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ヨーロッパ各国の戦闘機

2015年5月12日 good-rising ミリタリー雑学

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一般にアメリカ軍の戦闘機が圧倒的に知名度が高く、多くの方に浸透していると思われますが、ヨーロッパの戦闘機となると、あまり知られていないようです。

ヨーロッパ各国の代表的な戦闘機を紹介します。

ユーロファイター タイフーン

ヨーロッパの戦闘機といえば、ユーロファイター タイフーン、この戦闘機は、NATO北太西洋条約機構という軍事同盟を結んでいるイギリス、西ドイツ、イタリア、スペインの4カ国が共同で開発を行った機体で、愛称はタイフーン。

第二次大戦の英国軍機と同じ名前で、この戦闘機は初めて軍事同盟を結んでいる各国が資金を出し、共同開発を行った戦闘機で、開発を行った4カ国は、アメリカ製の高性能な戦闘機にも勝る戦闘機を作るため、多くのアイディアを出しました。

一部の国は、空対空戦闘だけを強調した制空戦闘機を求めますが、他の国は空対地攻撃もできる戦闘機がほしいということで意見が別れ、結果としては、空と地上の両方を攻撃できるマルチロール機で開発が進められることになりました。

計画が始まったのは1980年代、しかし4カ国の配備されたのは、2000年になってからでした。

ギリシャ文字のデルタ、三角のような形をした翼と、コックピットの方にカナードと呼ばれる前翼がついているのが特徴で、翼の特徴からカナードデルタ機と呼ばれています。

主な装備には、空対空ミサイルのIRIS-T、MBDAミーティア、AIM-9サイドワインダー、AIM120AMRAAM、AIM132ASRAAM、空対地ミサイルではAGM-65マーベリック、空対艦ミサイルはAGM-84ハープーン、KDAペンギン、対レーダーミサイルはALARM、AGM-88HARM、巡行ミサイルはSCALP-EGストームシャドウ、KEPD350、対戦車ミサイルプリムストーン、爆弾はGBU-31JDAM誘導爆弾、ペイブウェイⅡ/Ⅲ/Ⅳ500ポンド−2000ポンド誘導爆弾、固定武装では、マウザーBK27・27㎜リヴォルヴァーカノンを装備しています。

この戦闘機の最大の特徴としては、アフターバーナーを点火しなくても超音速飛行が可能となる、スーパークルーズ性能を持ち、アメリカ軍の戦闘機と比べ、装備がとても多く、最大速度はマッハ2.0になります。

ユーロファイターは、アメリカ空軍のF22とF35の両方の戦闘機を掛け合わせた能力、空と地上攻撃の両方を展開できることを強調して、各国に売り込みをしているとの事で、今後ステルス機能を追加する予定でもあり、まだまだ進化が止まらないユーロファイターは、今後が楽しみの機体でもあります。

フランスの主力戦闘機、ラファール

このラファールは、ユーロファイターと同じくマルチロール機で、フランスは、当初ユーロファイターの共同開発国として、名を連ねていましたが、フランスの航空産業保護と、ヨーロッパ各国と比べ自国の産業が格上だという自負があることから、参加を拒否し、自国での戦闘機の開発、生産を目指しました。

ラファールとは、フランス語で疾風、突風の意味で、この戦闘機の形には、クロースカップルドデルタと呼ばれる無尾翼デルタ式が採用され、そこにカナード翼を組み合わせるという感じになっています。

前述のフランスが共同開発を断念した経緯には、フランスが保有するCTOL型の航空母艦に着艦させるための機体を造る必要があり、各国の陸上着陸用としての飛行機サイズとしては、あまりにも大きすぎるためという面もあったそうです。

主な装備には、R.550マジック、MICA EM/IR、マジック2、ミーティア、AM39エグゾセ、ASMP、SCALP-EG、無誘導・誘導爆弾、レコNG偵察ポッドがあり、最大速度はマッハ2.0。

さて、肝心のユーロファイターとの性能差は、同等の性能、ほぼ拮抗していますが、わずかにタイフーンの方がステルス性能に優れているとも言われています。

しかし、フランスでは、空軍と海軍の両方が運用、世界各国でもこぞって輸入をするなど、人気がある戦闘機でもあります。

また、実戦でもマリ共和国でのセルヴァル作戦、アフガニスタン紛争、さらには最近のイラクでの過激派組織ISISへ対する空爆を行うなど、多くの戦場で実戦投入されています。

性能を向上させ、ユーロファイターを越すぐらいに成長させ、フランスの国防に役立たせてほしいと思います。

スウェーデンが開発した戦闘機、サーブ39グリペン

スウェーデンは、国土がロシアに近いことから、冷戦当時からフランスと同じく国防産業は自国で全て行う、という考えがありました。

また、海外製を輸入すると、自国産の開発ができなくなるといった懸念や、日本のように、アメリカ製の機体を購入することで、自国での生産に制限がかかる事を良しとせず、戦闘機の自国生産にこだわり続けています。

しかし、人口が1000万人に満たないスウェーデンが、自力で戦闘機を開発するには、ハードルが高かったにもかかわらず、開発は順調に進み、スウェーデンの国土に合う戦闘機を開発することに、見事成功しました。

この戦闘機の愛称は、グリペンと呼ばれ、スウェーデン語で有翼獅子の意味、この戦闘機は、戦闘、攻撃、偵察の3種類ができるため、本当の意味でのマルチロール機と言えます。

高いコストパフォーマンスを実現しており、空軍基地の滑走路からでの離着陸だけでなく、国内各地の山を削ったシェルターへの配置、さらには戦闘時には国内の高速道路を使った離着陸を行うための、短距離離着陸を可能としています。

主な武装には、空対空ミサイルのBVRミサイル、WVRミサイル、空対地ミサイル、巡行ミサイル、レーダー誘導爆弾、空対艦ミサイル、モジュラー偵察ポッド、BK-27 27㎜機関砲を装備、最大速度はマッハ2.0です。

素早い時間での給油と、兵装を可能としており、少ない人数での整備ができる事が特徴、他のヨーロッパ戦闘機と比べるととても小型で、とても小回りがききます。

この小型ということと、整備にかかる人数が少なくて済むことは、輸出の際のアピールポイントとなり、小型でありながら多目的の戦闘機ということで、現在まで南アフリカ共和国、ハンガリー、チェコ、タイ、スイス、ブラジルといった国が輸入しています。

ヨーロッパ各国の戦闘機は、全ての特徴としてデルタ翼を採用していること、そして小型であることが共通して見られます。

なぜなら、アメリカのように多くの予算が戦闘機につぎ込むことができないこと、国土が狭いことに起因しているからですが、その分、先端技術を駆使し、小型でありながらも高性能の戦闘機を作っていることは、賞賛に値すると思います。

特に、フランスとスウェーデンは、自国で素晴らしい戦闘機を作り上げることで、飛行機産業の発展にも寄与、また各国に輸出されており、ヨーロッパ製の戦闘機が活躍することで、アメリカ製の戦闘機と今後は対等に扱われていくでしょう。

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