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RPG ロケットランチャー

2014年11月18日 はなぴち ミリタリー雑学

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旧ソ連が開発したRPG

RPGは映画やゲームの世界でよく登場し、標的にされた側が飛んでくる弾頭を目にしてRPG!と叫ぶ場面でおなじみです、安価で流通量も多く、武器として有用なことから、第三世界の紛争地域でよく使われている武器です。

RPGは、戦車など戦闘車両を破壊するため、旧ソ連が開発した武器で、登場時期は第2次大戦後の1950年代ごろとなります、60年以上経た現在でも形を変え、軍隊独自のものへと、様々な種類のRPGが開発されています。

基本的な構造は1950年ごろの登場時期とほとんど変わっていない代わりに、発射する弾頭は進化し続けています。

バズーカ砲やパンツァーファウストなど、RPGに似たような武器があります、これらを総称として、ロケットランチャーを分類されることが多いですが、正確には、弾頭自体にロケットのように推進力を持っているタイプを、ロケットランチャーに分類、RPGは、その中でも、旧ソ連が開発したものを差します。

また、RPGには様々な種類がありますが、現在、RPGと呼ばれるものの多くはRPG-7の事を指しています。

RPGは無反動砲とよく間違われやすいのですが、自身の推進力で進んでいく兵器になるので、発射時の反動が少なく、勢いで発射させる弾丸と違い、発射する際は、周囲に及ぼす影響をあまり気にせず打つことが出来る、非常に扱いやすい破壊兵器となります。

弾速としては、ライフルや、ハンドガンから発射される弾丸と比べ、非常に遅く、1秒間で100メートルから300メートルほどのスピードで目標に飛んでいきます。

ロケット弾ですので、当たりさえすれば大体の目標を破壊することが可能なのですが、弾頭のサイズが大きいため、風の影響を受けやすく、有効射程範囲もせいぜい100メートル程度です。

練度の高い兵士が使用しても、その飛距離は300メートルが限界だと考えられています。

多くの方が勘違いしやすいのですが、RPGは打ち込んでいく場合、動かない相手に対して狙うのが普通で、飛んでいる航空機や、動いている車両にはあまり使わないのが一般的です。

威力としては申し分ないものですが、発射すると非常に目立つので、すぐに移動することが鉄則となっていて、発射したあと移動しやすいように、派生モデルとして、使い捨てタイプのRPGも登場しています。

扱いには細心な注意が必要で、命中させることが難しい、どちらかといえば、非常に当らない兵器に分類することが出来ます。

しかし、RPGは安価で供給数が多く、直撃をしなくてもよいという特性に加えて、相手戦力の士気を下げる事狙ったりと、作戦内容に合わせて運用できるため、AK47と併せて紛争地域では必須の武器となっています。

RPG-7がここまで広まった理由には、運用コストがかからないという点と、訓練していない兵士でも簡単に扱え、相手に与えるダメージも大きいこと、さらに、弾頭の種類が多いことが挙げられます。

RPGの弾頭

RPGは大きく分け、車両か対人かの、どちらかに合わせて弾頭が用意され、その中で通常弾、破壊用の弾頭やサーモバリック爆薬を使用した、熱でダメージを与える弾頭まで用意されています。

一般的に使われているものにPG-7と呼ばれる弾頭があり、この威力は厚さ75cmの鋼鉄板を貫通させる威力を持ち合わせています。

これより、さらに威力や効果を向上させた弾頭も、数多く用意されており、RPGのすさまじい威力が想像に難くないと思います。

登場から、すでに60年以上経過をしている兵器ですが、現在の戦闘車両に対して、どれくらいの効果が期待できるかということですが、実際には装甲の性能が向上していることもあり、威力が足りず、完全に破壊するには難しいのが正直なところなのです。

しかし、現在の装甲車でも、RPGに対して、完全に耐えられる装甲にはなっていないので、装甲の弱い部分、弱点とされている側面や上面を狙うことで破壊することは可能です、しかし、車両を扱う側も弱点については十分認識していますので、戦闘時にかんたんに弱点を突かせることはさすがにありません。

ただし、命中すると行動不能になるために、敵がRPGを持っていると確認されると、戦闘車両の乗務員には、大きな緊張感が走ります。

その他にも対人用に使えるOG-7という弾頭があります。

榴弾で作られた弾頭で、火薬が中に詰められているので、命中すると爆風が起こり、近くで爆発すると、爆風で飛散するガラス片や鉄くずといった固い物などが飛び散り、体ごと吹き飛ばされます。

また市街地であればコンクリート片が飛び散り、直接命中せずともこれだけの威力があるので、非常に対人殺傷能力のある武器と言えるでしょう。

弾頭自体も、コンクリートを貫通する威力を持ち合わせていますが、さらに爆風であたりの固い物を吹き飛ばすため、爆風の被害でさらに損害が広がる恐ろしい弾頭がOG-7です。

こういった特性を持ち合わせた弾頭を使用すると、何が起きるかといえば、強力な車両を足止めすることが可能になる事だけではなく、ヘリコプターにも高い効果を発揮することができます。

戦場で使用されている車両は、1車両、数千万から数億といった価格ですが、それが安価なRPG弾頭を打ち込むだけで、戦闘性能を発揮させることなく、制圧することが可能になります。

ライフルの弾速であれば目に見えず、発射音も離れていればわかりませんが、RPG-7は発射時の爆裂音に加えて、弾頭もも大きく、目で見えるほど遅いスピードで飛んできます。

RPG弾頭が着地した瞬間の、驚異的な爆発を想像すると、恐怖を感じ、叫ばずにはいられないものだと理解するのも簡単だと思います。

安価な武器

AK47とならびRPG-7は全世界で相当多くの数が出回っている兵器です。

そのため、RPGはコピー品も非常に多く、発射装置は弾頭を点火させる、ただの筒と言って問題ない程度、品質にたいした差があるわけでもなく、使い捨てと考えられ、安価に流通しています。

兵器の売買市場で購入できる弾頭の価格は非常に安く、高くても日本円で2万円程度で手に入れることが可能です。

さらに弾頭は1発あたり2000円前後で流通しており、その性能だけでなく、扱いやすさと価格の安さで、全世界に数多く普及し、出回っているのもうなずけます。

しかし、RPGは安価な武器ですが、発射する兵士のコストも安いという点は理解しておく必要があります。

命中精度は高くなくても良い上、戦闘の成果も高いRPGですが、RPGを発射すると、敵に見つかりやすく、兵士を危険にさらしてしまいます、ですので使用者も、あらかじめ紛争地域では安く雇われているということが多い。

現代では、数多くのすぐれた兵器も登場していますが、数十年前以上前の兵器が現役で活躍している理由は、コストが非常に安く、そして破壊力が強い、構造が簡単、一つでたくさんの種類の弾頭を打つことが出来る、といった事を考えると、高価な物と比べてて、どうしてもRPG-7を選択することになります。

非常に多く使われているRPG-7は、現実世界でも、映画やゲームの世界でも、高い威力を持った兵器で、強さの象徴としても存在しています。

実際の使い方は、目標の近くに着弾すれば成功です、低空で飛んでいるヘリであれば、数十発撃ち込めば撃ち落とすことも不可能ではありません。

そのため、紛争地域では車両兵器、ヘリコプターを破壊できる唯一の手段となり、導入も簡単なため、登場から、60年たった今でも、第一線で活躍している兵器です。

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