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Carbon8 M45 CQP 海外製CO2ガスガンの修理をさせて頂きました

お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理対応をさせて頂きました。

・Carbon8 M45 CQP 海外製CO2ガスガン

故障内容はスライドが後退した状態から動かない、初速が40m/s程度と非常に低いとの事でした。
お客様ご自身にてカスタムを行い使用していた所、動作しなくなったとの事でした。

現品の確認を行い、カスタムパーツとして組まれているパーツの見直しと共にオーバーホール作業にて修理となりました。

Carbon8 M45 CQP 海外製CO2ガスガン 修理内容

故障状況

スライドが後退した状態から動かない、初速が出ない

故障原因

アウターバレルとスライドの噛みこみ、組み込まれているカスタムパーツ自体の不具合

修理内容

1)動かなくなった本体のテイクダウン分解・調査

2)リコイルスプリングガイド、チャンバーを純正品へ交換
<カスタム品:リコイルスプリングガイド>

<純正品>

<純正チャンバー(上)とカスタムチャンバー(下)との比較>

<純正チャンバーへ交換>

3)メンテナンス(注油・グリスアップ)、組み上げ後スライド動作慣らし、ネジの緩み再締め込み


4)マガジンバルブの締め込み

■修理後の初速 【弾速測定器:X3200 MK3にて計測】
・適正ホップ時 85m/s(0.2gBB)
※約20mの距離で弾道検査、ホップアップ調整。0.2g弾で調整済み。

修理・カスタム担当者コメント

今回ご依頼頂きましたのはCarbon8 M45 CQP 海外製CO2ガスガンでした。
故障原因はカスタムパーツとして組み込まれているパーツが原因で不具合を起こしていました。

カスタム品のリコイルスプリングガイドですが、内部にショックダンパー(バネ)が搭載されており、そのテンションが硬すぎてスライド前後動作が悪くまた、スライド後退時にアウターバレルも後退するのですが、スプリングガイドが原因で正常に後退出来ずにスライドと噛みこんでしまう現象を起こしていました。

初速が出ない原因はマルイM1911用互換として販売されているスチール製のチャンバーパーツが原因です。本Carbon8はマルイ互換の構造と呼ばれていますが、専用品ではない為非常に相性が悪く、BB弾の保持位置が狂い初速が正常に出ない状態でした。

お客様とご相談し、リコイルスプリングガイドとチャンバーを純正品へ戻し、その他組み込まれているカスタムパーツ(インナーバレル、2点長掛けチャンバーパッキン、カスタムホップダイヤル)は維持する事で再調整を致しました。

修理後の動作は非常に快調で、初速・弾道・飛距離共に問題御座いませんでした。

残念な事ですが、ガスハンドガンの場合、カスタムパーツを組み込む事により逆に性能が悪化する場合が御座います。返って純正部品の方が動作・耐久性共に問題無い場合が御座います。
本商品はCO2ガスガンという今までにない特殊な性質を持っています。弊社では改造防止策が組み込まれているCO2ガスガンのカスタムはお勧めしておりません。

弊社ではガスハンドガンの修理・メンテナンスが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。

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