初夏の風に肌も汗ばむ頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
中の人は最近無線関連にお熱です。
やっぱりチームメイトとの無線交信はカッコいいですよね~
憧れちゃいます、男の子だもん!
さて、本題です。
特小無線を運用するうえで、最もメジャーなものはiCOMのIC4300かと思います。
で・す・が
現在発売されているIC4300はPTT(プッシュトゥトーク)スイッチやハンドマイクとの接続に2.5φ1PINプラグを使用します。
巷でiCOM用として販売されている軍用PTTスイッチの形状も模したレプリカはほとんどが旧型の2PIN仕様…
そこで変換コネクターやケーブルがーってなってくるワケですが、これに関して中の人が発見したことを下にまとめてみました。
これから無線関係をそろえたい!という方の手助けになれば幸いでございます。
レプリカPTTヘッドセットをiCOM特小無線機に接続する場合の注意点
PTT の 2pin コネクターを ICOM 純正の 2pin to 1pin変換ケーブルに接続してから ICOM の無線機に接続する場合、目一杯強く押し込むと PTT スイッチが常に入ったままになったり、機能しなくなってしまう症状が確認されています。
このような症状がある場合、いったん目一杯強く押し込んでから、ほんの少しゆるくなるように引き抜く方に引っ張ると正常に接続されます。
- 目一杯まで押し込みます。
- 少しだけゆるくなるように引き抜く方に引っ張ります。
- ディスプレー左下の送話中のマークが消えたことを確認してください。
- 無線機、 PTT 、ヘッドセットと接続し正常に送受信ができることを確認して完了です。
東京アキバ店のオススメ
上で述べた通り、iCOM純正2pin to 1pin変換コネクターと、レプリカPTTは相性が悪いです。(店頭在庫すべてで同じ症状が確認できました)
この場合、考えられる原因としては、iCOM純正の変換ケーブルのコネクター形状にあるかと思います。
マイクとスピーカーの端子が一体化しており、ALINCOやYAESU等の互換品と比較すると差し込み具合の融通が利かないために接触不良が発生しているようです。
このため、東京アキバ店ではALINCO等の端子が二又になっている変換ケーブルの使用をオススメしています。(下の写真の形のケーブル)
こちらの形状の変換ケーブルであれば、それぞれ適切な刺さり具合にできますので、片方のプラグに引っ張られて接触不良に…なんてことはないかと思います。
実際に店頭で実験に使用したものは、ジャックをグリグリしたりしなければ接触不良を起こしたりすることもなく、送受信ともにしっかりと機能していました。
それでは皆さん、よい特小無線ライフを~