お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理対応をさせて頂きました。
・東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン
故障内容はコッキングハンドルを引いてもダミーボルトが連動して動かないとのご依頼でした。
現品を確認した所、他にも何点か故障箇所が御座いました。
今回、故障箇所の修復と部品交換・オーバーホール作業にて修理となりました。
東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン 修理内容
故障状況
1)ボルトハンドルを引いてもダミーボルトが動かない
2)リフレクター部品破損(ストック折り畳み時に固定する箇所)
3)ノーマルマガジン使用時のオートストップ検知部品破損(セカンドカットオフレバー)
修理内容
1)ボルトハンドルとダミーボルトが連動出来る様、パーツを修理
《ダミーボルトが後退した状態で動かない》
《取り外し後:ボルトロック・ダミーボルト》
2)破損したリフレクターを新品へ交換
3)メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)
4)ギアシム調整にてギア3点を円滑にドライブ出来る様調整
5)モーターノイズ調整:ベベルギアの位置出し
6)再組立て、グリスアップ、オイル注油、スイッチ接点グリス塗布
7)インナーバレル・チャンバーユニット清掃・注油
■最終動作確認、約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整、初速計測チェックの後お客様へご返却となります。
■修理後の初速 【弾速測定器:X3200 MK3にて計測】
・ノンホップ時 89m/s(0.2gBB) 適正ホップ時 96m/s(0.2gBB)
※約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整。0.2g弾で調整済み。
修理・カスタム担当者コメント
今回ご依頼頂きましたのは東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガンでした。
お客様にてリコイル機能をキャンセル加工されており内部もカスタムされている個体になります。
当初は、ダミーボルトを固定する『ボルトロック』という部品とオートストップ検知部品『セカンドカットオフレバー』を交換予定でしたが、メーカー在庫後れの為交換を見送りました。ダミーボルトの固定部が破損していた箇所については接着にて補修、修理致しました。リフレクター部品については新品へ交換済みです。
その他メカボックス内部の全てのパーツを取り外し洗浄・組立て・オイル注油・グリスアップを致しました。インナーバレル・チャンバー周りも分解し清掃済みです。
作業後、初速は90m/s台、セミ・フル発射動作問題御座いません。
弊社では国内/海外製電動ガンの修理・メンテナンス・カスタムが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。