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攻撃ヘリコプター、アパッチ

2015年3月6日 いつきワークス ミリタリー雑学

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アパッチといえば、攻撃ヘリコプターの中でもハインドと並んで有名な機体で、現在も活躍している兵器のひとつ。

この機体の性能や、開発経緯などを攻撃ヘリ自体の魅力もふまえながら、ご紹介したいと思います

そもそも攻撃ヘリコプターとは何か

攻撃ヘリコプターといえば、戦闘用に始めから設計された機体を持つヘリコプターの事を指し、輸送ヘリコプターなどに武装を追加したような機体の事は、武装ヘリコプターと言います。

主な装備は、機関砲やロケット弾、対戦車ミサイルなどで、主に対地攻撃兵器を装備している場合が殆ど。

戦闘機と違い、ホバリングしながら敵を殲滅出来るので、制圧力が高く、豊かな対空装備を持っていない限り地上兵器では、殆ど太刀打ち出来ない空のハンターです。

アパッチを開発する原因となった機体、コブラ

世界初の攻撃ヘリコプターといわれるのがコブラで、アメリカ軍ではアパッチに取って代わられたものの、まだまだ現役で運用している軍も多い攻撃ヘリで、最も有名な攻撃ヘリコプターといってもいいでしょう。

1967年の登場以降、しばらく主力攻撃ヘリコプターとして活躍し、20mm機関砲やTOW(対戦車ミサイル)を搭載して、ベトナム戦争や湾岸戦争で猛威を振るいました。

この機体が生まれたのは、普通のヘリコプターに武装を施したガンシップ系が非常に活躍したものの、生存率の低さや巡航速度の低下が問題となり、開発が急がれたせいです。

アパッチの登場とその背景

上記のコブラの活躍により、更なる後継機種の開発計画の結果生まれたのが、AH-64(通称アパッチ)です。

アパッチの開発が急がれたのは、旧ソビエトをはじめとした各国が戦車などの増強を勧めていた当時、その脅威に対抗しようと考えたためです。
(基本的に、地上兵器の花形とも言える戦車はその主砲射角や機動性能から攻撃ヘリコプターにはめっぽう弱い。対空ミサイルを装備している戦車もあるが、それでは対策として万全ではなく、かなりおし負ける)

アパッチ以外にもシャイアンという攻撃ヘリコプターが開発計画に上りましたが、そちらはコストの高さが問題になったため、まず機体を開発してから、兵装や火器管制装置を開発するという二段計画で製作されており、ヘリ開発にはボーイング、ロッキード、ベル、ヒューズという各社が参加し、試作段階では、ベルとヒューズが残り、最終的にヒューズの攻撃ヘリが採用されました。
(ヒューズとだけ聞くと、ピンと来ない方もいるかもしれませんが、この会社は「地球上の半分の富を持つ男」とも言われ、その人生が映画化もされたハワードヒューズが立ち上げた会社のひとつです。)

一方、兵装や火器管制装置の開発においては、ヘルファイア(アメリカ軍の対戦車ミサイル)に合わせて開発され、ノースロップ社とマーティン・マリエッタ社が争った結果、マーティン・マリエッタ社のものが採用されました。

こうして生まれたアパッチの量産型第一号は、1984年にアメリカ陸軍に導入され、以降21世紀に入ってからも、ずっと量産し続けられています。

アパッチの基本構造

メインローターの素材はステンレススチールなどを多様しており、4枚構造、テールローターも同じく4枚構造で、騒音軽減のために交差角60度でX字に重ねられているのが特徴で、このローター部分は本機を輸送機でも運べるように取り外しが出来るように設計されています。

装甲に関しては、操縦席周辺に乗員を守るように設計されている他、被弾した際、2名同時に負傷しないように、座席間に透明なシールドが配置されています。

また、墜落時の生存率を上げるべく、座席にも装甲がとりつけられ、着陸脚や胴体下、機関砲は衝撃を吸収するように設計されています。

エンジンまわりに関してもアルミ合金の装甲版がとりつけられており、対弾性が高く、燃料タンクは自己漏洩防止式が採用。

メインローターも23mm砲弾が直撃しても最低30分は運行出来る様につくられているので、アサルトライフルなどで射撃した程度では、全く傷がつきません。

ちなみにエンジン排気口には、排気口周辺の温度を下げる赤外線サブプレッサーが搭載されているため、赤外線誘導式の対空ミサイルがロックしにくいように設計されています。

アパッチの武装について

固定武装は、30mmチェーンガンを1門搭載。搭載弾数は最大1200発で、最大射程距離は3000kmに及び、この武装だけでもかなり驚異的で、制圧力は高いです。

ミサイルやロケット類に関しては、ヘルファイアのみならば16発搭載可能。発射後にロックオンする事も可能ですし、母機以外からのレーザー照射でも誘導ができます。

またハイドラ70ロケット弾だけなら76発搭載可能で、一気に地上を焼き尽くす事ができます。
(ちなみにハイドラロケット弾の派生でるダガー(誘導装置付ロケット弾)はヘルファイアとの互換性を重視しており、混載運用が可能)

追加装備としては、空対空ミサイルが装備可能で、スティンガーやサイドワインダーを装備する事が出来ます。

空飛ぶ戦車と形容される理由

上記のように、重装甲で重装備な事から、空飛ぶ戦車とも呼ばれます。

自軍が制空権を持っている範囲では特に猛威を振るうのも通りで、地上から戦車を、空からアパッチを進軍させれば、防御するには相当な装備が必要。

これは最もシンプルな制圧攻撃スタイルの1つで、第三世界などでは特に多く利用されている作戦です。

アパッチの派生型とは

AH-64が機体型番なら、その後ろにAやBなど、アルファベットをふって派生型を分けています。

AH-64A

Aは初期型。特に目立った改造もされていない型です。

AH-64B

BはAの改造型。計画では新型ローラーやGPSの採用などが考えられていたが頓挫します。

AH-64C

Bの中止をうけ、開発された派生型の内、低価格モデル(ミリ波レーダーを排除)として作られたのがC。後にこの型番は無くなりました。

AH-64D

Dが最も派生型で有名な機体。

通称、アパッチ・ロングボウと言い、グラスコックピット化、エンジンの性能アップ、電子装備の性能アップ、高性能ミリ波レーダーの取り付けが行われている。

この内、高性能ミリ波レーダーのおかげで、複数のロックオン、目標の危険度評価、ヘルファイア発射後に自機離脱などが可能となり、火力や生存性能を大幅にアップさせています。

AH-64E

通称、アパッチガーディアン

Dをさらに進化させた最新型で、2012年に採用。

現状で最強のアパッチであり、少しずつ増えている状況です。

AH64F

内容は定かではないですが、現在構想中といわれる最新の派生型。

アパッチガーディアンはまだ新しい派生型なので、やはり最も有名なのはアパッチロングボウ。ローター上の円形レドームが特徴的なので、概観をみるだけで直ぐに区別できます。

アパッチが登場する映画やTVゲームなど

その有名さ故、すべての登場作品をあげるのは無理ですが、戦争を体感するオンラインゲームとして有名な、コール オブ デューティシリーズやバトルフィールドシリーズには挙って登場しており、メダルオブオナーやエースコンバットなどのシリーズでも多く登場しています。

映画の場合は、機体名そのまま「アパッチ」という映画に登場する他、インデペンデンスデイや宇宙戦争にも登場。

アメリカの攻撃ヘリコプターといえばアパッチ!といっても過言ではないくらい登場します。
(対をなすように多く登場するのがハインドですが、あちらはロシア製です)

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