MENU
レプマートのお知らせ、情報を発信しています。

東京マルイ M93R 電動ハンドガンの修理をさせて頂きました

お客さまよりご依頼頂きました商品につきまして修理対応をさせて頂きました。

・東京マルイ M93R 電動ハンドガン

ご依頼内容はバッテリーが満充電にも関わらずセミオートのキレが悪く連発するとたまに弾が出ず異音がするとのご依頼でした。

本体を分解し調査した結果、メカボックス内部のグリス汚れ・オイル切れが激しい状態でしたのでオーバーホール作業・各部再整備にて修理対応となりました。

東京マルイ M93R 電動ハンドガン 修理内容

故障状況

・バッテリーが満充電にも関わらずセミオートのキレが悪く連発するとたまに弾が出ず異音がする
・分解オーバーホールメンテナンスご希望

修理内容

1)本体分解、故障原因の特定【メカボックス内部グリス汚れ・オイル切れ】
《ご依頼品外観》
《スライド取り外し》

《インナーバレル部》

《ノズルユニット部》
《取り外したノズルユニット》
《グリスは切れていないものの若干の汚れあり》
《本体より取り外したメカボックス》

《ギアのグリスが切れている》
《メカボックス内部》
《グリス切れ・汚れあり》
《ケース全体にグリス汚れ・硬化している》
《給排気パーツ》
《グリス汚れ・オイル切れあり》

《ギア部品の損傷・劣化無し》
《スイッチユニット》
《接点端子の損傷は無く綺麗な状態》

2)メカボックス内部オーバーホール作業(分解部品洗浄)
《各部清掃》

3)再組立て、グリスアップ、オイル注油、スイッチ接点グリス塗布
《モーターピニオンギア・ベベルギアの位置高さチェック》
《給排気パーツ組み込み》
《ギアグリスアップ・内部可動部へオイル注油》
《メカボックス組み上げ》
《メカボックス完成》

《スイッチ接点グリス塗布》
《スイッチユニット完成》
《本体へメカボックス組み込み》

4)インナーバレル・チャンバーパッキンゴム清掃・メンテナンス
《インナーバレルユニット》
《チャンバー部分解》
《清掃・オイル塗布》

《組立て後ホップ突起形状の確認》

《本体へインナーバレルユニット組み込み》

5)ノズルユニットグリスアップ
《塗布されたグリスを除去》《再グリスアップ》
《本体へノズルユニット組み込み・動作チェック》

■最終動作確認、約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整、初速計測チェックの後お客様へご返却となります。
■修理後の初速 【弾速測定器:X3200 MK3にて計測】
・修理前:71m/s(0.2gBB)
・オーバーホールメンテナンス後 ノンホップ時 71m/s(0.2gBB) 適正ホップ時 70m/s(0.2gBB)

※約30mの距離で弾道検査、ホップアップ調整。0.2g弾で調整済み。

修理・カスタム担当者コメント

今回ご依頼頂きましたのは東京マルイ M93R 電動ハンドガンでした。

上記5項目の作業を実施致しました。メカボックス内部を分解検査、特段破損している部品は無くスイッチ接点端子の損傷も御座いませんでした。内部のグリス汚れやオイル切れにより動作が不安定になったものと思われます。内部オーバーホール後、グリスアップ・オイル注油・スイッチへの接点グリス塗布を行い再組み上げ済み、修理後の初速は70m/s前後(0.2gBB)と修理前と比較し差異は御座いません。セミ・フルオート発射動作問題御座いません。

今回ご依頼頂いた商品はM93R初期型でした。動作不良の原因は長期ご使用による内部状態の劣化の可能性が御座います。電動ハンドガンは見た目は一見ガンの形をしていますが、非常に細かい多数のパーツで構成されている精巧なトイガンになります。個人様で分解メンテナンスをする訳にもいきませんのでご使用により動作の不具合が生じた場合は、メーカー様のアフターサービスもしくは弊社修理サービスへご依頼頂ければ幸いです。

弊社では国内/海外製電動ガンの修理・メンテナンス・カスタムが可能です。
ご依頼の際にお気軽にお問合せ下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

SHARE