7A1のレイル

左右のレイルについてはフォアグリップを握った手からちょうど良い位置に取り付けられており、フォアグリップを握りながらライトやレーザーを操作できるという、人間工学的に優れた面も一押しです。

付属のアイアンサイトですが起立式で倒れているときは拳銃のようなサイト、起こせばピープサイトとなり機関銃としての射撃や、遠距離の射撃に向きます。

個人的意見ですがMP7を拳銃のようにして使用する、フォアグリップを展開せず拳銃サイトで射撃するのは銃本体が拳銃としては重く、狙いをつけづらいので場面を選ばない限り不向きのように感じます。

機関銃として使用するならピープサイト、フォアグリップを展開してストックを伸ばすと小さいながらも正確な射撃ができ、サバイバルゲームでは威力を発揮します。

サバイバルゲームでの使用感についてはとにかく小さくて軽いのに電動ガンと対抗できるので、荷物が圧倒的に少なく、電車での移動も苦になりません。

また非常に軽いので機動力アップにも非常に貢献しています。

また建物内での捜索についても小銃タイプはおろか、拳銃と比べても突出部分が短く、クリアリングでは拳銃以上に秘匿性に優れています。

短い、小さいということで狭い場所での取り回しや窓から突き出しての射撃等々にも向いています。

サバイバルゲームでやや不満があるとすれば、電動ガンと比べると、若干飛距離、集弾性に劣るというところでしょうか。

またGBBなので発射音は電動ガン以上に大きく、射撃すればたちまち居所を判別され、応射を受けてしまう点が実銃とは違うエアガンとしての特徴でしょうか。

東京マルイMP7A1のハイダー

サプレッサーを購入しようかと判断が分かれるところです。

これは個人の好みの問題ですが、マガジンはどう頑張っても40発しか入らないので、多弾数を射撃できる電動ガンと比べてしまうと、やはり火力で劣ると思います。

装弾不良等起こりにくいのはメリットかもしれません。

また普段の生活に関することを言えば、サバイバルゲームやエアガンに理解のない家族がいる場合や、子供から隠しておきたい、目の振れない場所においておきたい場合も隠匿は容易な点です。

メンテナンス性ですが構造が大きさの割に単純で整備性は高いといえます。

多少メンテナンスしなくても弾が出なくなることはありませんし、使って2年目くらいですが故障知らずです。

以上長々書きましたがいいところ、悪いところ含めても非常に気に入っています

この銃に代わるようなエアガンが発売されない限り、MP7をメンテナンスしながらずっと使い続けるでしょう。

東京マルイ MP7A1 ガスガン

1 COMMENT

名無しの名無し

ご、5.0gBB弾ってどうゆうことですか!?
因みにあの隙間は実銃でもあるらしく欠陥ではないそうです。

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