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東京マルイ G36Cカスタム 次世代電動ガンの修理・カスタムをさせて頂きました

お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理・カスタム対応をさせて頂きました。

・東京マルイ G36Cカスタム 次世代電動ガン

ご依頼内容は弾道と弾速が安定しない為、オーバーホールメンテナンスご希望とのご依頼でした。

本体内部の分解調査の結果、経年劣化による部品の破損とホップシステムに不具合が御座いました。

今回オーバーホール作業と共に故障箇所の修理、不具合箇所の修正と動作を改善する為、修理・カスタムにて対応致しました。

東京マルイ G36Cカスタム 次世代電動ガン 修理・カスタム内容

故障状況

弾道と弾速が安定しない、オーバーホールメンテナンスご希望

故障原因

・経年劣化によるメカボックス内部グリス汚れ・オイル切れ
・セクターギア破損による初速の低下
・チャンバーユニット チャンバーパッキンと押しゴムの組み間違いによる弾道の不安定

※突起ありパッキンと面形状の押しゴムが組み合わされている為
※面ホップの場合本来はホップ突起無しフラットタイプのパッキンゴムを使用

修理・カスタム製作のポイント

①メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)
②破損しているセクターギアを強化品へ交換
③メカボックス内部の再整備
【ギアシム調整・ベベルギア・モーターピニオン位置出し・モーターノイズ調整】
④各部グリスアップ・接点グリス塗布・オイル注油を実施、快適に動作する様再整備
⑤インナーバレル・チャンバーユニット清掃、メンテナンス
⑥チャンバーパッキン・押しゴムをカスタム品へ交換・加工取付け、弾道の不具合を改善
【フラットパッキン・ブリッジ面ホップ】

修理・カスタムに使用したパーツ

■計:3点

・SHS Airsoft 強化ギア セクターギア ¥720
https://repmart.jp/products/ra03500.html

・宮川ゴム チャンバーパッキン 3種セット ¥1,080
https://repmart.jp/products/mi51705.html

・LayLax HOPテンショナー ブリッジソフト ハード同梱 ¥1,580
https://repmart.jp/products/lay79192.html

修理・カスタム内容

1)本体分解、故障原因調査【セクターギア破損、ホップシステムの不具合】
《メカユニット:上部のリコイルユニットは撤去され機能はオミットされている》


《SBD搭載済み》
《メカボックス内部》
《給排気パーツ類》
《ピストンヘッドの汚れによりスムーズにエアの給排気が出来ない》
《ピストン・ピストンヘッド自体に破損は無し》
《ギア3点》
《セクターギアの最終歯が破損している、交換が必要》
《ケース内部に汚れ、グリス切れ》
《スイッチ側接点端子が開きすぎている、調整が必要》
《分解部品検査》
《インナーバレル・チャンバーユニット》
《チャンバーユニット分解》
《ホップパッキンゴムと面形状の押しゴム》
《ホップ突起ありのパッキンが使用されており、面形状の押しゴムを使用する場合は『突起無し』のパッキンを使用する必要あり、交換が必要》

2)メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)

3)破損しているセクターギアをカスタム品へ交換
《使用部品:SHS Airsoft 強化ギア セクターギア》
《左:カスタム品 右:純正品》

4)ギアシム調整:ギア3点を円滑にドライブ出来る様調整

5)ベベルギア・モーターピニオン位置出し・モーターノイズ調整

6)再組立て、グリスアップ、オイル注油、スイッチ接点グリス塗布
《開きすぎている接点端子を修正・接点グリス塗布》
《メカボックス内部完成》

《メカユニット完成》

7)インナーバレル清掃、チャンバーパッキン・押しゴムをカスタム品へ交換、加工取付け【フラットパッキン・ブリッジ面ホップ】
《使用部品:宮川ゴム チャンバーパッキン 3種セット》
《ホップ突起の無いフラットタイプを使用》
《チャンバーパッキン組み込み》
《使用部品:LayLax HOPテンショナー ブリッジソフト ハード同梱》
《青色:ソフトタイプ 黒色:ハードタイプ》
《面はBB弾を包み込むブリッジ形状》
《青色ソフトタイプを使用、型崩れしない様穴にピンを挿入》
《ピン挿入後》
《ゴムの両端をカットし調整後、チャンバーユニットへ組み込み》
《ホップ突起形状のチェック》
《チャンバーユニット完成》

■最終動作確認、約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整、初速計測チェックの後お客様へご返却となります。
■修理後の初速 【弾速測定器:X3200 MK3にて計測】
・カスタム前 ノンホップ時:87m/s(0.2gBB)
・カスタム後 ノンホップ時:93m/s(0.2gBB) 適正ホップ時:93m/s(0.2gBB)

※約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整。0.2g弾で調整済み。

修理・カスタム担当者コメント

今回ご依頼頂きましたのは東京マルイ G36Cカスタム 次世代電動ガンでした。上記7項目の作業を実施しました。メカボックス内部のオーバーホール作業後、破損しているセクターギアをカスタム品へ交換、ギアシム調整・ベベルギアの位置出し等、各部再整備致しました。グリスアップ、オイル注油、接点グリス塗布を行い再組み上げ、インナーバレル・チャンバーユニットにつきましても、分解・清掃・メンテナンス済み、不具合のあった箇所につきましてはチャンバーパッキンと押しゴムをカスタム品(フラットパッキン+ブリッジ面ホップ)へ交換・調整を行い、飛距離・集弾性能の向上を図っています。

修理・カスタム前と比較し初速は87→93m/s(0.2gBB)へ改善、95~90m/s(0.2gBB)の範囲にて調整致しました。セミ・フルオート発射動作問題御座いません。左右への弾の散らばりが低減しホップアップを掛けた際の浮き上がりが抑えられ、真っ直ぐに伸びる弾道となっております。

長期でご使用されるとメカボックス内部に汚れや部品の摩耗・破損が発生致します。動作や初速、弾道に異常を感じましたら定期的なメンテナンスをお勧め致します。また、ホップの押しゴムを交換し『長掛け面ホップ』のカスタムを行う際には、『ホップ突起の無いフラット形状のチャンバーパッキン』をご使用頂けます様お願い致します。通常の突起ありパッキンと面形状の押しゴムを組み合わせますとホップ突起形状がいびつになり初速の低下、またBB弾が正常に飛ばなくなります。カスタムショップ様のカスタム品でも本件同様の組み間違いが見受けられます。長掛け面ホップカスタムは調整がシビアな為、ご自身でのカスタムに不安を覚える様でしたら弊社にてカスタム調整致しますのでご依頼下さい。

弊社では国内/海外製電動ガンの修理・メンテナンス・カスタムが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。

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