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軍隊における最新トレンドとは?

各国の軍隊の動向は、その時々に新しく勃発する戦争に影響されて変わっていくものです。

たとえば、冷戦時代には核ミサイルの開発及び迎撃が主要トレンドでした。

しかし、時代が変わるにつれてこうしたトレンドも変わり、戦争で用いられる兵器も変化していきます。

特に新兵器について詳しくなりたい人はこうしたトレンドも知っておくとよいでしょう。

ここでは各国の軍隊が力を注ぐ最新トレンドについて紹介していきます。

戦略機動性

 戦略機動性はよく紹介されることが多いトピックです。特にアメリカ軍では、新兵器における戦略機動性の追求が行われていますが、主要国軍隊であればこの戦略機動性は重要事項であると言っても過言ではありません。

まず、戦略機動性とは、短時間に特定地域にできるだけ多量の軍事資源を投入することです。

戦略機動性が高ければ、小さな規模の軍隊であってもより大きな規模の軍隊に立ち向かうことが可能になります。

また、アメリカ軍は他の国に駐屯したり侵略することが多いため、兵器の戦略機動性は特に重要になってくるのです。

 そのなかでも、アメリカ軍のストライカー武装車両は良い例でしょう。この武装車両は8輪仕様になっており、戦車よりもはるかに速いスピード(時速100キロ以上)で戦場を移動することが可能です。

また、アメリカ軍の標準輸送機にも搭載することができるため、短時間で世界中に軍隊を派遣することができます。

しかし、ストライカー武装車両は戦車に比べると装甲性能に劣り、軽武装なのですが、より早く軍隊を展開できればそれだけ早く戦争も終結させることができるのです。

 このように戦略機動性が向上した兵器が多く開発されており、戦争を短期間で終わらせるという考え方が顕著になっています。

新しい兵器が登場したときに「どのくらい戦略機動性が高いのだろうか」という視点で注目してみるのも面白いかもしれません。

兵器のIT化

 戦場においてもコンピューターは多く活用されるようになり、電子機器の性能によって戦況が左右される場面も少なくありません。

そのため、新兵器開発にもIT化は重視されており、既存兵器には電子機器を新たに搭載してバージョンアップを図るなど対策がとられています。

 例えば、アメリカが開発したM1エイブラムスは登場した当初、コンピューターの搭載はされていませんでしたが、最新式には電子機器の塊と言ってもよいくらい、所狭しとコンピューターが搭載されています。

このように兵器の電子制御が行われることによって、攻撃の高精度化や、攻撃を受けた際の回避性の向上などに大きく貢献しています。

標準化・統一化

 同盟国間で共同作戦を実行する場合などは、兵器の標準化・統一化が実施されていると合理的です。基本的にNATO内の軍隊であれば大砲や小銃などに用いる弾丸は統一されています

こうした動向は1960年代から存在しましたが、最近では戦術などの点でも進められてきているのが特徴でしょう。

例えば、共同訓練を行い戦術などを共有することで、作戦をミスのないように遂行することができるようになります。

 また、軍内の部門間における標準化・統一化も進んでおり、アメリカ軍では陸軍と海軍が共同訓練・作戦の実行をすることも増えてきています。

コスト削減

 軍隊の世界においてもコスト削減は課題となっています。

特にヨーロッパなどのように緊縮財政が続いている国においては、コスト削減が新兵器の開発・導入に影響を与えていることも少なくありません。

コスト削減の流れは今後も変わることがありませんが、こうした動向も知っておくとよいでしょう。

特殊部隊の重要性の高まり

 各国の軍隊に特殊部隊は昔から編成されていましたが、最近では特殊部隊のみで戦争が行われることもあるほど、その役割は大きくなっています。

特にアメリカ軍では陸軍や海軍などに加えて、特殊作戦に特化した部門の存在も新たに確認できるようです。

このように特殊部隊の重要性が高まってきている背景として、兵士数の多さなどを重視した従来の戦争手法が時代遅れになってきているのも理由でしょう。

特殊部隊のみの派遣であれば戦死者を少なくすることができ、戦争の規模も局限化することができます。

また、特殊部隊の専門性が拡大して、様々な作戦を任せられるようになってきていることもポイントです。

無人兵器の導入

 兵器のIT化について触れましたが、さらにその先の技術としてAI(人工知能)の活用化も進んでいます。

その最たる例として、グローバルホークをはじめとした無人兵器がすでに導入されていますが、今後はこのトレンドもさらに加速していくことは確実です。

無人兵器が使われることで戦争にかかる費用が抑えられ、コスト削減の観点から言っても魅力的な兵器になっていくでしょう。

現在では無人航空機のみが実践的に使用されていますが、今後は陸上無人兵器も増えることが予想されます。

無人歩兵支援車両の開発、さらにビッグドッグをはじめとしたロボットなどからも目が離せません。

いずれにしても戦場はより電子化と無人化が進んでいくでしょう。

宇宙軍

 宇宙軍については冷戦自体から議論がなされていましたが、2010年代に入ってから本格的に各国で導入が検討されてきています。

特にアメリカ軍においては、既に宇宙軍が存在していることは有名です。

まだその予算は微々たるものですが、それでも今後は急速に拡大していくことは確実でしょう。

 そもそも、宇宙軍とは何かを知らない人もいるかもしれません。

宇宙軍は大気圏上空において作戦行動を行う軍隊のことであり、衛星などを用いて様々な軍事活動を行うのが特徴です。

現在では他の軍隊の衛星を破壊したりすることが主な活動になっていますが、さらに多様な役割を担うことが期待されています。

高高度からの爆撃、弾道ミサイルの迎撃といったことを宇宙から行うことが可能になれば、戦争を有利に進められるのです。

一般の人でも宇宙軍の話題に対する関心は高いので世界的に見ても注目されています。

まとめ

 紹介したようなトレンドを知っておくことで、最新の軍隊事情も分かりやすく読み取ることができるでしょう。

特に戦略機動性などのようなトピックを知っておけばどうしてこのような兵器が開発されたのかといったことが分かり、兵器に対する造詣も深まります。

何より、ミリタリー関連の話題は奥が深いので、興味が湧いたら様々な関連本を読んでみるのもオススメです。

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