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防災グッズとしてのミリタリー

By: t.ohashi

近年、様々な店舗や通信販売サイトでミリタリーグッズを購入する事ができます。

このようなミリタリーグッズの活用先として、まず考えられるのはトイガンを使ったサバゲー(サバイバルゲーム)ですが、ミリタリーグッズはその作られた目的上、サバゲー以外にも災害などの緊急時に役に立つのです。

防災については年々関心が高まっており、緊急時に役に立つ何らかの防災用品は常備しておきたい、と考えてる方も多いと思います。

そこで、今回は緊急時に役立つミリタリーグッズをご紹介しましょう。

ヘルメット

目に見えぬ敵や、今まさに襲い掛かってくる敵に冷静に対処し、生き残ることを目的としている遊びである、サバイバルゲームで求められる性能は、現実の災害発生時に求められる能力と似ています。

ただ違うのは、災害発生時の極限状況下では、襲い掛かってくる敵は人間ではなく、危機そのものと言う点。

まず真っ先に確保しなければならないのは頭の安全であり、防災訓練等でも頭を守るように指導された経験があるはずです。

地震等が起こった時、頭上から落ちてくる破片等から身を守るために、防災ずきんや防災ヘルメット等を着用する必要がありますが、ミリタリーグッズの定番である「ヘルメット」で代用することができます。

ミリタリーショップで販売されているヘルメットは、通常のヘルメットよりも視界や聴力を確保し、動きやすく考えられており、また防災用のヘルメットには劣るでしょうが、耐久性もあるため、災害時でも役立つでしょう。

ミリタリーグローブ

ヘルメットを使用することで、頭を守る方法は確保できました。

しかし、緊急時では危機を察知できずダメージを負いかねない状態になってしまうことがあります。

例えば、むき出しの手や足を負傷してしまうことがあるかもしれません。特に、極限状況下での手の負傷は深刻なダメージをもたらします。手は人間自身の持つ最大のツールであり、この手なくして道具は使えないからです。

そのような手へのダメージから手を守るために役立つミリタリーグッズが「ミリタリーグローブ」です。

このミリタリーグローブをただの手袋だと考えてはいけません。

何故なら、このミリタリーグローブの耐久性はサバゲーはもちろん、実際の戦闘でも十分に役に立つレベルの強度を秘めているからです。

代表的な品としては「防刃手袋」があります。この防刃手袋は名前のとおり、刃物からの被害を防ぐ手袋です。

では、この防刃手袋はどのように役に立つのでしょうか?

災害発生時にはあちこちに発生する「切れ物」が存在し、割れたガラスなどに触ってしまったり、かすめてしまったことから発生する傷はよくあることです。

しかし、この防刃手袋であればそのようなガラスなどから手を守ることが出来るでしょう。

また、このようなミリタリーグローブの利点として、グローブをつけたままの行動を行い易いという利点もあります。

それは実際の戦闘中では、いちいちグローブを外してから武器を使用するといったような暇など無く、グローブを装備したまま細かい手先を使った行動をする必要があるため、動かしやすいように工夫がなされているものが多い為です。

ミリタリーブーツ

もう一つ、人間にとって手と並ぶほどに重要な部位を守れてはいけません。

その部位とは、「足」です。

災害発生時の足の負傷は、行動力を失う、あるいは削がれるということであり、まさに死に繋がるほどの恐ろしい事態といえます。

このような事態を防ぐために役立つのが、「ミリタリーブーツ」です。

実際の戦闘であれば、足元が常にアスファルトの安心した道や、コンクリートの固い地面だとは限らず、沼地に近いようなぬかるみでの戦闘や、瓦礫の散乱した場所での戦闘も想定されます。

ミリタリーブーツはそのような場所でも安定した戦闘を行うために、靴裏を独自の形にして、悪路でも安定して移動できる安定性を実現しており、また実際の戦闘ではブーツを脱ぐ機会などそうそうないため、履き心地も考慮され、長時間着用しても疲れにくい装備になっているのです。

さらに、ミリタリーブーツの中には防水加工が施されたものも存在し、雪や雨と言った水気の多いときに役立ちます。

ミリタリーゴーグル

実戦においても優先して守るべきで、緊急時でもそらは変わらないという人間の部位。

それは、「目」です。

緊急時は瓦礫の発生によって粉塵が巻き上げられたり、様々なものが飛び交ったりしています。

また、サバゲーにおいても目の保護は非常に重要な問題となっており、たとえプラスチックの弾であっても、目に当たれば致命傷になりかねません。

もちろん、実戦であれば即、死に繋がるでしょう。

そのような状況において目を保護するのに役に立つのが、「ミリタリーゴーグル」です。

外からの情報を取り入れつつ、敵からの攻撃を遮断しなければならないじせっ戦時において、目は情報を集めるための重要な器官といえます。そのため、ミリタリーゴーグルはグローブやブーツを越えた耐久性を持っているのです。

またミリタリーゴーグルの利点はそれだけではなく、眼鏡をかけた上からの着用も考えられているという点にあります。

一般的なゴーグルは眼鏡の上からの着用はあまり考えられてはおらず、基本的に眼鏡を着用するか、ゴーグルを着用するかという二択しかありません。しかし、ミリタリーゴーグルはその二択を「両方着用する」という一択にまとめてくれます。

この性質があるからこそ、ミリタリーゴーグルは緊急時の装備として最適と言えますが、眼鏡の大きさや形状によっては着用できないものもあるようなので、購入する際は注意が必要です。

プロテクター

あと、もう一つおすすめする商品として「プロテクター」があります。

今までご紹介した装備で手や足を守ることは出来ましたが、まだ肘や膝を守ることは出来ていません。

この肘や膝も、もしもダメージを受けてしまえば大変な事になるでしょう。

だからこそ、そのダメージを未然に防ぐプロテクターは手・足・目に比べると優先度は下がるものの、重要な装備といえます。

日本は古来より地震や台風などの自然災害が多く発生する土地です。そのため常日頃から防災に関心を持ち、備えをしておくことはとても重要ことですが、その時にしか使用しない専用の道具をそろえるのは出費面で見ても大変ことだと思います。

しかし、趣味や普段使いの道具がそのまま防災グッズとして使用できれば、多少高額だったとしても手が出しやすいのではないでしょうか。

あなたの集めたミリタリーグッズが、いつかの日か緊急事態から身を守ってくれるかもしれません。

文:kuronekosanX

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