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NPO AS VAL 2023ver ロシア製電動ガンの修理カスタムをさせて頂きました

お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理カスタム対応をさせて頂きました。

・NPO AS VAL 2023ver ロシア製電動ガン

ご依頼内容は『①安全装置が作動しない、②初速が安定しない』とのご依頼でした。

具体的な故障内容につきましては①レシーバー右側にあるセレクターレバーについて『本来はレバーを下側に操作すると安全装置が解除されて発射可能』になるが、『レバー上の状態で安全装置を掛けた状態でも発射が出来てしまう』、②チャンバーホップレバーの位置を固定していても『初速が65m/s~90m/sに大きくバラけてしまい安定しない』とのご相談でした。

ご依頼品本体内部を調査した結果、『①レシーバ内部にあるセレクターセーフティパーツが射撃の振動により外れてしまった事によるセレクター動作不良』、『②搭載されている海外製チャンバーパッキンゴムが硬すぎる為に初速性能が全く安定しない』事が原因でした。

上記不具合箇所の修理に加え『初速をレギュレーションの範囲内へ調整』、『東京マルイEG-1000モーターへ組み換え』のご希望を頂きましたのでこの度『オーバーホールメンテナンス、不具合箇所の修理』、『レスポンス/耐久/集弾、飛距離、弾道性能向上/初速調整』カスタムを同時に施工させて頂きました。

NPO AS VAL 2023ver ロシア製電動ガン 修理カスタム内容

ご依頼内容

『①安全装置が作動しない』
レシーバー右側にあるセレクターレバーについて『本来はレバーを下側に操作すると安全装置が解除されて発射可能』になるが、『レバー上の状態で安全装置を掛けた状態でも発射が出来てしまう』

『②初速が安定しない』
チャンバーホップレバーの位置を固定していても初速が65m/s~90m/sに大きくバラけてしまい安定しない

また、可能であれば併せて以下の調整をしていただきたいです。

1.初速を安定させていただきたい。(適正ホップで約 85m/s~約86m/s)
また、ホップのかかり具合に関わらず 最大88m/s以下。

2.モーターを東京マルイEG-1000Sもしくは東京マルイサマリウムコバルトモーターに交換

故障原因

①レシーバ内部にあるセレクターセーフティパーツが射撃の振動により外れてしまった事によるセレクター動作不良

②搭載されている海外製チャンバーパッキンゴムが硬すぎる為に初速性能が全く安定しない事が初速不良の原因

《修理カスタムご提案内容》
(1) オーバーホールメンテナンス、駆動系統のカスタム整備
(2) 海外製モーターを信頼性の高い『マルイEG1000(S) ハイトルクモーター』へ交換
(3) 動作時の異音低減:ベアリングタイプの軸受け部品へ交換
(4) 耐久性向上:AOEアジャスター装着(ピストン位置の最適化)
(5) セレクター修理:発射動作時の振動でセレクターセーフティパーツが外れない様に加工調整、切り替え操作時に緩くなったセレクターレバーを硬めに再調整
(6) 初速の安定/集弾/飛距離/弾道性能向上:インナーバレルチャンバーユニットメンテナンス、海外製チャンバーパッキンゴムをマルイ製パッキンゴムへ交換
(7) 外装修理:グリップを握った際のガタツキを矯正、アウターバレル内インナーバレル振れ止め加工(集弾性向上)
(8) 初速調整【0.2g弾での調整】:メインスプリング交換、ホップのかかり具合に関わらず 最大88m/s以下(0.2gBB)

修理カスタム製作のポイント

①メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)
②海外製モーターを信頼性の高い『マルイEG1000(S) ハイトルクモーター』へ交換
③動作時の異音低減:ベアリングタイプの軸受け部品へ交換
④駆動系統カスタム整備【ギアシム調整、ベベルギア位置出し、モーターノイズ調整】
⑤耐久性向上:AOEアジャスター装着(ピストン位置の最適化)【耐久性向上、高負荷の低減、立ち上がり動作の改善】
⑥セレクター修理:発射動作時の振動でセレクターセーフティパーツが外れない様に加工調整、切り替え操作時に緩くなったセレクターレバーを硬めに再調整
⑦初速の安定/集弾/飛距離/弾道性能向上:インナーバレルチャンバーユニットメンテナンス:海外製チャンバーパッキンゴムをマルイ製パッキンゴムへ交換
⑧外装修理:グリップを握った際のガタツキを矯正、アウターバレル内インナーバレル振れ止め加工(集弾性向上)
⑨初速調整【0.2g弾での調整】:メインスプリング交換、ホップのかかり具合に関わらず 最大88m/s以下(0.2gBB)

修理カスタム製作に使用したパーツ

■計:5点
・GAW アジャストスペーサー AOE調整用 ¥820
https://repmart.jp/products/ra04071.html

・SHS Airsoft ベアリング 電動ガン用 軸受け【8mm】 ¥1,280
https://repmart.jp/products/zt0017.html

・東京マルイ No.112 電動ガン用 EG1000(S) ハイトルクモーター ¥3,700
https://repmart.jp/products/m178121.html

・SPARK industries 不等ピッチスプリング M90 ¥860
https://repmart.jp/products/ra05027.html

・東京マルイ純正部品 チャンバーパッキンセット ¥352

修理カスタム作業内容

1)本体分解、故障原因調査
《ご依頼品外観:ロシアで生産された電動ガン》
《AS VALの由来:旧ソ連が開発した特殊部隊(スペツナズ)向けの消音ライフルで『大型サプレッサーを標準装備し隠密作戦用として用いられている点』が最大の特徴》
《実銃同様フルスチール製ボディで製作、専用ハンドガード/グリップを搭載》
《トリガーガード部にはセミ/フルオート切り替えを行うレバーを搭載》
《レバーを奥側へ押し込むと『セミオート』》《レバーを手前側へ引っ張ると『フルオート』》《金属製フォールディングストックを装備》
《レシーバー左側へ折り畳みが可能》
《グリップは非常に軽量な特殊プラスティック製》
《グリップ部分を握るとぐらつきが酷く銃本体の取り扱いは非常に難しい》
《ハンドガードも特殊プラスティック製》
《銃身部全体をすっぽりと被せるスチール製大型サプレッサーを装備》
《先端部までインナーバレルが延長されておりサプレッサー内部の消音機能は無い》《レシーバーから銃身部にかけて歪みは一切無く剛性は高いが全体の造りは荒い》
《AK47同様可変式フロントサイトを装備》
《本体右側》
《故障状況:本来はセレクターを上側へ操作すると安全装置が掛かる(セーフティ)がトリガーのロックが掛からず発射動作が出来てしまう》
セレクターを下側へ操作すると安全装置解除》
《コッキングハンドルを引くとホップアップ調整レバーの操作が可能》
《本体の分解:ハンドガード下側のボタンを押しながらサプレッサーを回転させて取り外す》
《サプレッサーの取り外し》
《ミニコネクタ仕様でサプレッサー内部へ小型のリポバッテリーを収納する》
《サプレッサーは構造上内部へバッテリーを収納する為、スポンジなどの消音機能は搭載されていない》
《トップカバーの取り外し》
《セレクターレバーが上がり過ぎない様にストッパーが付属》
《故障原因の特定:内部のセレクターセーフティパーツが外れておりトリガーのロックが出来ない状態》
《アウターバレル基部の取り外し》
《アウター基部はねじ込み式で奥にあるチャンバーユニットを固定している》
《メカボックスの取り外しを行う際はチャンバーユニットを前方へずらす》
《グリップ底固定ネジの取り外し》
《独特な形状のモーターホルダー》
《二枚の金属板でモーターを挟み込んでいるのみで強度が弱い》
《メカボックスへしっかり固定が出来ておらずモーターホルダーごと大きくぐらついてしまう状態》
《ネジとナットはミリネジではなく恐らくインチネジ、紛失に注意》
《取り外したモーターホルダー》
《モーターが内部で動いてしまいピニオンギアのセンターずれも発生、動作時の激しい異音の原因になっている》
《ストッパー固定ネジを取り外してレシーバーとメカボックスの連結を解く》
《セレクターレバーを一番上に持ち上げながらメカボックスを引き抜く》
《外れている黒いパーツがセレクターセーフティパーツ》
《ミニコネクタは専用工具で内部端子を取り外す必要あり》
《取り外したセレクターパーツ類:強度が弱く取り扱いに注意》
《最後にインナーバレルチャンバーユニットを取り外す》
《本体分解後のパーツ構成:パーツ点数自体は少ないものの組立て分解にはコツを要する》
《メカボックス:マイクロスイッチ式》

《ストッパーパーツが変形している、修理要》
《マイクロスイッチを内蔵しており機械的にスイッチを押す事により導通のオンオフを行う》
《スイッチが押された状態》
《スプリングガイドはQD式で脱着が可能》
《メカボックス内部》
《給排気性能は良くエア漏れは無し》
《給排気パーツ類》
《耐久性の高いカスタムシリンダーヘッドとピストンヘッドを標準装備》

《ピストンはフル金属歯で高耐久》
《ギア3点 100:200 ローノイズヘリカルギア搭載》

《斜めの歯にする事により駆動時のノイズを低減しトルクの伝達を高める効果がある》
《スイッチ周り:カットオフレバーとマイクロスイッチを押す機械式スイッチが見える》
《分解部品検査》

2)メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)

3)海外製モーターを信頼性の高いマルイEG-1000Sへ交換
《使用部品:東京マルイ No.112 電動ガン用 EG1000(S) ハイトルクモーター》
《モーターホルダー取り外し》
《モーター交換》
《モーターを組み換えてみるものの内部空間が広く動いてしまう》
《ピニオンギアのセンター位置もずれる》
《対策としてモーターにテープを巻いてガタツキが起きない様に外径の厚みを増す》
《モーターホルダーの取付け》

《ピニオンギアのセンターずれが起きない様に改善》

4)メタル製軸受けをベアリングタイプの軸受けへ交換(動作時の異音低減)
《使用部品:SHS Airsoft ベアリング 電動ガン用 軸受け【8mm】》
《メタル軸受けを取り外して接着固定》
《接着固定後》

5)ギアシム調整:ギア3点を円滑にドライブ出来る様調整

6)ベベルギア位置出し、モーターノイズ調整

7)AOEアジャスター装着(ピストン位置の最適化)【耐久性向上、高負荷の低減、立ち上がり動作の改善】
《使用部品:GAW アジャストスペーサー AOE調整用》
《アジャスター装着が出来る様にピストンヘッドを加工》
《加工後》
《ネジロックで接着固定》
《ピストンユニット完成》
《セクターギアとの接触回避の為3番目ラックを切削加工》
《加工後》

8)AOE調整後セクターギアピックアップ歯の角度確認
《AOE調整前:ピストンドライブ時負荷が斜めに掛かる状態》
《AOE調整後:セクターギアのピックアップ角度を調整、水平方向に負荷を逃がす事により立ち上がり動作を改善、駆動時の高負荷を低減》

9)メインスプリングをばね鳴りの少ない不等ピッチカスタムスプリングへ交換、初速調整:ホップのかかり具合に関わらず 最大88m/s以下(0.2gBB)【0.2gでの調整】
《使用部品:SPARK industries 不等ピッチスプリング M90》

10)再組立て:グリスアップ、オイル注油
《給排気性能のチェック》
《メカボックス内部完成》
《ストッパーパーツ変形箇所の修理》
《メカボックス完成》《モーターホルダーを取り付けて動作確認、OK》
《セミフル切り替え動作問題無し》

11)セレクター修理:発射動作時の振動でセレクターセーフティパーツが外れない様に加工調整、切り替え操作時に緩くなったセレクターレバーを硬めに再調整
《セレクターレバー固定ネジを締め上げ》
《レバー切り替え時にクリック感が出る様に改善》
《レシーバーへのメカボックス挿入方法:セレクターセーフティパーツ間に内部レバーを差し込みながらメカボックスを挿入》《レバーを下げながらメカボックスを押し込む》
《メカボックス挿入後は連結ネジを取付け》
《セレクター固定パーツの取付け》
《実射テストをしてみるとセレクターセーフティパーツが振動で浮き上がり外れてしまう》
《対策:セレクターセーフティパーツにプラ板を貼り付けて振動で浮き上がらない様に加工》
《貼り付け後》
《再度組み込み調整》《対策後:セレクターセーフティパーツと内部レバー間の空間が埋まった事により、動作時の振動で外れる事が無くなり不具合を改善》

12)初速の安定/集弾/飛距離向上:インナーバレルチャンバーユニット分解メンテナンス、海外製チャンバーパッキンゴムをマルイ製へ交換
《内径6.02mm、長さ433mmの精密インナーバレルを搭載》
《チャンバーユニット》
《一般的なAKチャンバーでホップアップ調整はレバー式》
《マルイホップ突起形状》
《チャンバーユニット分解》
《海外製チャンバーパッキンゴム》

《硬度が硬すぎて初速不良の原因になっている》
《東京マルイ製チャンバーパッキンゴムへ交換》
《使用部品:東京マルイ純正部品 チャンバーパッキンセット》
《メンテナンス組み込み》
《チャンバー内での隙間が大きい為、アルミテープを巻いて気密処理》
《バレル/パッキンゴム挿入》

《ホップ突起形状の確認》
《チャンバー内へ入り込んでいたバレル先端振れ止めOリングを取付け》《インナーバレルチャンバーユニット完成》

13)外装修理:グリップを握った際のガタツキを矯正、アウターバレル内インナーバレル振れ止め加工(集弾性向上)
《ロアレシーバー組み上げ》
《グリップ内部の空間に合わせてモーターの不要なテープ厚をカット》
《カット》
《更にホルダー固定部にテープを貼りグリップがガタつかない様に調整》
《グリップ取付け》
《グリップをしっかり握る事が出来る様に改善》
《アウターバレル内の空間が広くインナーバレルが前後左右に振れてしまう》
《アルミテープを巻いてバレルの振れ止め加工》
《加工後》
《インナーバレルの振れが無くなり集弾性が向上》
《サプレッサー装着後》
《完成》

■最終動作確認、約50mの距離で弾道検査、ホップアップ調整、初速計測チェックの後お客様へご返却となります。
■初速 【弾速測定器:ACETECHにて計測】
・修理カスタム前 66~91m/s(0.2gBB) ※安定しない
・修理カスタム後 ノンホップ時:87m/s(0.2gBB) 適正ホップ時:85m/s(0.2gBB) 【※初速指定有り】

※約50mの距離で弾道検査、ホップアップ調整をしています。【0.2g弾で調整済み】
※『7.4V 30C 1100mAh リポバッテリー』にて動作検査
※『東京マルイ BB弾 FINEST ファイネスト 0.2gBB弾』を使用し検査致しました。

修理 カスタム担当者コメント

ご依頼頂きましたのは『NPO AS VAL 2023ver ロシア製電動ガン』でした。上記13項目の作業を実施致しました。メカボックス内部オーバーホール作業後、信頼性の高いマルイEG-1000Sモーターを搭載、異音低減の為メタル製軸受けをベアリングタイプの軸受けへ交換、ギアシム調整、モーターの位置出し等各部再整備致しました。AOEアジャスター調整(ピストン位置の最適化)を行い駆動時における耐久性向上/高負荷の低減/立ち上がり動作の改善、再組立て、グリスアップ、オイル注油を行い組み上げ済みです。

外装セレクター部におかれましては『内部構造上セレクターセーフティパーツが発射動作時の振動により外れてしまう症状』が御座いました。対策としましてセーフティパーツの加工を行い振動で外れない様に調整を行い同時に緩みのあったセレクターレバーを再調整済みです。インナーバレルチャンバーユニット分解メンテナンスを行い海外製チャンバーパッキンゴムをマルイ製へ交換、外装グリップ部につきましては握った際のガタツキを矯正し駆動時の激しい動作音を可能な限り低減、アウターバレル内インナーバレルの振れ止め加工(集弾性向上)を実施済みです。メインスプリングをばね鳴りの少ない不等ピッチカスタムスプリングへ交換、ご指示頂きました『ホップのかかり具合に関わらず 最大88m/s以下(0.2gBB)』へ初速調整済みです。

修理カスタム後の初速はノンホップ時 87m/s(0.2gBB)、適正ホップ時 85m/s(0.2gBB)、セミ、フルオート発射動作問題御座いません。『セーフティが正常に機能出来る様修理済み』です。内部オーバーホール、駆動系統のカスタム整備により耐久性とセミオート時の動作性能が改善、東京マルイチャンバーパッキンゴム搭載により初速性能が安定し集弾/飛距離も向上、弾道性能におかれましては左右へのBB弾の散らばりは低減し40m先まで真っ直ぐ伸びる弾道となっております。【0.2g弾にてホップアップ調整済み】です。

ご依頼品は実銃を忠実に再現して製作された『ロシア製電動ガン』で流通量が少なく非常に希少な商品でもあります。『大型サプレッサーを含めボディ全てスチール製で製作されており剛性は高い』ものの、『ロシア製品の特性上全体としての造りは荒くグリップは激しくぐらついてまともに握る事が出来ない』、『内部構成パーツの強度が非常に弱いなどの難点』も多数御座いました。この度は『オーバーホールメンテナンス、不具合箇所の修理』、『レスポンス/耐久/集弾、飛距離、弾道性能向上/初速調整』カスタムを同時に施工させて頂き『40m先まで安定して狙える実射性能』を誇るカスタムガンへ生まれ変わりました。外装の調整も行い『ガン本体をしっかり握って取り扱い操作が出来る様に改善』しています。末永くご愛用頂ければ幸いです。

弊社ではお持ち込みによる『電動ガン全般の修理、メンテナンス、カスタム』、またカスタム完成品(コンプリートガン)製作を承っております。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。

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