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グアンタナモ湾収容キャンプ

2014年11月29日 いつきワークス ミリタリー施設

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アメリカ軍において、テロリストと認定された者などを収容する場所として、最も悪名高い場所が、グアンタナモ湾収容キャンプです。

この名前は秘密にされているわけでもなく、海外ドラマなどでも「グアンタナモの収容所におくってやろうか!」などという台詞が出てくるくらい有名な場所です。

実際のところ、このグアンタナモでは多くの問題が発生しているのが現実であり、アメリカでは社会問題になっています。

グアンタナモとは

それではこのグアンタナモ、一体どんな場所なのでしょうか。

そもそも、この場所は地理的にはキューバにあって、米西戦争が行われた1898年以来、実に100年以上アメリカが支配し続ける場所、表記上はここが米軍基地収容所であっても場所はキューバなのです。

そんな背景から、この場所はアメリカ軍の暗部、アメリカ軍の裏庭ともいわれており、アメリカ国民、キューバ国民ともに印象は余りよくありません。

そもそも、キューバ危機の記憶もあたらしいアメリカとキューバの仲は非常に悪く、国交的には最悪。

核戦争一歩手前まですすんだ間柄ですから、キューバとしてもこの基地は,
なくなってほしいに違いはありません。

しかしながらアメリカはキューバより1903年にグアンタナモの永久租借権を獲得しており、この権利を振りかざして出て行く素振りもありません。しかもこの権利を獲得した金額は現在でいうところの30万円程度だというから驚きです。

こうして、アメリカにとって敵国にある軍事収容施設、グアンタナモは、キューバ側より基地を囲うように地雷を埋められ、水の供給もストップしている状態で、アメリカ軍も同じく地雷を多く埋め、自給自足によって成り立つ基地となっており、地上からも近づけないような状態になっています。

(地雷原を抜けたとしても、凶悪なテロリストを収監しているこの施設の守りが薄いわけもなく、一般人が近寄ることは事実上不可能に近いでしょう)

さらにいえば、この基地はその地理条件を利用して、アメリカの軍法のみが適用される治外法権の場所であり、アメリカの法律もキューバの法律も関係ありません。これは日本にある沖縄の基地でも同じような事がいえますが、基地の用途を考えると別世界と考えても良いでしょう。

無法地帯

どの国の法律も通用しないグアンタナモ。

これをアメリカが、どのように活用しているかというと、更に恐ろしい話で、たとえば、アメリカ国内でテロリストと思しき人物を捕らえた場合、アメリカ国内にいる限りは、アメリカの法律に乗っ取って裁かれるわけですが、そうしてしまうと「アメリカ軍がききたいこと、行いたい事」ができないので、重要だと思われる人物ほど、さっさとこのキャンプに送られてしまいます。

こうして法律に触れない人間としてしまうのが恐ろしいところで、弁護士を雇うなんて不可能。アメリカ軍のすき放題にされてしまうのが収監者の地獄のはじまりというわけです。

つまり、この施設に送ってしまえば拷問も、し放題で、それをメディアが取り上げるのも不可能、不法だといわれる事もないというわけです。

事実この拷問の問題にかんしては、こうした下条件を隠そうともせず公表している延長線により、政府自体が「拷問は行われている」と認めてすらいます。

おこなわれていることは、知られているだけでも、何日も眠らせないだの、裸のまま寒い部屋に放置するだの、水攻めだのといわれています。

現在世界基準でいえば「拷問はなくそう」、捕虜にも人道的名扱いをしようというのが、ジュネーブ条約以降のとりきめだったわけですが、この条約をまっこうから破っているのがアメリカというわけです。

アメリカ軍はこの件にかんして、「捕虜」でなく「犯罪者」であるからジュネーブ条約とは関係ないとしているが、苦しい言い訳に違いはありません。

そもそも軍人以外の犯罪者を軍施設に送ること自体が国際的に違法なわけですが、それに関しても収容している犯罪者は「一般人」ではなく戦闘員だから問題ないとしています。

しかしながら、この施設には少年兵も送られているわけであり、なんとも苦しい話です。

ではそれでもゆるされているのは何故かといいますと、すべてはアメリカのテロ対策という言葉で片付けられてしまいます。

9.11のテロ以降、アメリカは「テロリストと戦争状態にある」としており、常に戦争中というわけです。ただ単に「戦争中」であれば、もっと非難もあがるでしょうがテロリストという言葉に非常に敏感になってしまったアメリカは、この姿勢を崩す気もないということです。

グアンタナモのいま

現在、グアンタナモでは、200人近い人間が収容されているといわれていますが、彼らがどのような扱いを受けているかを考えると恐ろしい話であり、この憶測と事実が更なる悲劇を生んでいます。

何を隠そう、9.11の事件を起したといわれるアルカイダを筆頭に多くのテロ組織が、アメリカ軍は非道とする格好の対象となってしまっており、これに対する反対運動として、テロ事件が増加の一途をたどっています。

こうなってしまうと本末転倒で、グアンタナモにテロリストと思しき人物を送れば送るほど、秘密にすればするほどアメリカ国民や諸外国がテロに対する危機感を覚え、更に反対運動が加速しています。

こうした背景から、オバマ大統領は「グアンタナモを閉鎖する」と口にはしたものの、みせかけだけでそんな動きは一切無し。当選時は絶大な人気を誇った大統領のイメージも日に日に悪くなっています。

日本にとっては、遠くはなれた国の収容所、グアンタナモ。

こうなってくると、絶対になくなったほうが良い!収監者が可愛そうだ!と考える人我多いのも当然ですが、とらえられた人間を釈放した場合、高確率でテロ活動に復帰しているという報道もあります。

火のない場所にケムリはたたないとでもいいましょうか、とらえられた人々のスネに傷がある事は確かなようで、今一番の問題はグアンタナモを閉鎖するなら、テロリストを何処に収監するかということです。

脱獄や襲撃などを考えると、アメリカ国内はまずありえないでしょうし、どこかしらの戦争の臭いがする場所か、孤島となるのでしょうが、そうであるかぎり内部の事情も特にかわらないでしょう。

まぁ一番この事態を恐れているのは、アメリカと戦争状態にある国の一般市民なわけであり、無実でも疑われてとらえられたら拷問されてしまうわけですから、たまったものじゃありません。

現に、後々テロと無関係だという事実が判明し釈放された人間もいるわけで、それを大事にした映画もあります。

「グアンタナモ、僕達が見た真実」といって、2006年にイギリスで制作されたもので、その内容は2001年にアルカイダのメンバーと間違われ、グアンタナモに送られてしまったパキスタン系イギリス人の青年達が体験したことを映像化したノンフィクションものです。

この映画によると、彼らに「自分はアルカイダの一員である」と言わせる為に、拷問や証拠の捏造、ギリス大使館の外交官だと嘘をついた米軍兵士の尋問などが繰り返されたといいます。

そんな状況が、約3年間程続いたといいますから、生きているだけでも不思議といいますか、よく故郷に戻れたものです。

これから数年たって、閉鎖されたとしてもアルカトラズと違って、観光スポットになるはずもないグアンタナモ。

それは地理的にはしょうがありませんが、せめて、カメラマンの取材なりが行われて、どういった場所なのかくらい詳細に公表される日がくればいいのですが、実際問題、闇に葬られてしまう確立が高そうです。

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