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ACU – アメリカ陸軍に制式採用された戦闘服

米軍の新タイプのACU戦闘服

ACU(Army Combat Uniform)は、2004年にアメリカ陸軍に制式採用された、新タイプの戦闘服です。

1980年代に米軍に採用された戦闘服の BDU(Battle Dress Uniform)の後継モデルがACU。

ACUはボタンに代わり、ベルクロを多用し扱いやすさを向上、戦闘時はベスト着用を前提とし、ポケットは最小限にしたシンプルなデザインの戦闘服です。

ACUでは襟はスタンドカラーでベルクロ付、 ジッパーは錆びない樹脂製、戦闘服の前面の胸部分にジッパー付ポケットが左右に2つ配置され、両腕に各2箇所、 ジッパー式ポケットが付属。

ACUに採用されたリップストップは速乾性で格子状に織られ、破れても、破れがそれ以上広がらないように加工した生地です。

旧戦闘服であるBDUは緑を一色のパターン、森や草原での戦いを想定しグリーンをベースに、黒や茶色をブレンドしたウッドランドカモ、砂漠地域での戦闘に使用されるDBDU(Desert Battle Dress Uniform)など、多くのカモフラージュ柄の戦闘服がありました。

新旧の戦闘服を比べると、BDUの迷彩は周囲に溶け込み「視認しにくいことが目的の迷彩」なのに対し、ACUは「認識しても印象に残りにくい迷彩」がコンセプトとなっています。

このように旧戦闘服とデザインや機能だけでなく、迷彩柄も大きく異なり、BDUが状況に合わせ多くのカモフラージュパターンを持つのに対し、ACUは砂漠、雪上、森林、市街戦の全てに対応できるよう、最適化されている点も大きく違います。

ACUのカモフラージュ柄は下記の2種となっています。

ユニバーサルカモフラージュパターン(UCP)

新しい軍迷彩柄のユニバーサル迷彩は緑 、黄褐色に、灰色を効果的にブレンドし都市環境、砂漠と、森林に溶け込む色調です。

パターン設計は1970年代のデュアルテクスチャ(Dual-Tex)に関する研究に基づく設計。

陸軍の戦闘ユニフォームはフォリアージグリーン、スレートグレー、砂漠の砂の色で構成され動きのあるシチュエーションで、目立つ黒は使われない。

また、ピクセルパターンは服の模様が人間の視覚のピントを散乱させ周囲の色に紛れ見えづらくなる効果をもっています。

マルチカムパターン

マルチカムは現代的なマルチ迷彩パターンを創るべく、クレイ・アソシエイツ社と、米陸軍兵士システムセンターが開発した迷彩。

2004年に、陸軍戦闘ユニフォームに見られるデザート、ウッドランドを組み合わせ、ユニバーサル迷彩柄つくりあげました。

しかし、2010年にアフガニスタンで、米軍のユニフォームがUCPと交代するまで、一部の法執行官とアメリカ特殊作戦ユニットで採用されるに留まっています。

マルチカムは背景に、ダークブラウンとライトピンクのグラデーションを用い、ライムグリーンを間にブレンド。

大きな背景領域を分割する小さなシミを均等に配置し、見る角度により、緑に見えたり、茶色に見えたりを可能にしています。

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