軍拡交差点とは
東京都千代田区、台東区の境界付近、JR山手線の秋葉原駅と御徒町駅の中間付近にの東京メトロ銀座線・末広町駅周辺に位置する大きな交差点 ―― それが通称、軍拡交差点(ぐんかくこうさてん)です。
正式名称ではなく、中央通り(国道17号)と蔵前橋通り(都道315号)が交わるこの地点を、サバゲーマーやミリタリー好きな人たちがそう呼んでいます。
なぜ「軍拡交差点」と呼ばれるのか
「軍拡」という少し物騒にも聞こえる名前は、多くのミリタリーショップがあり、軍備(ミリタリーグッズ、サバゲー用品)を拡張(お買い物)できることから呼ばれるようになったようです。
数店舗あったミリタリーショップ(レプマート、エチゴヤ、TamTam、S&G、41PX)に加え、2021年1月には、コロナ過で撤退したサカイ末広ビルの空き店舗にレプマートが移転増床、その後、41pxの移転、近隣へのMIL-FREAKSの出店などで、計6店舗のミリタリーショップがこの交差点沿いに店舗を構えるようになりました。
そのような背景から、2021年以降、SNSなどでこの交差点のことを軍拡交差点などと呼ぶようになったのです。
近隣のミリタリーショップ
現存店舗(2025年12月)
レプマート、エチゴヤ、TamTam、S&G、41PX、MIL-FREAKS
過去にあった店舗
レプマート アキバ2号店、レプマート 中古品店、ガンスミス バトン、ゲロバナナ
軍拡交差点の風景
北東方面には上野・御徒町エリア、南側には秋葉原電気街・オタク文化の中心地があり、特に中央通り沿いは、休日には歩行者天国になることもあり、国内外の観光客で賑わいます。
周辺には電子部品店、PCショップ、飲食店、オフィスビルが混在する場所で、東京メトロ銀座線「末広町駅」の出入り口からすぐの利便性の良さ、JR秋葉原駅(電気街口)、JR御徒町、地下鉄千代田線「湯島駅」 からも徒歩圏内となっています。
また、軍拡交差点は交通面でも重要で、中央通り、蔵前橋通りは交通量が多く、物流・移動の大動脈としての役割を今も果たしています。
まとめ
軍拡交差点は、秋葉原の北の端、JR秋葉原駅とJR御徒町駅の真ん中付近、東京メトロ銀座線「末広町駅」の地上にある外神田五丁目交差点の通称です。
コロナ渦を契機に2021年以降、ミリタリーショップが集まり多く立ち並んだことに因み、軍拡交差点と呼ばれています。

