レプマートのお知らせ、情報を発信しています。

初めての電動ガン

BB弾を発射するエアガンが世に広まったのは、私がまだ子供の頃で、法的規制も甘く威力が強いため、大人が遊ぶ玩具としてのニュアンスが強く、今思えば子供同士で遊ぶには、危険でした。

トイガンに対しての法整備がまだまだ追い付いておらず、専門店では威力をUPさせる改造パーツが多く売られ、お金次第では、やばい改造を代行するお店もあったようです。

当時、友人が所持するスーパー9を強力に改造した「スーパーX」は、50mぐらい離れたポリバケツを貫通するほどの威力を持っていました!

当然、現在は彼の手元には無く、法規制に合わせて処分しています。(汗)。

mp5a5_1

そんな中、私が初めて手に入れたのは、東京マルイの「H&K G3A3」でした。

H&K G3A3の迫力のある、そのボディに歓喜したものでしたが、コッキング式のエアーライフルですから、連射は難しく、苦労しました。

そして、時代はエアガンの発展を残しつつ、ガスガンへ移っていきます。

今ではお馴染みのブローバックや、薬莢の排出など、実銃さながらのアクションが取り込まれ、モデルガンファンをも虜にさせる製品が、立て続けに発売された記憶にあります。

私のお気に入りは、連射のできるウージーピストルで、ガスのボンベをホースにつなぎ、ガスの充填の手間を解消しましたが、やはりガスも安くはない。

その他ショットガン系や、ハンドガンなど、色々なタイプのモデルガンで楽しみましたが…。この頃でしょうかねエアーもHOPUPさせて飛距離を出し威力を落とそうとし始めたのは。(ちなみにこの頃に実は電動ガンの先駆けみたいなの…M16だったけな?どこのメーカーか分からないけどありました。)

それを機にかどうかはわかりませんが、ある時期を境にパッタリとモデルガンを手放し、興味もなくなりました。

どのようにエアガンやガスガンの時代から、電動ガンの時代へと移行したのかはわかりません。

今もモデルガンのマニアの間で、それらの銃がどのような位置づけなのかもわかりません。

若い頃はその他の事にもいろいろと興味が湧いたのでしょうね。

トイガンのない生活は次第に落ち着きを取り戻してきました。

まったく手にしなくなって10年以上でしょうか、落ち着いてくるとまたいろいろ考えだすものです。

私はふと子供の頃の記憶を呼び起こし、モデルガンへの想いを再燃させてしまいました。

ネットが普及している時代。

たくさんの情報をその場で調べられ、その場で買い物ができ、待っていれば家まで届くというシステム。

スマホやパソコンがある生活は無駄な、多くの情報ももたらしてしまいます。

まあ、無駄かどうかはその人の価値観ですが、再燃した想いに油を注いでくれたのが、この「電動ガン」の文字でした。

エアガンやガスガンを撃ってきた人であれば誰でも「一度は撃ってみたい・手にしてみたい」と思うでしょう。

あれこれ、新品や中古も色々調べ、やはり新品や最新作は高額でした。

すぐに手が出る金額ではない電動ガンが沢山あり、今はサバイバルゲームもマニアの間では多く行われているようですから、たくさんのニーズに合う機能やそんなお金のない子供相手ではなく大人相手の値段なのかと思いました。

やはり、おもちゃのくくりから行くと50,000円はかなりの高額です。

近隣のリサイクルショップも見に行きました。エアーガンやガスガンも含めてかなりの中古品が出回っていますね。

昔手にしていたものもありましたが、その中にこの「MP5A5」が店頭に飾ってあるではありませんか。

元々エアガン時代には東京マルイからエアガンとして発売されていたモデルですから、なじみがあるのは当然。

当時はその使い勝手から友人との間で重宝していたと思いだしました。

そして遂に決断しました。

私の所持しているトイガンは、電動ガンの代名詞とも言えるサブマシンガン、東京マルイ「MP5A5 ハイグレード」です。

MP5A5には2タイプあり、A4のストックは固定式、A5は伸縮の2段階スライド式で、コンパクトに保管できるメリットがあります。

少し型が古いのですが購入することに決めたのでした。ポイントは当然ながらセミオートとフルオートが両方楽しめるもの。

エアガンのコッキング時代を経験した私はどうしても連射に憧れたのでした。まあガスガンで言えばあのウージーピストルの様な手軽さ。

少し重量感がありますが、大きさのボリュームは全く邪魔に感じさせない…さすが軍人さんも重宝するウェポンである事が容易に感じさせてくれました。

プラス!電動だからガスを別売りで購入しなくてもよく、圧縮のエアタンクなんかも一切必要なし。家の電気料金を支払っていれば何の問題もないのですからお手軽です。

早速、バッテリーを充電し、弾を弾倉に装填し射撃準備完了です。

念願のフルオート。

この瞬間たまりませんね、純正の40発ぐらい装填できるマガジンを使用しトリガーをひく・・・ダダダダーダダダダー。

一瞬でした。

でも、この凄まじい連射感は昔の記憶を一気に呼び起こすにあまりある衝撃でした。

威力も十分、すぐに手になじむ感じ。

弾を無駄に打ちたい時にはもってこいですね(笑)。至近距離だとアルミ缶をも打ち抜く威力ですから十分だと感じます。

セミオートでも一発一発気持ちを込められる発射音と弾道。売ってみてこれはお買い得と感じました。かなり楽しめます!!

でも、何回も撃っていると弾を込めるのが大変になってきます。

でも、大丈夫。東京マルイさんはそんな気持ちになったカスタマーに応えてくれていたのですね。

ネットでアクセサリーを検索してみるとあっさり発見…「400連ドラムマガジン」。だから迷わず即購入!

マガジンには専用のローダーではなくジャラジャラとマガジンの開口部から入れて、後は中央のゼンマイを巻くだけ。

ちょっと巻く回数が多い気もしましたが…玉こめが面倒な問題を見事に解消。

大容量バイオBB弾もあっと言う間に撃ち尽くして、今ではBB弾の購入費の問題が頭を悩ませています。

普段使用しない場合は壁に止めて飾ってありますが、コンパクトながら見た目はかなり重厚です。

私はサバゲーをやりませんし、サバゲーで電動ガンの楽しみを満喫したいのではないのですが、もしサバゲーで使用するのであれば、バッテリーの消費が早いので変えのバッテリーを持っていた方が無難です。

また続けて撃っていると、何発か発射ミスを起こす場合もあり、他の電動ガンと比較していませんが、正確さにも少し難があるかもしれません。

命中精度は40mの距離でビールの缶に命中させることができるぐらいでしょうか。

有効飛距離はながくても50mぐらいだと思います。まあ、フルオートで連射して打ちまくれば当たるかもしれない。

「下手な鉄砲かず撃ちゃ当たる」みたいな大雑把なモデルガンと言う見解も当たらずとも遠からず?

今後はスコープやらレーザーポインターやらを検討しておりますが、メンテナンスは少しモデルガンを扱った事があれば分解して、東京マルイの純正のグリスやシリコンスプレーを使用して簡単にできます。

分解が得意でない人もシリコンスプレーだけでもかなり落ち着きます。

このMP5A5ハイグレードは電動ガンの初心者には中古も含めて値段的に20,000円~30,000円程度とかなりリーズナブル。適度に楽しめるモデルガンであると感じました。これから始めるトイガンの世界をまずはこの一品から試してほしいと思います。

文:tuki_0724

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です