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最強の戦闘機といわれるラプター(F-22)

2015年3月6日 いつきワークス ミリタリー雑学

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最強の戦闘機として名高い、ラプター(F-22)。

現代の戦闘機を語るなら決して無視できない機体ですが、一体この機体の何が最強といわれる原因なのでしょうか?

高性能なステルス機能

ステルス機というと高高度を飛ぶ偵察機や、特殊な任務専門の機体のように思われますが、このラプターは空対空戦闘を想定したマルチロール機なので、空において一方的な攻撃が出来る用に設計されており、相手から発見される可能性が低く、補足や発見がされない限り攻撃をされる事はありません。

しかもこのステルス機能が非常に性能よく、高度な全方位型の設計となっており、死角はなし。

レーダー探知を無効化するのにレーダー波吸収素材を使うだけでなく、吸収しそびれたレーダー派を内部における反射や減衰などを利用して、更に低減させるレーダー波吸収構造を用いて作られています。

キャノピーや胴体が独特な形状で、三角形を組み合わせた構造をしているのも、レーダー反射を拡散させるためであり、とにかく徹底してステルス性能を極めています。

ちなみに、ステルス機の弱点としてよくあげられる、自機のレーダー波を用いる時に逆探知されてしまうという件に関しても対策は練られており、ネットワーク技術は充実しています。

要は広域データリンク網であらゆる情報を受信することができるので、自らレーダー波を用いずとも、司令部やイージス艦、空中警戒管制機などの情報を受信する事で、策敵や目標の位置確認が出来る様になっています。

しかも見方同士では、CNIシステムと呼ばれる機能により、戦術情報を交換し相互リンクさせているので、連携作戦も得意。

これらの事から、ラプターは敵に発見されずに策敵しつつ、連携ををって強襲する事が可能なので、一方的に戦果をあげられるというわけです。

さすがラプター、日本語訳ならば猛禽類といわれるだけの事はあります。

アフターバーナーを使わずに超音速で巡航できる。

ラプターは、アフターバーナー(一気に燃料を燃焼させ推力を得る機能)を利用せずに、超音速で飛行する事が可能です。
(アフターバーナーを利用せずにいたい理由は、燃料効率が非常に悪く、短時間しか利用できない事、くわえて作戦可能時間を減らしてしまう事などがあります。当然、長距離の巡航にも向きません)

このため、長時間に渡って高速で飛行する事が可能なので、作戦空域に到達するのが非常に早いといえます。

秘密はやはりエンジンで、「プラット・アンド・ホイットニー F119」と呼ばれるアメリカのエンジンメーカー、プラット・アンド・ホイットニー社が開発した、ターボファンエンジンを搭載している事にあります。

このエンジンは高度4万フィートで、超音速巡航を問題なく出来る事を目標として作られたもので、運動性も確保すべく、上下20度まで推力軸を傾ける事が可能となっています。

このため、高速を保ちつつも非常に旋回能力が高いので、ドッグファイトに持ち込まれても非常に有利に戦闘をすすめる事が可能。

一気に戦地に到達出来るゆえ、発見されて格闘戦闘に持ち込まれても強いという恐るべき性能を誇っているわけです。

短距離離着陸が出来る。

いくら強い戦闘機といえど、それは空の話。

飛び立っていなければその強さを発揮する事は当然不可能なわけですが、ラプターは非常に短い距離で離陸する事が可能なので、緊急スクランブルへの対応も速く、すぐに戦闘空域に入る事ができます。

なので基地自体に奇襲を掛けられたわけでもない限りは、すぐに守勢から攻勢に転じることが可能。

この対応力が早い(離陸が早い)というのは、実は戦闘機においても重要な部分なのですが、この辺りもしっかりカバーできているのがラプターの凄いところですね。

ラプターの搭載武器とは

固定武装は、M61A2機関砲を装備、発射口に関してはステルス性能を維持すべく、発射時のみ開くようになっています。
(むき出しだと、レーダーに引っかかる要因を作ってしまうので)

このステルス性能を維持させるための構造は、追加武装でも考慮させており、ステルス性能を発揮したい限りは、胴体の1箇所と側面の2箇所にある、ウエポンベイに格納する仕組みとなってります。

主に搭載される武器は胴体下部には、中距離の空対空ミサイルを4発。

これは通称アムラームと呼ばれるもので、撃ちっぱなし能力と同時他目標攻撃にすぐれたミサイルとなっています。
(撃ちっぱなしミサイルというのは、ミサイル自体に自立誘導機能を装備させる事で、本機による誘導を必要としません。それ故発射してから直ぐに回避行動にうつれるため、生存力や攻撃の優位性が非常に高いです)

しかも射程は72キロメートルもあるので、中距離ミサイルとしては超優秀です。

次に側面の装備ですが、これは短距離ミサイルであるサイドワインダーを2発搭載する事が可能。ただし発射時はシーカーを露出させなくてはいけないために、ステルス性能が著しく低下します。

このため、サイドワインダーの使用率は低く、どちらかというとアムラームがメインの兵装といえるでしょう。

ちなみにステルス性能がなくとも戦闘能力の高いラプターは、ステルス性能を無視すればもっと多くの武装も装備する事が可能で、翼下には600ガロンの燃料タンク2本とミサイル4発を搭載でき、空対地用に対レーダーミサイルを装備して攻め入る事も可能ですし、無誘導爆弾であるJDAMを搭載する事も可能です。

この辺がマルチロール機(複数の用途で扱える航空機)らしい構造ですね。

完全に輸送用として使う場合は、燃料タンク4本を装備した上で、計8発のミサイルを搭載して飛行する事も可能だそうです。
(輸送目的なのでミサイルは発射出来ない。この場合武装は、固定武装であるM61A2機関砲だけ。)

ラプターに弱点はあるか

戦闘能力では殆ど弱点のないラプターにも、実は無視できない弱点があります。

それはずばりコストの問題で、当初はF-15にとって変わるべく750機の生産を見込んでいました。それゆえ単価はF-15よりも安い3500万ドルを想定していたのです。

しかし、冷戦の終結により、ラプターの存在意義が揺らいでる中、技術的な問題なども含めて開発費が高騰、しかも経費削減が決まってしまい、生産予定台数は277機と一気に低下しました。

さらに実戦配備後も費用削減が続き、結局は183台の生産に止まる事に。このためF-15の代替機として配備され尽くす事は不可能となってしまいました。

ちなみに、2007年にF-15が空中分解する事故が発生。

原因は老朽化だとわかり、応急処置としてやはりラプターを増産する事もかんがえられましたが、結局代替機はF-35を充てる事となり、頓挫しました。

結局2009年には部品製造がすべて終了し、2011年に最終号の187号機がロールアウトして生産は終了してしまいました。

もう1つの問題点として、ラプターは高水準すぎる機体ゆえ、輸出をしようにも技術漏洩させたくないという理由で難航、売り物としても問題点がありました。

日本も一時はラプターを導入しようかと言う流れがありましたが、頓挫し結局F-35が選定される結果に。

最強の戦闘機といわれるラプターはこのようにして、孤高の存在となってしまいましたが、現役で活躍している事も事実で、先制発見、先制攻撃、先制撃破を可能とする事は間違いありません。

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