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東京マルイ M4 S-SYSTEM 電動ガン レビュー

東京マルイ製の電動ガンM4 S-SYSTEMについてのレビューです。

モデルとなっているのはコルト・ファイアーアームズ社が開発・製造し、アメリカ軍で制式採用されているアサルトカービンのM4カービンです。

WW2で制式採用されたM1カービンから始まり、M2、M3と続き、4番目にアメリカ軍に採用されたカービン銃です。

M4カービンという名称ですが、M16A2からの派生に近いモデルで、部品の互換性は80%程度があります。

ちなみに、「カービン(Carbine)」という名称は本来、歩兵用の小銃よりも更に銃身が切り詰められた、騎兵用小銃のことを指しています。

馬上での取り回しを良くする為に、通常の歩兵用小銃と比べて短く切り詰めるだけでなく、ボルトアクション式の銃の場合は、ボルトハンドルが引っかかったりしないように加工されていました。

今日では小型のライフルという意味で使われており、空挺部隊などの装備サイズに制限があり、大型の自動小銃を装備することが難しい部隊や、市街地など、比較的近距離での戦闘を目的とした部隊に配備されています。

M4カービンもカービンという名称の通り、M16A2よりも短く軽量化されています。

M4 S-SYSTEMは、紛争地帯などに民間の軍事会社(=PMC)に所属するオペレーター(民間軍事会社に所属する戦闘要員のこと)をイメージしたデザインをしているそうです。

そのため実銃のM4にS-SYSTEMというバリエーションがあるわけではありません。

しかも、M4は多数のバリエーションがあるため、全くの同型は存在しなくても「ほぼ同じコンセプトによるM4」は存在します。

民間軍事会社という国家所属の軍隊と違い、銃器メーカーとの契約や予算などの制約が緩い点を最大限利用し、あくまでも使いやすく、無駄を出来る限り省いたモデルを目指しています。

M4 S-SYSTEMではそのような通常のM4とは少し違ったデザインをイメージしています。

東京マルイが発売しているM4 S-SYSTEM、最大の特徴はレシーバーからハンドガードまで一体化された選択統合レイルシステムです。

ハンドガード自体はプラ製で、左右と下面にもレイルマウントが装備され、レイルは亜鉛ダイキャスト製で軽量化しつつも剛性は高くなっています。

付属しているスリングスイベルはハンドガード左右のレイルや、下面のレイルに装備することが可能になっており、全体的な仕上げはそれほど悪くありません。

レシーバー周りはM4系のつや消し黒で塗装されており、基本的な構成も通常のM4カービンと同じになっています。

可変HOPの調整も従来のM4と同様でチャージングハンドルを引くと、ボルトが後退してエジェクションポートから調整出来るようになっています。

調整方法はダイヤル調整方式になっています。

M4共通の仕様で、テイクダウンピンを抜くことにより、アッパーレシーバーをテイクダウンすることが可能になっています。

以前のアッパーレシーバーと違い、テイクダウンピンが通る穴部分に、裏側から金属パーツで補強されています。

これにより、以前のように落としてしまいパーツが破断、アッパーレシーバーの固定が出来なくなるということが減りました。

アウターバレルはアルミ製で、M4標準サイズである14.5インチを再現しています。

フラッシュハイダーはイモネジで固定されており、緩めることで取り外しが可能です。

フラッシュハイダーを固定しているネジは、M14逆ネジで各種サプレッサーなどが装備可能です。

ストックはスライド式で、強化リブで補強されたエンハンスド・リトラクタブルストックが装備されています。

調整は従来の4段階から増えて6段階で可能です。

ストックチューブは亜鉛ダイキャスト製で結構重いですが、しっかりした作りになっています。

サイトはフロントサイト、リアサイト共にフリップアップ式になっています。

リアサイトは上下の調整が出来ず、左右のみダイヤルでの調整が可能です。

ピープサイトが2枚重ねになっており、手前のピープサイトを倒すことにより、穴の大きな近距離用のサイトだけにすることが可能になっています。

また、倒している際は不意に何かに引っ掛けて立ち上がってしまわないように、ロックするための金属製の固定バーが右側に付いています。

フロントサイトは角型のサイトです。

左側のボタンを押すことにより、後方へ向けて倒して収納することが可能になっています。

マガジンはM16などと共通のマガジンが使用可能です。

外装はスチールプレス製になっています。

M16との共通規格なため、使用可能なマガジンが多いのも特徴です。

標準的な装弾数68発のノーマルマガジンに加えて、300連マガジン、80連ショートマガジン、190連マガジンが使用可能になっています。

次世代電動ガンのマガジンは使用できないため注意が必要です。

バッテリーはハンドガード内に内蔵します。

使用可能なバッテリーはミニSバッテリーになっており、カスタムパーツメーカー製のラミネートパックされたバッテリーも、バッテリースペースにサイズが合えば使用可能です。

ハンドガード左右にある、ロックピンの切り欠きのあるほうを、鍵マークに合うように回すことによりロックが外れます。

左右のロックピンは独立しているため、両方を回す必要があります。

ロックピンはそれほど大きくないため、ロック状態で飛び出て邪魔になるということがない反面、グローブなどをしていると操作し難い難点あります。

ハンドガードは下方向に開きますが、バッテリーを収納する際はM4本体を逆さにして、バッテリーをアウターバレル側に置くように収納すると、ハンドガードを閉めるときなど、ケーブルを挟んで痛めることが減ります。

ロックピン自体にはツマミなどが無いため、ハンドガードを開けるときにはロックピンの溝に合ったマイナスドライバーのような、差し込んで捻ることが出来るツールがあると便利です。

全体的な使用感ですが、ハンドガードからレシーバーまでをレイルシステムで固定しているためか、持った感じのグラつきはあまりありませんでした。

剛性を重視したカスタムパーツを使用したM4と比べてしまうとやはり、首周りのグラつきが少しあり気になりますが、箱出しノーマル状態でこの剛性はかなり高い部類だと思います。

レイルシステムが亜鉛ダイキャスト製ということもあり、バッテリーとマガジンを装備した本体の重量が、3.5kg前後と少し重めですが、サバイバルゲームなどで支障が出るような重量ではありません。

剛性が高いといっても、あくまでノーマルという点での話なので、レイル下部に重めのグレネードランチャー(同マルイ製のM320とか)などを装備するのは、きついかなという印象です。

下面にはフォアグリップ、上面にはドットサイト、サイドにPEQなどのバッテリーケースを装備する程度がいいかなと感じました。

ただ、通常のレイルシステムよりも低めになっているのか、違和感がありました。

ドットサイトを載せて違和感を感じた場合には、ハイマウント可能なリングを使って、載せることも視野に入れておいたほうがいいかもしれません。

実射性能もマルイ製ということもあり、問題ありませんでした。

次世代電動ガンのシュート&リコイルやハイサイクル仕様のフルオートなどに慣れてしまっていると、物足りない部分があるかもしれませんが、良くも悪くも普通なので始めて電動ガン買うという場合には、お勧めできるモデルかもしれません。

あるいは「オプション載せたりして自分の好みに合わせてカスタムはしたいけど、フレームをカスタムパーツメーカーのフルメタルフレームに換装したりまではちょっと手が出ない」という方には標準でレイルシステムが装備されていることに加えて、本体の剛性も比較的高くなっているためオススメです。

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