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映画 アメリカンスナイパーを見てきました。

2001年9月11日の、同時多発テロをきっかけに始まるイラク戦争で戦い、160人を狙撃して英雄となったシールズ隊員のノン・フィクションです。

監督はダーティハリー・シリーズの主演で知られるクリント・イーストウッド、監督としても、2006年に、硫黄島からの手紙、父親たちの星条旗など発表しています。

スナイパーは敵からすれば、恐ろしい兵種です、肉眼では見つけることが出来ない遠距離から狙い撃ちされるんですから、防ぎようがありません。

しかし、味方の現場の兵士は、目の前しか見えないので、周辺を警戒監視し、敵を排除してくれるスナイパーはありがたい存在です。

同時多発テロが起きた日の夜、ニュースを見ていると、世界貿易センタービル・ツインタワーの北棟に、旅客機が突入した映像が飛び込んできました。

わたしがニュースに釘付けになっていると、続いて南棟に旅客機が突っ込み、続いてビルが次々と崩壊。

あの、同時多発テロからブッシュがイラク戦争へ突入し、米軍がイラクから完全撤収するまでに10年かかるのですから、21世紀の歴史は戦争で始まったと言えるかもしれません。

ネイビーシールズの隊員になるための過酷な訓練は、以前書いた通りですが、満足な訓練も受けずに最前線で戦う海兵隊員になるくらいなら・・・とも考えてしまいます。

数年前、当時事務所に併設していた実店舗に一人の少年が、60代だと名のる年老いた父親と共に訪ねてきました。

まだ高校1年生だというその少年は「卒業したら沖縄のアメリカ海兵隊に入隊するんです。」と言います。

私の娘と変わらない年齢の彼が、なぜ、アメリカの軍隊に入ろうとしているのか、私には全く理解できませんでしたが、その理由を聞くことはしませんでした、彼には彼なりの考えがあるのでしょう。
(もちろん自衛隊に入隊し、日本の国土と日本民族を守りたい、と言うのであれば、とても素晴らしいことだと思います。)

最近ですとシールズ隊員を題材にした映画っていえば、ピーター・バーグ監督の「ローン・サバイバー」がありましたが、銃撃戦のスリルで心臓はバクバク、しかし、それ以上の何かをローンサバイバ―という映画からは感じられませんでした。

今回の映画「アメリカンスナイパー」は、3人の子を持つ父である私の、涙腺を崩壊させるのに十分な映画でした、今年のアカデミー作品賞はアメリカンスナイパーで決まりでしょう。T_T
(テキトーなこと言ってますが、それくらい私には良かったです。)

公式サイト : アメリカンスナイパー

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