こんにちは、レプマート熊本店です。
今回は銃器メーカーとして、またハンティング用品メーカーとして日本でもポピュラーな、Browning社のナイフ「イグナイト2」をご紹介。
全長:約22cm 重量:約200g(メーカー非記載)
ブレード鋼材:7Cr17MoV 開閉機構:フルタング固定刃
備考:ポリマーシース、ファイヤースターター付属
熊本店価格:¥3,800-(税込)
カラーはOD色とオレンジ色の2種類がラインナップ。
シースはポリマー製で、グリップ部分にゴムリングをひっかけて固定する方式です。
グリップは射出成形ゴム製となっており、滑るようなこともあまりないかな?と感じます。
ボメル部分にソングホールもあり、脱落防止のヒモを取り付けるのも◎
ブレード厚は3mmありますので、簡単に折れるようなこともありません。
ブレードの長さも約10cmと、アウトドアキャンプでとりあえずバトニングしてみたいな~…という方にもオススメできるサイズ感。
また峰部分にはファイヤーポイントが用意されており、この部分で火打石を削ることができるようになっています。
ベルトクリップは取り外しも可能で、バックパックのショルダーストラップなどに通して保持することもできます。
ただし幅は1インチもありませんので、モノは選ぶ模様…惜しい。
シースにはパチンときっちりはまる火打石が付属しておりますが、ちょっと短め。あくまでも緊急用と考えてください。
Browningのナイフってどんなもの?
まずBrowning社も銃器メーカーがナイフを作った際の例に漏れず、一部の限定品などを除いて基本的にはメイド・イン・チャイナのナイフを販売しています。
ナイフの切れ味、刃持ちの指標となる刀身の鋼材は7Cr~8Crステンレス鋼が主に採用されている場合が多いですね。好みにもよるのですが、これらの鋼材は安価でお求めやすい価格帯である代わりに、様々なステンレス鋼の中では刃持ちがあまり良くないとされている鋼材で、一部の方(主にコレクターの方には特に)には忌避される傾向にあります。
ただスウェーデンやスペイン、フランスなどの欧州製造販売の刃物にも使われることもあります。鋼材のHRCが硬すぎることもなく、粘りもサラリとしているので、日常的に刃物を研ぐという環境、またはその必要がある使い方をされる方には「安価で砥ぎやすい」鋼材ではないかな?と感じます。
特にBrowning社プロダクトのナイフは鋼材こそそこそこなものの、箱だしでもうぶ毛が剃れる切れ味である場合がほとんどで、すぐ使えて砥ぐ際には元々のエッジに合わせて砥げばよいという利点があると思います。
熊本店では店舗通信販売も行っておりますので、遠方のお客様もご検討くださいませ。