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射撃のコツ

2015年3月5日 タスコム ミリタリー雑学

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射撃のコツについて、実銃を中心に話をしますが、エアガンでも応用できる技術も多く、エアガンでの練習が実銃でも役に立つ、という前提でお話しさせていただきます。

エアガンと実銃の違いは、弾の威力と撃った時に反動が強いこと、イヤーマフなしには耐えられないくらい銃声がでかいこと、発射ガスが発生する事などです。

整備は万全に

エアガンでも実銃でも、整備は万全にしておくことから始まります。

実銃は作動部やピストン部、薬室周辺をよくブラシで洗浄し、弾倉の特に薬室と接する部分は念入りに整備、わずかにでも、凹みやガタツキがあると装弾不良の原因となります。

弾薬装填

弾薬が配布された際、弾頭におかしな凹みや、亀裂があると暴発の恐れがあるので、パッと見て異常がないか目視で確認します。

前後バラバラになっている弾は、どうしてもジャムりやすくなるので、弾薬をマガジンに装填した後、マガジンの後面をヘルメットや手で叩いて、弾薬がマガジンの後ろにきれいにピッタリと付くようにしてやります。

こうすることで、装填時のジャムの発生率を抑える効果があります。

戦争映画(ブラックホークダウンなど)で、マガジンを装填する前にヘルメットでマガジン後部を、コンコンと叩いているシーンがありますが、ジャムの発生率を抑える動作なのです。

なお、自衛隊では「弾倉に傷がつく」等の理由で禁止になっている部隊も多いようですが、古い陸曹では、いまだにやっている人もいるようです。

ヘルメットでやろうが、手でやろうがマガジン内の弾薬をそろえるという意味では効果は一緒です。

また、実戦では特に大型弾倉入れの中で、弾倉同士がカチカチ音をたてないよう、スポンジやボール紙を入れて防音処置をしているようです。

また、マガジンを銃に挿入する際、マガジンのばねの力で押し戻そうとする力が加わり、うまく嵌らないことがあります。

うまくカチッとはまっていないと、射撃の衝撃でポロッと落ちたりしますので、マガジンを入れるときはガシンと力強く装填し、入れた後は下に引っ張ってちゃんとロックしているか、確認したほうが無難です。

チャージングハンドルについても「一番後ろまで引いて、パッと離せ」と言われますが、それでもフルロードの場合、装填できない事があります。

そういう時は、チャージングハンドルを持ったまま、前後に素早く手で動かしてやった方が、うまく装填できる気がします。

ただし、強い力でこの動作をすると、ジャムった時に再起不能なまでにガッチリとジャムってしまう事があるので、力加減には注意が必要です。

ガスレギュレータの位置を正しく合わせる

ガスレギュレータは、ピストン部の前方の方についているピストン内部へのガス流量を調整するものですが、ここがあっていないと、ガス量が少なくなり遊底がしっかり後退しません。

イコール、次弾装填ができなくなり、ガス流量が多すぎても過大な衝撃が生まれるので、ちょうど良い位置にしてやることが重要です。

安全対策を怠らない

仲間に銃口を向けない、射撃場では遊底を開き安全装置をかけるなど、これは最近いわれるレーザービームルールです。

また、射撃しない時は遊底を開放し、安全装置をかけて「弾も装填されてないし、安全装置もかかっている」という事をアピールした状態で置いておくことが、しつけ事項となっています。

照準をあわせて照準規制

3発点検修正射を実施し、着弾点からクリック修正をします。

あんまり細かく修正しすぎてもおかしなことになるので、「だいたいこのくらいかな」という大雑把な気持ちが大切です。

撃発要領

「霜が降るごとく引き金を落とす」と言われますが、狙いすぎない事です。

さらに射撃は呼吸と密接な関係があり、照準や射撃姿勢、肩づけ、見出し等にばかり偏ってしまい、呼吸の大切さをおろそかにしている例が多く散見されます。

呼吸を止めないこと、スーとすって、フッと吐いて撃発、スーッと吸ってフッと吐いて、撃発。

呼吸がうまくできていないと、酸素不足により照準が困難になってしまいますし、変に震えて当たらなくなってしまいます。

一つあるあるネタを披露すると、呼吸を意識して射撃しようとすると、隣のやつが撃った発射ガスを吸ってしまい一気に気分が悪くなり、(発射ガス自体あまり健康にいい物ではありません)その後、安定して射撃ができなかった(特に屋内射場)

こんな事ならたくさん吸い込んで全弾息を止めたまま撃ったほうがよかったかもしれないと思う事がありました。

息を止めたとしても20秒くらいの間に撃ちきるなら、そこまで影響はない物と思います。

これはエアガンの射撃でも、当てはまるのではないかと思います。

また、銃の反動や音にビビッて、委縮して目をつぶったり、筋肉をギュッとこわばらせたりして撃つと、まず当たりません。

銃の反動や、音が怖いという気持ちはわかりますが、自分を守るものだという認識で、銃と仲良くならない事には当てることができません。

また私も昔そうでしたが「反動を相殺するには力を入れて銃を固定し、撃発すると銃がぶれずに狙った方向に行く」という内容ですが、軽く誤りです。

銃を持つ手に力を入れたまま撃つと、確かに委縮は起きにくくなります、点数もなかなかいい物となりましたが「力を入れていたから銃の反動をコントロールできた」というのはナンセンスで、力を入れていますと、それだけ疲れて酸素を消耗し、狙いもぶれます

保持はがっしりと肩にはまっていれば力を入れていようがいまいが銃の反動で狙いがぶれるという事はなく、今はいかに脱力するかに力を入れています。

力を使わずリラックスしているという事は、酸素も消耗していないので狙いはぶれませんし、長時間でも安定して狙い続けることができます。

故障排除

時間制限射撃や実戦中、万が一にもジャムが発生すると焦ります、対処をしっかり学んでおかないとどうもなりません。

故障排除は、新兵訓練で教えているはずですが、新隊員が射撃中に「すいません、弾が詰まっちゃいました、どうすればいいですか?」と聞いて来た時、ついつい手伝ってしまう陸曹がいますが、本人のためを思うなら、自分で故障排除をさせるべきです。

しかし新兵にしてみても、まさかこんなに銃がジャムを起こす、なんて言うのは知りもしませんから、仕方ないと言えば仕方ないですが。

故障排除は2通りあり、まず最初は単純に排莢不良、装填不良に対処するため、マガジンがしっかりささっているかを確認し、チャージングハンドルを素早く動かして排莢、装填してやります。

新兵の時はこれを「とにかくやれ」という感じで教えますが、慣れてきたら薬室部を確認すれば、たいていジャムってるのが見えますから、そのジャムを排除する方向にこチャージングハンドルを動かしてやり、排莢するなり装填するなりすればいいと思います。

こうならないためにも、日頃の整備と点検は重要であるということです。

チャージングハンドルを引いて激発しても、撃てない場合はほかのところに異常があると考えて、射撃をやめ、安全装置をかけて遊底を開き、故障を探すことが推奨されています。

しかし、実戦ではそんな暇はないので、速やかにセカンダリにチェンジする必要があります。

スリングについての考察

私の個人的意見ですが、長時間銃を保持すると、著しく体力を消耗するからつけるのがスリングであり、積極的な交戦時は邪魔なので外すようにしています。

あくまで楽に銃を保持できるが、交戦となってもそのまますぐ応戦できる持ち方、というだけではないでしょうか?

CQBスリングという考え方もありますが、狭い場所での取り回し等を考えると、どういう持ち方がいいのかといまだ試行錯誤しています。

防弾チョッキについて

自衛隊は最近新型防弾チョッキなるものを配備したようですが、使い勝手が悪く評判が悪いそうです。

着用するためにはヘルメットを外して頭からかぶるようにつけるしかなく、肩周辺まで防弾にしているため、銃を構えることが非常に困難だそうです。

防護性は非常に高いですが、その代わり動きやすさや攻撃性を犠牲にするという戦中のゼロ戦とは真逆の思想で作られており、なぜこのような使えない装備が隊員の意見を無視して配備されるのか、それははっきり言ってしまえば税金の無駄であり、国民ももっと怒っていいポイントであると思います。

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