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東京マルイ コルトパイソン.357マグナム 6インチ レビュー

久しぶりに、東京マルイの「コルトパイソン.357マグナム(6インチ)を箱から取り出して構えてみると、まず重厚感のあるスチールのような輝きに驚かされます。

右回りのシリンダーもスムーズにカラカラと回り、触ったり、構えてみるだけで、パイソンを所有しているんだという、恍惚感を味わうことができるのです。

ちなみに私はパイソンを購入した当時、ミリタリーにハマりはじめたばかりの若輩者だったので「ルパン三世の次元が使ってるやつと同じやつだ!」と訳もわからず興奮し、何も調べもせずに購入しました。

あとで知ることになるのですが、次元が使っているリボルバーは、このコルトパイソンではなく、主にS&W M19 コンバット・マグナムなのでした。(汗

コルト社に、蛇の名を冠した銃のシリーズがあるように、ルパンにもたくさんのシリーズがあり、過去にリリースされたアニメーションの種類も膨大な数です。

もしかしたら、このコルトパイソンを使った場面も一度くらいはあったのかもしれませんが、自分が調べた限りだと、次元が使っている銃はS&W M19、コルトパイソンではありませんでした。

しかし、万単位のお金を出して買った代物というだけあって、満足度の高いクオリティになっていますし、細部にわたって工夫がちりばめてあるので、何度構えてみても新しい発見があります。

このコルトパイソン.357マグナム(6インチ)はシングルアクションと、ダブルアクションを切り替えることができるので、シングルアクションにしておいて、一発一発の重みを堪能するのも、ダブルアクションにしておいて、パンパンと素早く撃つ楽しみ方もアリです。

私の場合は、メタルギアソリッド3のファンなので、あえてシングルアクションにしておいて、ガンプレイに挑んだりしてみました。

しかし、ガンプレイは実際にやってみると数秒で指が痛くなりますし、私の場合は買ったばかりの銃を床に落とす、といった事故までやってしまい、「銃を傷だらけにしたくない」という方にはガンプレイはおすすめできません。

ウェイトは、重すぎず軽すぎずといったところで、手にずっしりとくるけれど、構えて撃つにも問題なく、他社の高級トイガンと比べても遜色ないとおもいます。

私はモーゼルのトイガンも所有しているので、比べ撃ちをしたのですが、モーゼルはやや軽すぎる感じで、「中身のスカスカ感」があって、テンションが思わず下がってしまいますが、コルトパイソンは、重すぎず軽すぎず、やはり東京マルイは、すばらしいなと思いました。

握って見てもすべりにくいですし、グリップの感覚が他のトイガンと比べてもすこぶる良いので、構えるたびに買ってみてよかったと感激してしまいます。

ただ、一点だけ不満を述べるとすれば威力でしょうか・・・。

見た目のクオリティもそうですが、やはり撃ったときの衝撃が多少なりともあると「おっ」という気持ちになりますし、それで楽しむこともできるのです。

しかし、コルトパイソン.357マグナムの場合は見た目の完成度に比べ、撃ったときの威力が弱いように感じます。

個人的な意見でしかありませんし、他のユーザーの方は満足されているのかもしれませんが、自分の個人的な気持ちで言えば「もう少し跳ね返りのようなもの」があってもいいと思ってしまいます。

大きすぎないので、女友達などに持たせると「このくらいの重さと大きさがいい」とよく言われるのですが、クオリティ・ディティールをより追求するのであれば、撃ったときの感覚にも気を使ってほしいなと思います。

ただ、もしかすると威力をあまりにも強くすると市場に流通できなくなるのかもしれませんし、そういったところを考えて設計してあるかもわからないので、もしかすると自分のこの意見は結果として「違法になるほどの威力を望んでしまっている」のかもしれません。

個人的には撃つにはもの足りず、カッコイイ置物として飾るようになってしまいますが、これからもこのトイガンを大切に扱っていくと思いますし、また別のシリーズも買いたい思います。

コルトパイソン.357マグナム(6インチ)が、ミリタリーファンには堪らない一品であることには変わりありません。

ぜひとも男性にも女性にも、コルトパイソン.357マグナム(6インチ)を使ってみてほしいと思います。

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