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戦闘車両とその歴史

2014年11月25日 チャオス ミリタリー雑学

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戦闘車両の歴史

戦闘車両とは広義的には戦車から中東ゲリラが使うようなピックアップトラックまで含むものですが、この戦闘車両の歴史は決して長いものではありません。

本格的には第一次世界大戦から戦争に投入されたに過ぎず、まだ100年程度の歴史しかないのです。

コレに比べるとライフルや大砲の歴史は500年以上もありますので、比較的最近現れた兵器と言っても良いでしょう。

そんな戦闘車両ですが、今日の戦場における存在感は半端ではありません。

あらゆる戦争、作戦がこの戦闘車両を軸にして考えられているといってもよく、現代戦は戦闘車両なしにはやっていけないのです。

この戦闘車両の役割を第一次世界大戦前に担っていたのが軍馬で、軍馬は今日の戦闘車両の能力をひと通り兼ね備えています。

荷物の運搬、騎乗しての武装強化、移動手段としての乗馬と第一次世界大戦前は文字通りこの馬なくして戦争を構築することはありえませんでした。

それほどの存在を消し去ってしまったのが戦闘車両だったのです。

戦闘車両は当初は荷物、物資の運搬といった戦場の後方での活躍が主でした。

第一次世界大戦の初戦にパリに迫ったドイツ軍を打ち負かしたのはこの戦闘車両のおかげだったとも言えます。

当時パリで使用していた車両を軍が借り上げて兵員の輸送に役立て、ドイツ軍をなんとか食い止めることが出来たのです。

しかし、次第にこういった後方での戦闘車両の任務は次第に戦場へと追いやられていきます。

普通のトラックに機関銃を積んで威力偵察用に改造したり、砲塔をつけて広範な地域の警戒にしようしたりといったことが、第一次世界大戦の中盤から本格化しだしたのです。

最初の戦車

それに加えて人員では突破しにくい塹壕をこういった戦闘車両で突破しようするために開発されたのが最初の戦車、マーク1でした。

この戦車は当初後の首相になるチャーチルが強力に開発を推し進め完成させましたが、当初は軍関係者もその効果に疑問を持っていました。しかし、初戦から華々しい戦果で戦場の歴史を変えていきます。

一列横隊になった時速10kmにも満たない鉄の塊が西部戦線のドイツ軍の塹壕を突破したのです。ドイツ軍はこの見たこともない兵器に恐れ、持ち場を投げ出して快走しました。

ここに戦闘車両の今日まで続く発展の一歩が刻まれたのです。

このマーク1を端緒として様々な戦闘車両が作られるようになりました。

多砲塔の戦車や快速を売りにした戦車など様々なものが第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期に作られましたが、未だにその頃の戦車は歩兵直協という歩兵のサポートをする使用法を念頭に考えられていました。

ナチスドイツ軍と戦車

こういった状況を変えるのがナチスドイツのポーランド侵略です。

第一次世界大戦の火蓋を切るきっかけともなったこの侵略ですが、この戦闘でナチスドイツ軍は新しい戦略、電撃戦を取り入れて戦場に戦車を登場させました。

戦車を出来るだけ集中運用し、一点突破で敵の前線を突破して後方に回りこみ、敵の指揮系統を寸断して敵軍を包囲殲滅してしまおうという用兵です。

この電撃戦はヨーロッパの戦場には大変適していて、その後の戦闘車両の用兵を一変させたのです。未だにアメリカ軍はこの電撃戦を基本的な戦車戦術にしていますし、湾岸、イラク戦争はこの電撃戦の典型でしょう。

電撃戦を駆使して破竹の進撃を続けるドイツ軍でしたがこのころのドイツ軍は数々の革新的な戦闘車両を発明しています。

装甲兵員輸送車がその典型で、それまでは歩兵は主に鉄道や徒歩で戦場に移動していましたが、この装甲兵員輸送車はライフル程度では貫けない装甲を持っているので、歩兵が防護されながら戦場にまで進出することが容易になったのです
第二次世界大戦では戦闘車両に対する考え方の違いもあらわになりました。ドイツが万能の高価で強力な戦車を製造することを優先する一方でソ連やアメリカは安価で大量生産に効く乗り回しのよい戦車を大量生産しました。

結局、ドイツは両大国の数に圧倒される結果ともなったわけですが、現代戦の特徴である消耗戦から戦闘車両も逃れることが出来なかったわけです。

歩兵戦闘車

戦後の戦闘車両は更に驚異的な進化を遂げてきました。戦後になって戦車はより強力になり、核兵器にも耐えられるものが登場する一方で新しいタイプの戦闘車両も登場しました。それがIFV,歩兵戦闘車です。

これは軽易な対戦車戦闘を行うことが出来るもので、かつ車両の内部に人員用のスペースを設けていて10人程度の人員を戦場に送り届けることが出来るものでした。

これはそれまでの装甲兵員輸送車の攻撃力がない点が問題視された結果ドイツで1960年台に開発されたもので、各国もこぞってこの形式の車両を生産し、今では無くてはならない存在になっています。

昨今では戦車にしてもこのIFVにしてもこれまでのようにただ重量があって装甲が厚く、攻撃力が高いというだけでは済まないようになってきています。

より展開能力を高めるために軽量にしたり、相輪式にしたタイプが生産されていますし、情報処理能力なども大変重視されているのです。

そんな最新の戦闘車両の筆頭が日本の10式戦車で現代的な戦車の全ての要素を兼ね備えた万能戦車です。最近の戦車がどういったものかを知りたければこの10式戦車を見に行くのが一番です。

また機動戦闘車というこれまでにはなかったカテゴリーの戦闘車両も開発されていますが、これは装輪式で大変軽く、時速も100km以上出るので非常に展開能力を高めた戦闘車両として開発されています。

こういったものが将来の戦闘車両を変えていくことになるでしょう。

また戦闘車両はこういった正式に開発されて軍隊に採用されるようなものばかりではありません。

第三世界の改造車両

中等やアフリカのゲリラや武装勢力の間ではピックアップトラックを改造した戦闘車両が大変人気で、テレビなどでも改造されて戦場を走っている日本の車両をよく見かけることでしょう。

こういった改造車両は大抵、信頼の置けるトラックやピックアップトラックの中古車両に期間中を荷台に備え付けるといった簡単なものですが、武装していない民衆や軽装備しかない相手には大変大きな効果を発揮するものです。

こういった車両もれっきとした戦闘車両で、一方ではハイテクの世界、一方ではローテクの世界が繰り広げられるのが戦闘車両の新しい様相になってきています。

こういった戦闘車両は隠すのも容易ですし、破壊されても大して高いものでもないのでダメージは少ないのです。

こういった新たな戦闘車両に対処していかなければいけないのも先進国の戦闘車両に課せられた宿命でしょう。

このように戦闘車両はますます発展進化を続けていますが、これからは無人の戦闘車両が主流になってくると言われています。

無線で各車同士コミュニケーションを取り合って、航空機などとも高度に連携して人員の損耗を出さずに敵を倒していくというSFのような戦闘車両がアメリカなどでは開発されているのです。

こういった兵器は恐ろしい物でもありますが、無人になって人の犠牲が少なくなればそれはそれで良いのかもしれません。

いずれにせよ今後の戦争においてもその陸上戦の主役は戦闘車両であるということは変わらぬ事実でありつづけそうで、今後もこの陸の王者から目を離すことは出来ません。

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