お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理対応をさせて頂きました。
・東京マルイ M4A1 次世代電動ガン 個人カスタム品
ご依頼内容はメカボックスからヒューズに繋がるケーブルの断線・フロント周りの不具合・全体のオーバーホールご希望でした。
現品の検査を行い今回、分解状態のフロントユニットの再組み上げ、メカボックス内部のオーバーホール、配線断線箇所の補修にて修理対応となりました。
東京マルイ M4A1 次世代電動ガン 個人カスタム品 修理内容
故障状況
修理に使用したパーツ:1点
・EAGLE RACING ミニコネクター ¥200
https://repmart.jp/products/eag001068.html
修理内容
1)分解されたフロントユニット ハンドガード・アウターバレル部の組み上げ
《ご依頼品現品確認》
【ハンドガードを強く握った際の剛性問題無し】
《左側面》
2)メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)
《ロアレシーバーユニット》
3)ギアシム調整:ギア3点を円滑にドライブ出来る様調整
4)ベベルギア位置出し・モーターノイズ調整
5)千切れたフロント配線を修理・再製作
6)再組立て、接点グリス塗布、グリスアップ、オイル注油
7)レシーバー組み上げ・リコイルユニット注油メンテナンス
8)インナーバレル・チャンバーユニット分解・清掃
9)ダミーボルト分解・清掃・連動調整
《可動部へ注油・動作チェック》
《この状態でロアユニットをアッパーレシーバーへ組み込まないといけない》
【配線をフロントの穴へ通す事が難しいくレシーバーに挟み込むと断線しやすい為注意が必要】
10)接触の悪いバッテリー接続コネクタを新品へ交換
《コネクタが損傷している》
《使用部品:EAGLE RACING ミニコネクター》
■最終動作確認、約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整、初速計測チェックの後お客様へご返却となります。
■修理後の初速 【弾速測定器:X3200 MK3にて計測】
・ノンホップ時 94m/s(0.2gBB) 適正ホップ時 94m/s(0.2gBB)
※約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整。0.2g弾で調整済み。
修理・カスタム担当者コメント
今回ご依頼頂きましたのは東京マルイ M4A1 次世代電動ガンでした。
フロントユニットが分解された状態でしたので欠品部品が無いか検査を行い再組み上げを実施致しました。アウターバレルにがたつきが無い様バレルナットを締め上げて各部調整済み、ハンドガードを握った際の剛性問題御座いません。
メカボックスにつきましては内部を分解しオーバーホール作業を実施、再組立て、ギアのシム調整、モーターの位置出し、各部オイル・グリスアップ済み、またインナーバレル・チャンバーユニットも清掃済みです。断線している配線は補修修理致しました。
組み上げ後の初速は約90m/s(0.2gBB)以上出ておりセミ・フル・オートストップ動作問題御座いません。
次世代のM4A1はSOPMODと違いフロントハンドガードにバッテリーを搭載する仕組みになります。その為ストック後部に配線が無い事からバッファーチューブの取り外し、メカボックスへのアクセスがし易いというメリットが御座いますがアッパーとロアレシーバーを組み上げる際にはフロント部へ配線を通す必要があり、その際配線を挟み込んでしまったり痛めやすく断線し易い点が御座います。M4/HK416次世代電動ガンでフロントへ配線を通す必要のある機種につきましては分解・整備が難しい場合が御座いますので作業に不安を覚える方は弊社にて修理・メンテンナスを承ります。
弊社では国内/海外製電動ガンの修理・メンテナンス・カスタムが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。